立山 | 立山室堂山荘

7/21梅雨明け以降、朝は晴→昼近く雲湧く天気。雨&残雪は少な目。初夏の花が盛況。紫外線対策必要

イワツメクサと龍王岳(2023.07.29 立山室堂山荘 )
イワツメクサと龍王岳(2023.07.29 立山室堂山荘 )
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天気・気温

07/29(土) 12:30 晴 気温22.0℃ 
富山市の天気予報
明日
曇のち雨
25℃
15℃
明後日
雨のち曇
20℃
16℃
日本気象協会提供 2024年5月18日 10:00発表
松本市の天気予報
明日
曇のち雨
25℃
12℃
明後日
雨のち曇
22℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月18日 10:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■天候
7/29 12:30 晴 気温22.0℃ 

■概況
7/21に北陸地方は梅雨明けしました。
梅雨明け後は毎日同じで典型的な夏の天気のパターンとなり、毎日午前中は晴で昼近くなると雲が湧き始めます。
雨が降ったのは梅雨明け後1回のみでです。
例年と比べると残雪の量もかなり少ないです。

■室堂平周辺で確認した現在咲いている花
アオノ ツガザクラ ツガザクラ イワイチョウ イワイチョウ 、イワウメ、イワオトギリ、イワギキョウ、イワツメクサ、 ウサギギク ウサギギク 、エゾシオガマ、キジムシロ、 キバナノコマノツメ キバナノコマノツメ クルマユリ クルマユリ 、コイワガガミ、 ゴゼンタチバナ ゴゼンタチバナ コバイケイソウ コバイケイソウ 、コメバ ツガザクラ ツガザクラ シナノキンバイ シナノキンバイソウ ショウジョウバカマ ショウジョウバカマ ダイモンジソウ ダイモンジソウ 、タカネイバラ、タカネ ウスユキソウ ウスユキソウ 、タカネツメクサ、タカネニガナ、 タテヤマリンドウ タテヤマリンドウ 、チシマギキョウ、ヂムカデ、チョウノスケソウ、 チングルマ チングルマ ツガザクラ ツガザクラ ナナカマド ナナカマド ハクサンイチゲ ハクサンイチゲ 、ハクサンボウフウ、ヒメクワガタ、ベニバナイチゴ、 ミツバオウレン ミツバオウレン 、ミネズオウ、ミヤマクワガタ、 ミヤマキンバイ ミヤマキンバイ ミヤマキンポウゲ ミヤマキンポウゲ 、ミヤマゼンコ、 ミヤマダイコンソウ ミヤマダイコンソウ ミヤマリンドウ ミヤマリンドウ 、ヤマガラシ、 ヤマハハコ ヤマハハコ 、ヨツバシオガマ

初夏に咲く花は全て咲いています。現在は チングルマ チングルマ ヨツバシオガマ ヨツバシオガマ ウサギギク ウサギギク が目立って咲いています。

■天候
室堂の気温は 5℃~20℃前後です。
8/1の日の出は04:56頃、日の入りは18:58頃です。

登山道の状況

■登山道 7/29
室堂~一の越間は5mの雪渓が1本、20mが1本残っています。軽アイゼンを用意するほどではないですが、下りは慎重に歩いてください。

室堂周辺の道は全て夏道です。

■以下 山と溪谷オンライン付加情報
登山道の情報があります。参考にして下さい
・富山県警察山岳警備隊
https://twitter.com/toyama_sangaku

登山装備

登山には3000m山岳の夏山登山装備が必要です。
晴れている日は紫外線が強いのでサングラスと日焼け止めは通年必須。

注意点

■体調不良や怪我による遭難が多いです。
下りは特に集中を切らさず、一歩一歩しっかり歩いてください。

■アルペンルート
2023年度の営業期間は、4月15日(土)~11月30日(木)
https://www.alpen-route.com/index.php
立山黒部「雪の大谷フェスティバル」終了
黒部ダムの観光放水 6/26(月)よりスタートしています

お知らせ

■室堂山荘 
電話 076-463-1228

室堂山荘HP、Twitter
http://www.murodou.co.jp/
https://twitter.com/murodousansou

■宿泊には予約が必要です
空室状況は立山室堂山荘ホームページに記載してありますのでご確認下さい。

既に7月下旬~8月中旬までは半分以上の日で満室となっております。
当山荘に限らず室堂の宿泊施設でお泊りを考えているお客様は早めの計画をお勧めします。

■見どころ
・重要文化財の室堂小屋解放
雨の日は閉じたままにしていますが、天気の良い日は中を閲覧できるようにしています。

■奥黒部ヒュッテ(系列の小屋になります。黒部ダムの近くです。)
営業中。9月末まで営業予定です。
※7月中旬頃、奥黒部ヒュッテ~針ノ木側「平の渡し」までの道が崩れていましたが、現在は修復済み。歩行可能

昨年の今頃の様子は?

