西穂山荘からの現地情報 西穂独標・焼岳周辺の情報

まだまだ雪たっぷりの厳冬期。最低気温-12℃、山荘付近の積雪270cm。吹きだまりもあります。樹林帯では落雪に注意。

西穂山荘

▲樹林帯では落雪に注意(17.03.16 西穂山荘 )

松本の天気予報
明日

曇のち雪
7℃ / -2℃
明後日

雨のち晴
10℃ / 2℃
(日本気象協会提供:2017年3月24日 17時00分発表)
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天気・気温

03/16(木) 晴れそうで晴れない天気 最低気温は-12.0℃、最高気温は-4.0℃。積雪270cm。

周辺状況

3/16(木) 上空の雲が薄くなり空が見えることもあるのですが、山荘周辺のガスは抜けず、晴れそうで晴れない天候でした。
午後に一時的に雪が降りましたが、薄らっと積もる程度でロープウェイからのトレースが消えてしまうことはなさそうです。
樹林帯では木の枝に雪がとても重たそうに載っていますので、近くを通るときには落雪に注意した方がよいでしょう。
西穂山荘付近の朝の最低気温は-12.0℃、最高気温は-4.0℃。
積雪量は山荘付近の積雪計で270cm。吹き溜まりになっている場所には、さらにたくさん積もっています。

3/15(水)昨晩から降りはじめた雪が降り続きました。
降雪量は多くないですが、風が弱かったので除雪したあとから少しづつ積もっています。
山荘から上の稜線では、新たに降った雪の下が、岩なのか、硬く凍った雪の層なのか、それとも吹き溜まりの柔らかい雪の層なのか、判別がつきにくくなっています。
独標や西穂山頂まで登られる方は、十分慎重に足元の雪の状態を確かめながら進んでいった方がよいでしょう。

3/14(火)朝方は曇りで山荘周辺はガス。日の出は見られませんでした。
しかし10時を過ぎたころからガスの中から太陽が現れ、上空に青空が広がりました。
急いでカメラを持って丸山に上がると、眼下には雲海が広がり、西穂高の稜線も写真に収めることができました。
時間にして3時間余り。その後は再びガスに覆われ真っ白になりましたが、晴れた時間
帯が良かったので、この景色を見ることができた方は多かったようです。
西穂山荘付近の朝の最低気温は-6.0℃、最高気温は+1.0℃でした。
積雪量は山荘付近の積雪計で270cm。吹き溜まりになっている場所には、さらにたくさん積もっています。

3/13(月) 午後からガスが出はじめ、夕方には雪が少し降りだしたため、残念ながら夕日を見ることはできませんでした。
お天気に恵まれた週末でしたが、これからしばらくは雲が多い天候となりそうです。、一時的にガスが抜けたり雲海が見られたりと、雲の変化にとんだ風景を見られるチャンスがあるかもしれません。

3/12(日)西穂高岳は風も弱く、気温も高くて良い日和となりました。
朝方は高層の雲が空を覆っていましたが、次第に薄くなり午後はスッキリと晴れました。
天気図を見ると、地上天気図では高気圧の中心に近く、500hPaの予想天気図でも上空には気圧の尾根があり、渦度も負の領域にあって、まさに文句なしの天気図です。
朝から快晴と大きな期待をして来られたお客様の中には、朝方の高層の雲を見て、「何でこんなに雲が多いの?」と疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この雲は西の空の300~400hPaくらいの高さにあった湿りが上空の風によって流
されてきたもの。(500hPaにも湿った空気はありましたが、穂高連峰よりもう少し北に位置していました)
このようなものは、一般の方が見ることのできる予想天気図には出てきません。
地球を取り巻く大気の流れによって作り出される天気は、本当に複雑なもの。更に山の天気となるとより複雑極まりないものです。
では、勉強してもしょうがないのか、となると決してそんなことはありません。
天気の大まかな傾向を把握しておくことは、リスクを回避するためにも、山行をより楽しいものにするためにも、大変重要なことです。
完璧を求めてもそれは無理な話だと自覚した上で、分かることから積み上げていくことが、長く楽しく天気を学ぶコツではないかと考えています。

3/11(土) ここ数日降り続いていた雪は、昨日の夕方までにはほぼ止んだものの、今日も山が濃いガスに覆われたときはチラチラと舞っていました。
寒気が入ったため、標高2637mの西穂山荘付近も冷え込み、最低気温は-16℃でした。この寒さと風の弱さが影響したのか、積もった雪をよく見ると、美しい形の結晶がはっきり確認できました。日の光を浴びると雪面がキラキラと輝き、とても綺麗でした。
天候は東の空は晴れていたものの、西の空には濃いガス。夕日は無理かとあきらめかけていたところ、あっという間にガスが抜け、荘厳な雲海に沈む夕日の姿が忽然と現れました。西穂高岳が薄紅色に染まっています。この時を待っていたお客さん達は大喜び。「なんか涙出てきますね」との言葉が印象的でした。

