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南アルプス70キロ還暦縦走、仙丈ヶ岳・農鳥岳・白峰南嶺・悪沢岳・赤石岳

仙丈ケ岳・農鳥岳・白峰南嶺・悪沢岳・赤石岳( 南アルプス)

パーティ: 1人 (楽人 さん )

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行程・コース

天候

1~4日目:晴れ時々曇り、5日目:曇り時々晴れ午後一時雨のち霧、6日目:曇り早朝強風

登山口へのアクセス

バス
その他: 行き:甲府駅~北沢峠(2800円)
帰り:畑薙第一ダム~静岡駅(3000円)

この登山記録の行程

【1日目7/18火】
自宅(5:20)・・・(8:09)甲府(9:05)バス・・・(10:58)広河原バス(12:00)・・・(12:25)北沢峠(12:30)・・・五合目(13:45)・・・(14:43)小仙丈ヶ岳(14:50)・・・仙丈小屋(15:35)泊り
【2日目7/19水】
仙丈小屋(5:18)・・・(5:39)仙丈ヶ岳(5:53)・・・(7:52)伊那荒倉岳(8:00)・・・(9:19)野呂川越(9:40)・・・(12:32)三峰岳(12:40)・・・(13:22)間ノ岳(14:00)・・・農鳥小屋(14:50) 泊り
【3日目7/20木】
農鳥小屋(4:18)・・・(5:15)西農鳥岳(5:25)・・・(6:00)農鳥岳(6:10)・・・(6:50)大門沢下降点(6:55)・・・(7:11)広河内岳(7:20)・・・(8:35)大籠岳(8:55)昼食・・・(9:44)白河内岳(10:00)・・・(11:12)笹山(11:20)・・・(13:05)白剝山(13:10)・・・(13:57)奈良田越(14:02)・・・伝付峠(16:00頃)・・・(18:20)林道(18:25)・・・二軒小屋ロッジ(18:40)泊り
【4日目7/21金】同上泊り、休息日
【5日目7/22土】
二軒小屋ロッジ(4:20)・・・(7:47)マンノ―沢の頭(8:10)・・・(9:37)千枚岳(10:05)・・・(11:18)悪沢岳(11:35)・・・(12:25)中岳(12:35)・・・・(13:45)荒川小屋(14:05)・・・(14:27)大聖平(14:27)・・・小赤石岳(15:45)・・・赤石岳避難小屋(16:10)泊り
【6日目7/23日】
赤石岳避難小屋(4:45)・・・(6:10)富士見平(6:15)・・・(6:40)赤石小屋(7:10)・・・(9:25)椹島ロッジ(10:30)バス・・・(11:00)畑薙第一ダム(14:25)バス・・・(17:50)静岡駅(18:20)電車・・・自宅(21:00)

コース

総距離
約70.2km
累積標高差
上り約6,612m
下り約7,527m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

還暦を過ぎ40年前に茶臼岳から甲斐駒ヶ岳を縦走して以来、残された3000m以上の峰々を登るため、北沢峠から仙丈ヶ岳・農鳥岳・白峰南嶺・伝付峠を経由し赤石岳まで5泊6日。
1日目(北沢峠~千丈小屋)
 ・5合目までシラビソ・コメツガの原生林で急登苦にならず。
 ・6合目からハイマツ帯に入り、小仙丈ケ岳からは甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳・北岳・間ノ岳の眺望あり。
 ・小仙丈ケ岳の下部と上部は高山植物が点在する。
 ・出会った人、数名。

2日目(小屋~仙丈ケ岳~伊那荒倉岳~野呂川越~間ノ岳~農取小屋)
 ・仙丈ケ岳から大千丈ケ岳の岩稜帯は高山植物が点在する。
 ・苳ノ平手前から伊那荒倉岳・野呂川越過ぎまでは素晴らしい原生林の中を歩く。
 ・野呂川越から三峰岳は2580m附近にロープ・鉄線あり、左側の窪んだ岩場沿い進むと良いが高度感あり。
 ・三峰岳から間ノ岳の岩稜帯に高山植物点在、農鳥小屋まで岩石帯の急降下。
 ・農鳥小屋への最後の登り?は疲れた足にチョットきつい。
 ・出会った人、野呂川越まで誰とも会わず、間ノ岳迄で4名。

