登山記録詳細

無雪期登山
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秋深まる槍ヶ岳をぐるっと周回(新穂高→槍ヶ岳→西鎌尾根→笠ヶ岳→クリヤ谷) 槍ヶ岳、笠ヶ岳(北アルプス・御嶽山)
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ロゥマウンテン さん

この登山記録の行程

【1日目】
新穂高温泉(06:10)・・・新穂高温泉駅(06:14)・・・穂高平小屋(06:54)[休憩 3分]・・・奥穂高岳登山口(07:30)[休憩 3分]・・・滝谷出合(08:31)[休憩 3分]・・・槍平小屋(09:21)[休憩 16分]・・・千丈沢乗越分岐(11:11)[休憩 17分]・・・槍ヶ岳山荘(13:30)[休憩 45分]・・・槍ヶ岳(14:27)[休憩 72分]・・・槍ヶ岳山荘(16:00)

【2日目】
槍ヶ岳山荘(06:20)・・・槍ヶ岳(06:39)[休憩 10分]・・・槍ヶ岳山荘(06:58)・・・千丈沢乗越(07:32)・・・硫黄乗越(09:13)[休憩 16分]・・・双六小屋(10:18)[休憩 13分]・・・弓折乗越(11:36)[休憩 8分]・・・大ノマ乗越(12:00)[休憩 11分]・・・秩父平(13:09)・・・笠新道分岐(14:26)[休憩 8分]・・・笠ヶ岳山荘(15:47)[休憩 56分]・・・笠ヶ岳(17:03)[休憩 29分]・・・笠ヶ岳山荘(17:42)

【3日目】
笠ヶ岳山荘(06:42)・・・笠ヶ岳(06:55)[休憩 22分]・・・雷鳥岩(08:20)[休憩 5分]・・・最終水場(09:06)・・・錫杖沢出合(10:13)[休憩 5分]・・・槍見温泉(11:04)・・・中尾高原口(11:09)

総距離 約36.8km 累積標高差 上り:約4,205m
下り:約4,323m
コースタイム 標準:27時間35分
自己:19時間57分
コースタイム倍率 0.72
 新穂高を中心に槍ヶ岳から西鎌尾根を経て、笠ヶ岳を縦走した。
 1日目は新穂高から飛騨沢コースで槍ヶ岳へ一気に登り、槍ヶ岳山荘泊。2日目はまず槍ヶ岳に再登頂し、西鎌尾根から双六山荘を経て、ちょっと長いが笠ヶ岳まで縦走し、笠ヶ岳山荘泊。3日目は笠ヶ岳に再び登ってから、クリヤ谷コースで新穂高まで下った。
 まず最初は、新穂高温泉から白出沢まで1時間半くらいの林道歩きとなる。途中、穂高平小屋へ林道をショートカットするコースがあるが、分岐点が不明のためそのまま林道を進んだ。白出沢からいよいよ登山道に入るが、槍平小屋までは徐々に標高を上げるのできつさは感じない。「最後の水場」あたりから視界が開けてくるが、同時に急登が始まる。千丈沢乗越分岐をすぎると飛騨乗越まではつづら折りの急登で非常にきつい。高低差100mごとにある標識をたどり、一歩一歩我慢しながら進んだ。飛騨乗越で急登は終了し、覆いかぶさるような槍の尖端が目の前に迫る。新穂高からここまで一気に2000mほど標高を上げたので、またもや頭痛とだるさに苦しめられた。また稜線は風が強く、汗冷えで体が震えるほど寒かったので、持っていたダウンとかすべてを着込んだ。槍ヶ岳山荘山荘で着替えて、体勢を整えてから山頂へ。山頂からは快晴の青空のもと360°の大展望が満喫できた。
 翌日は再び槍ヶ岳の山頂を踏んでから西鎌尾根へ進んだ。千丈乗越までは300mほどを一気に下り、核心部のルンゼに鎖場もあるが、遠目に見るギザギザ感とは違い、特に危険な箇所はなく稜線歩きを楽しめた。樅沢東峰、樅沢岳での登りをふんばり、それを下ると双六小屋にたどり着く。
 ここからは南に進路をとって、小さいアップダウンを繰り返しながら稜線を進む。このままなだらかに笠ヶ岳へ行けるのかと思ったら、抜戸岳が近づくにつれ、今いる位置との高さのギャップが目に入り、どう乗り越えていくのかといやな予感。それも秩父岩のすごい岩壁を目の前にして納得。岩壁を巻くように一段高い稜線までつづら折りの200mの急登が控えていた。そこを越えればいよいよ笠ヶ岳は目の前。抜戸岩をくぐり、山荘直下のキャンプサイトからの意外ときつい登りをふんばり、笠ヶ岳山荘にたどり着いた。山荘に荷物を置いてから、夕日に染まる槍ヶ岳、穂高連峰を眺めに、笠ヶ岳山頂へ進んだ。
 最後の日は再び笠ヶ岳へ。20分くらいの登りで登頂すれば、あとのコースは下るだけ。山頂の眺望を十分に楽しみ、山頂直下から下方へ続く道へ進んだ。道はクリヤノ頭までは展望のよい稜線歩きで、穂高などの山並みの余韻を楽しみながら歩くことができる。そこからクリヤ谷までは長い下りが続き、谷に出合えばあとは沢伝いに進む。途中に錫杖岳のみごとな岩壁を眺めながら、11時ごろには槍見温泉まで戻ってこれた。
 切れ落ちた稜線は当然ながら滑落要注意だが、だれもが慎重になる槍の尖端以外は、特別危険な箇所は感じられないコースだった。槍の尖端の鎖場とはしごは、ここに来た誰もが目指す場所なので、岩場に恐怖感のある人が前を歩いていると渋滞する。慌てず進むのをゆっくり待つしかない。槍ヶ岳は、台湾?韓国?からの団体ツアーがあるようで、山頂や山荘で外国人が非常に多いのに驚いた。
 一日目の天気はよい形で予想を裏切った。朝一番の快晴後、いつの間にか厚い雲に覆われて、飛騨沢を登るにつれてだんだん雲の中へ。上のほうは曇りで期待できないと思いきや、稜線に着くころにはなぜか急に晴れて、遠くまで見渡せる最高の天気となった。翌2日目は朝から富士山が顔を見せる快晴となり、3日目も続いて富士山が顔を見せるなかで北アルプス全体の眺望を満喫できた。