融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11

融雪進むも登山にはアイゼンやピッケルの用意を。サングラスは観光でも必要。植生保護に留意2023.06.01

雪解けが進んでいますが、天候崩れればまだ冬に逆戻。登山装備は油断禁物(サングラス必須)です2023.06.07

稜線の雪は融雪しハクサンイチゲなど咲き始めましたが、山腹には残雪が多くアイゼン推奨です2023.06.14

立山室堂山荘周辺の過去の様子

  • 今日はガスのため客室棟すらぼやけて見えます
  • ガスって見晴らしがありません
  • 夕景 
  • 夕方は太陽が出ました。
  • 朝は予報とは裏腹のガス。視界20mほど
  • 立山の様子
  • 室堂山荘の様子(小屋明け準備中)
  • 周辺山岳はまだまだ雪山です
  • 昨日の降雪で、うっすら積もりました。今日は1日いい天気でした
  • これより下山します。今年度も多くのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
  • 先週末にまとまった降雪がありました。現在約1mほど積雪しています
  • 小屋に来るまでも踏み跡以外を歩くと腰まで埋まりました。

立山室堂山荘

現地連絡先:
076-463-1228
電話番号:
076-463-1228
連絡先住所:
〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂

地図で見る
http://www.murodou.co.jp/

施設の詳細を見る

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 ふつう立山と呼ぶ場合、雄山神社を祭る雄山(3003m)か、浄土山、雄山、別山を含めた立山三山を指す。昔は毛勝三山から薬師岳辺りまでを含めて立山と呼んだし、江戸時代の文人画家、谷文晁(たにぶんちよう)の『日本名山図会』では別山、立山、剱岳をひとまとめに「立山」としている。つまり漠然とした山域なのだ。  その山域の最高峰が大汝山。古くは御内陣と書かれているので、雄山神社の奥社だったと思われる。縦走路から少し東にそびえている。  花崗閃緑岩質片麻岩で構成される大汝山には、西側に氷河地形として知られるカールがある。日本の地理学のパイオニアで、日本の氷河地形を初めて発見した山崎直方の名をとった山崎カールで、天然記念物に指定されている。  冬の北西の季節風で豪雪が山の東側に積もるため、日本のカール地形はほとんど東斜面に発達しているので、西斜面の山崎カールは珍しい。室堂から見ることができる。  地籍は富山県中新川郡立山町。乗鞍火山帯に属す火山で、溶岩台地の弥陀ガ原の上にそびえている。立山のもう1つの顔は加賀の白山とともに北陸の霊山として古くから信仰されていた修験道としての山。  開山は大宝元年(701)で越中介佐伯有頼(慈興上人)が鷹狩りの折、手負いのクマを追って奥山に入り岩屋に追い込んだが、中に入ると阿弥陀如来と不動明王に化身し「立山開山」を命じたとか。同じ8世紀には越中国の国守に任じられた万葉の歌人、大伴家持が「立山に降り置ける雪を常夏に 見れども飽かず神からならし」と歌ったように、立山は霊位に満ちた山なのである。  後年、天台宗と真言密教の修験道場となり、立山三山を極楽、地獄谷と剱岳を地獄に見立てた思想が独得の立山講を生み、山麓の芦峅寺衆徒の立山曼茶羅図による視覚に訴える全国布教で信者を増大させていった。ことに、宗教上のタブーだった女性にも極楽往生ができるという「布橋大潅頂」がセールスポイントで、江戸時代での先進的、精神的女性解放の旗印だった。  イラスト入りで地獄極楽を説き、ほかの宗門では不可能な、女性でさえ極楽往生ができるという説教を聞かされたときの驚きと喜びが、立山講中の賑わいを生み、芦峅寺から材木坂を登り、長大な弥陀ガ原をたどって室堂や雄山へと、三十数kmもの山道の苦行を悦びに変えていたのである。  現在の登山者は室堂までケーブルカーやバスを乗り継ぎ、室堂から2時間30分で雄山へ、さらに15分で最高峰の大汝山に登り着く。

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