3日目(小屋~農鳥岳~広河内岳~大籠岳~白河内岳~笹山~白剝山~奈良田越~伝付峠~林道~二軒小屋ロッジ)
 ・農取小屋から西農鳥岳・農鳥岳(北岳の眺望)は岩稜帯。
 ・農鳥岳から大門沢下降点は数カ所雪渓を横断、二重山稜の明るい窪地に高山植物咲き、ライチョウの親子(親1、雛3)に遭遇する。
 ・大門沢下降点から広河内岳はハイマツ帯に明瞭な踏み跡あり、上部は岩稜帯。
 ・広河内岳から大籠岳は池ノ沢よりに少し下ってしまったので、尾根に無理やり戻る。
 ・大籠岳から白河内岳は岩稜・ハイマツ帯、中間付近で西側の踏み跡目印に×マークがあったので尾根筋に戻り、ハイマツを20m漕いで突破する。
 ・白河内岳から笹山は下り始めはケルン沿いに進むが、南方向に進路を変える低木樹林帯の入口を見つけるまで少し迷う。樹林帯に入れば明瞭な踏み跡が黒河内岳(ハエ多い)まで続く。
 ・笹山から白剝山は前半はハイマツの岩稜帯で後半は樹林帯、下りだし岩砕斜面で少し迷い2度トラバース、ハイマツ帯の踏み跡一部不明瞭、樹林帯は目印テープ少なく踏み跡所々不明瞭である。
 ・白剝山から奈良田越は樹林帯の中、下りで見るとテープ少なく感じた。
 ・奈良田越から伝付峠は前半はしっかりした林道、中間は一部大規模に崩壊した非常に危険な林道(斜面)、後半は問題ない林道。
 ※オシャリ沢山と西別当代山の中間付近の林道で、20m位の距離で熊(母熊1、小熊2)、牡鹿1に遭遇する。
 ・伝付峠から二軒小屋ロッジの林道は前半は所々山側崩壊多く、林道に巨礫多数、大きな沢(水あり)附近から崩落少なく工事車両入った形跡あり。
 ・出会った人、誰とも会わず。

4日目(二軒小屋ロッジで休息)
 ・晴天時の沈殿初めて!ロッジ前の庭(テント場)一人占め。

5日目(ロッジ~千枚岳~惡沢岳~荒川小屋~赤石岳~赤石避難小屋)
 ・ロッジから千枚岳は吊り橋を渡ってすぐ危険な急登(不安な梯子・ロープあり)が水平道分岐まで続く。ここで、赤テープが続く水平道に15分程迷込むが、小規模なガレが多過ぎるので引き返す。マンノー沢の頭までは危険なガレが数カ所あり、樹林帯の主な急登はここで終る。ダケカンバ帯の中を千枚薙まで行けばハイマツ帯に変わり、千枚小屋からの登山道と合流すると程なく千枚岳に着く。
 ・千枚岳から中岳はハイマツが点在する岩稜帯で、数カ所リッジ状の危険な所あり、千枚岳と丸山の間は高山植物が多い。
 ・丸山から中岳は悪沢岳(東岳)の急な下り坂に注意、荒川中岳避難小屋は今年は水不足で簡易食事も出せない。
 ・中岳を過ぎた辺りから雲行きが怪しくなり、お花畑(入口と出口に扉あり)を通過する間は雨に降られる。雨の中、大斜面に広がる高山植物の共演は見事!
 ・荒川小屋から赤石岳避難小屋は大聖寺平までは少し登るとあとは水平道、小赤石岳手前3030mまでは岩礫のジグザグ急登、赤石岳までは岩稜で北沢カールに雪渓が残り、直下に避難小屋が見える。
 ・出会った人、千枚岳まで1名、大聖平まで10名位、小赤石岳でトレイラン4名。

6日目(小屋~北沢源頭~富士見平~赤石小屋~椹島ロッジ)
 ・赤石小屋分岐から北沢源頭は岩礫の急坂で高山植物点在、富士見平までの前半は梯子・ロープ箇所多い危険な水平道、以後樹林帯に入り赤石小屋で朝食(塩ラーメン1000円美味い)、一気に東尾根(大倉尾根)を下り椹島ロッジに着く。
 ・出会った人、30名位、外人1名。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
トレランシューズ バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス カメラ 登山計画書(控え) ツエルト 医療品 非常食
行動食

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登った山

仙丈ヶ岳

仙丈ヶ岳

3,033m

伊那荒倉岳

伊那荒倉岳

2,519m

間ノ岳

間ノ岳

3,190m

西農鳥岳

西農鳥岳

3,051m

農鳥岳

農鳥岳

3,026m

広河内岳

広河内岳

2,895m

大籠岳

大籠岳

2,767m

笹山

笹山

2,733m

東岳

東岳

3,141m

中岳

中岳

3,084m

赤石岳

赤石岳

3,121m

千枚岳

千枚岳

2,880m

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