3/10(金) 今週は雪の降る日が続きました。
3/10も西穂高岳は朝から風が強く吹雪で時折強烈な風で、木々が折れそうなくらい揺れていました。
前夜からの積雪は山荘前の吹き溜まりで1mを越えています。雪質はパウダーで、登山道では深いところで膝下位のラッセルでした。
西穂山荘付近の朝の最低気温は-13.0℃、最高気温-8.0℃。積雪量は山荘付近の積雪計で280cm。吹き溜まりになっている場所には、さらにたくさん積もっています。

●天気
3/16(木) 晴れそうで晴れない天気、午後一時的に少し降雪
朝の最低気温は-12.0℃、最高気温は-4.0℃。山荘付近の積雪270cm。
吹き溜まりになっている場所には、さらにたくさん積もっています。
3/15 前夜からの降雪が量は少ないものの降り続した一日
3/14 朝は曇でガスで日の出は見られず、10時頃から3時間ほど晴、のち再度ガス。
朝の最低気温-6.0℃、最高気温+1.0℃、山荘付近の積雪270cm。
3/13 午後からガス、夕方には少し降雪し夕日は見えず。
3/12 晴 登山日和
3/11 時々雪が舞う天気 夕方だけ晴れてきれいな夕日が見えました。最低気温-16℃
3/10 朝の最低気温は-13.0℃、最高気温-8.0℃。山荘付近の積雪280cm。

●日の出
現在、日の出は山荘前テラスから見ることができます。夕日も山荘裏手よりご覧になれますが、丸山方面に少し登った方がよく見えます。

登山道

山荘~ロープウェイ間のルートには、山荘の者が雪崩のリスクが少ないところに目印(竹の棒に赤布を付したもの)を付けてありますが、このルートから外れて歩くと、場所によっては雪崩を誘発する可能性があります。
強風による転滑落、低体温症・凍傷にも注意しましょう。

ルート状況が改善されるまでは、ご自身の経験・体力と照らし合わせ、甘い認識での入山は止めた方がよいでしょう。

●【お知らせ】岐阜県、長野県では、登山届の提出が義務化されています。
長野県登山安全条例
http://www.pref.nagano.lg.jp/kan…/tozanjorei/tozanjorei.html
岐阜県北アルプス地区及び活火山地区における山岳遭難の防止に関する条例
http://www.pref.gifu.lg.jp/…/bosai/sangaku/11115/jourei.html

・ネットでの届出が便利です。下記のサイトをご利用ください。
岐阜県北アルプス山岳遭難対策協議会のオンライン届出ページ
http://www.kitaalpsgifu.jp/climbing.html
公益社団法人日本山岳ガイド協会のオンライン届出ページ
http://www.mt-compass.com/

●登山道の様子 3/15
1.ロープウェイ~西穂山荘間
ロープウェイから西穂山荘までは樹林帯を歩く冬用のルートで、全面が雪に覆われています。
先週末にはたくさんの登山者が通ったので、トレースは固くしまって歩きやすくなっています。
ただ、急登のところは滑りやすいので、やはりアイゼンの用意は必須といえるでしょう。
竹の目印を設置していますが、雪で埋まってしまったり風で倒れてしまうことがありますので、よく確認しながら歩きましょう。
前日などに大雪となればコースタイムの2倍、3倍とかかる事もありますので、スノーシューやワカンを用意し、時間に余裕を持って行動しましょう。
西穂山荘付近の標高では、通常は高山病は発生しませんが、ロープウェイで一気に高度を稼ぐため体がついていかず、稀に軽い高山病の症状が出る方がいます。
ロープウェイの西穂高口駅で少し休み、体を慣らしてから登り始めると、そのようなことは起こりにくくなります。

2.西穂山荘~丸山
西穂山荘~丸山間では、降雪後にラッセルになるところがあります。
現在はよいトレースがついており快適に歩けます。
風の強いところは雪面が固くなっているため、基本的にはアイゼンが必要です。
丸山でならさほど危険な場所はありませんが、風が非常に強くなるため、防寒・暴風対策をしっかりしてお出かけください。