登山中の画像
登山画像
[新穂高センター]朝一番は快晴。最も明るくて高…
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[白出沢]ここまでは林道歩き。沢を渡っていよい…
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露岩した登山道だが歩きにくさはない。
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[槍平小屋]特にアップダウンもなく普通の道でた…
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[大喰沢]こんな沢をいくつも渡っていくが、どれ…
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[最終水場]その名の通りコース最後の水場。ここ…
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最終水場をすぎると飛騨乗越への急登が始まり、…
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紅葉に染まる西鎌尾根の稜線が見えてきた。
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[千丈沢乗越分岐点]このまま行けば、すぐ上の厚…
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ここまで来たら、眺望がなくても進むしかない。…
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下を見たら、少し晴れ間もあり、雲の下は視界が…
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上を見たら稜線まで晴れてきた。
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[飛騨乗越]何だかよくわからないが急に晴れて快…
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眼下には槍沢が広がり、正面に常念岳が構える。
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槍の穂先が目の前に!しかし寒さに震えているの…
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いよいよあこがれの槍のてっぺんを目指す。寒い…
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途中で尖がった岩が見える(小槍)。上から見る…
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上に行く人、下に行く人と、人が多いが、登りと…
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いよいよ垂直はしごに取り付いた。あとはしご2…
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槍ヶ岳登頂!風は強いが、快晴であらゆる山々が…
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真下に槍ヶ岳山荘。なかなかの高度感。
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鷲羽岳、水晶岳など裏銀座の山々が並ぶ。奥には…
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夕日に染まる姿もかっこいい。しかし本当に寒い。
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[槍ヶ岳山荘]ご来光
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[槍ヶ岳山荘]甲斐駒ヶ岳から並ぶ南アルプスの奥…
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槍ヶ岳山頂を再び目指す。この日の目的地である…
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[槍ヶ岳山荘]ようやく西鎌尾根へ歩を進める。手…
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[千丈乗越]300m近くを一気に下りてきた。ガレ場…
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[西鎌尾根]核心部のルンゼに来ると鎖場が続く。…
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双六小屋まで稜線が続く。
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まだまだ稜線は続く。
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たまにアップダウンもあるが、気持ちのいい稜線…
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北の眺めもすばらしい。野口五郎岳、燕岳、餓鬼…
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[硫黄乗越]ここまではほぼ下りのコース。ここか…
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樅沢東峰はトラバースしたが、樅沢岳は山頂へル…
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今日の目的地である笠ヶ岳の山容がだいぶ変わっ…
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[樅沢岳]北アルプスの美しい山並みが広がる。
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樅沢岳から下ってくると、双六小屋にたどり着い…
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[双六小屋]目的地は一番奥のてっぺん。朝と比べ…
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[双六池前]ようやく笠ヶ岳へ進む方向を変える。
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双六岳はなだらかな山容で、ハイマツに覆われて…
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槍ヶ岳方向もよく見える。ちょっと前まであそこ…
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[弓折乗越]新穂高から双六方面に登ってくるメイ…
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[弓折岳]山頂は稜線のコースから少し外れたとこ…
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大ノマ岳を越えると抜戸岳が見えてきた。稜線を…
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[秩父平]秩父岩とそこから鋭く落ちていく岩稜が…
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[秩父平]やっぱり急登が待ち構えていた。稜線ま…
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稜線に一気に出ると、再び北アルプス奥地の山が…
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[抜戸岳]コースを外れるが、しっかりと山頂も踏…
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再びなだらかな稜線を行く。
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足元には出発地の新穂高温泉が見えた。
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奥の笠ヶ岳の門となる抜戸岩の間をまさに抜けて…
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[笠ヶ岳山荘直下]キャンプサイトからの最後の登…
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[笠ヶ岳山荘]ようやく到着。この日は結構混んで…
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[笠ヶ岳]山頂から夕日に染まる槍ヶ岳から続く穂…
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[笠ヶ岳山荘]朝日が上がる前の槍ヶ岳、穂高連峰。
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[笠ヶ岳山荘]正面に穂高連峰。右奥には富士山も…
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再び笠ヶ岳山頂へ。
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[笠ヶ岳山頂]この日も快晴。奥に剣岳、立山から…
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山頂付近は薄い板状の岩が何層にも重なっている…
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下りも美しい稜線をたどっていく。手前に乗鞍岳…
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[雷鳥岩付近]ここまで一気に下りてきた。振り返…
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[雷鳥岩]
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クリヤ谷に入ると焼岳から乗鞍、御嶽方向が正面…
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[錫杖沢出合]途中から錫杖岳前衛峰の鋭い岩稜が…
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沢沿いには何カ所かの渡渉ポイントがある。
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[槍見温泉登山口]無事に下山口にたどり着く。
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