3.丸山~独標
丸山からお花畑までは、広い尾根の登りが続きます。
中間より上でもラッセルを強いられることがありますが、風で雪が飛ばされる場所は一部硬い雪面が出ています。尾根が広く傾斜もほどほどなため、アイゼンワークの講習等によく利用されています。
ただし、ホワイトアウトになるとルートを見失いやすいため、悪天候時の無理は禁物です。

西穂独標の100mほど手前から険しい岩稜帯となります。
ここからは信州側に雪庇が現れてきます。雪の付きかたや状態によってルートを慎重に見極める必要があります。
他の登山者のトレースが残っていることがありますが、安易に信用しては危険です。
独標直下の昇り降りに不安を感じるなら、山頂方面へは立ち入るべきではありません。

4.独標~西穂山頂
冬山上級者向けのルートです。現在ルート上の雪面は、比較的固くしまっている状態です。
アイゼン・ピッケルワークが身についていれば快適に歩けるかと思いますが、油断するとスリップにより滑落の危険があります。
十分な経験がなければ、容易に立ち入るべきではないです。
長野県側に雪庇が張り出しており、踏み抜きには注意が必要です。

5.西穂山頂~奥穂高岳
西穂~奥穂間の縦走路は、無雪期でさえ最も難しいといわれるルートの一つです。
厳冬期はよほど自信がある方でなければ立ち入ることはできません。

6.上高地~西穂山荘
上高地~西穂山荘までの登山道は、冬期は年末や春先を除いてほとんど人が通りません。
ご自身でルートファインディングができなければ、入山を控えるか経験者に同行してもらうのが良いでしょう。

7.西穂山荘~焼岳
西穂山荘~焼岳先までは、積雪期にほとんど人が入らず道も不明瞭です。
経験者でなければ立ち入りはお控えください。
焼岳小屋から上高地間の登山道上にかかるハシゴは撤去されています。

装備

厳冬期の北アルプスですので、相応の装備が必要になります。
山荘まではアイゼン・ワカン・ストックは必携。山荘より上に行かれる場合は、アイゼン・ピッケルは当然必要になります。
最近、ピッケルを持たずに独標を目指す方も見かけますが、丸山から独標へ向かう尾根は雪面が硬いことが多く、ピッケルがなければスリップしたときに止められません。ストックだけの方は、丸山から上へは行けません。

注意

●登山の注意
安全に山を楽しむための啓蒙活動も行われていますが、残念なことにこのところ事故が相次いでいます。
楽しみにしていたはずの登山で、突然の不幸が訪れるのを間近で見るたびにやり切れない気持ちになります。
中には運の悪い事故もありますが、多くの場合は実力・体力不足や悪天候での行動など、明らかな原因が認められます。
他人事だと思わず、ご自身の問題として登山の在り方を見直していただきたいと切に願っています。

●携帯電話情報
【ドコモ、au】 山荘付近・稜線ともに繋がります。
【ソフトバンク】 山荘西面なら繋がります。
山荘自家発電時、携帯電話、スマートフォンの充電ができます(20分間100円)。充電の際はご自身の充電アダプターをご用意ください。

その他のお知らせ

西穂山荘
http://www.nishiho.com/
北アルプス南部の山小屋では唯一通年営業しています。
・寝具は布団・毛布・枕を御用意していますので、シュラフは不要です。
・山荘に御宿泊のお客様も飲料水はペットボトルの販売のみとなります。
・消灯は21時です。
・お風呂はありません。

●山荘現地へのお問い合わせ
西穂山荘は北アルプス南部の山小屋では唯一通年営業しています。
(現地電話:0263-95-2506 )
外での作業中や電話線が不調の際、現地の電話は通じないときがありますが、無休で営業しております。
現地の電話は、固定電話の他に携帯電話の回線(080-6996-2455)も新たに開設しました。 
なお、ご予約は松本事務所(0263-36-7052)へお願い致します。
※3/15現在 現地の固定電話が不通となっています。現地へ御用の方は携帯電話080-6996-2455へお
掛けください ご予約は松本事務所0263-36-7052へお願い致します。

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  • 樹林帯では落雪に注意
  • 降雪が続きました
  • 稜線の様子
  • レンズ雲
  • このレンズ雲が現れると天候が悪くなります
  • 13時には雪が降り始めました。
  • 午前中は晴れていても午後からは雪と強風
  • ガスと強風です。
  • 18日の日の出は素晴らしく、真っ赤に染まった空に八ヶ岳の稜線から昇る様子がとても印象的でした。
  • 久しぶりの眩しい太陽と、雪をまとって白く美しい山々の姿を見ることができました。
  • かすかにポールが見える程度
  • 視界もなく一面雪
西穂山荘

連絡先:
営業期間
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