行程・コース
この登山記録の行程
東日原(09:07)・・・稲村岩のコル(10:01)[休憩 4分]・・・鷹ノ巣山(11:53)[休憩 117分]・・・縦走路分岐(14:12)・・・水根山(14:16)・・・六ツ石山分岐(14:54)・・・六ツ石山(14:59)・・・トオノクボ(15:21)・・・水根(16:27)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今朝はまた京浜東北線が止まった。経験を活かし20分早く家を出たので、迂回して予定通り新宿おくたま1号に乗車。今日は新宿駅を出る時点で、席が埋まり立っている人もかなりいる状態だった。
今日は川乗橋行きのバスが出ていた。もう川乗橋から川苔山へのコースは復旧したみたいだ。紅葉の頃にまた登りたい。
(★2017年11月1日に多摩川林務出張所 0428-83-2150 に電話で聞いたところ、川乗橋から川苔山へのコースはまだ通行止めで年内は無理、とのことだった)
奥多摩3大急登の1つである稲村岩尾根は長い!2時間(稲村岩尾根に至るまで1時間)急登を登り続けるわけだ。結構な体力が必要となるが、トレッキングポールを使ったこともあってか、角度は本仁田山の大休場尾根よりも緩く感じた(同じ程度のところもあるが)。今日は靴擦れ予防の絆創膏を縦に貼ってその上からテーピングテープを貼ったのだが、この作戦は結構よさそうである。絆創膏のパッドが長方形なので、縦の方が効果があるのではと考えた次第。
今日はロングコースなので、昼食時間を短縮するために、保温ボトルに入れた湯でカップヌードルを作った。使ったのはモンベルの「アルパイン サーモボトル 0.5L」。前日、家で試したところ6時間後で80℃だったが、鷹ノ巣山山頂でも十分だった。
ここまでは普通の楽しい登山。
山頂から下山し始めて10mほどのところで「大変だー」という声を聞いて戻ると、単独登山者の男性が脳卒中かなにかで突然直立状態から後ろに倒れ、後頭部を打ち、呼吸無し、脈無しという状態になっていた。単独登山者だから周りの20人ほどもほっとけず、携帯がつながるもの(docomo)が消防、警察に電話し、私も警察に電話した。それから警察からは何の連絡もなく、ヘリが来るのかどうかもわからず、ヘリが来るのも遅く、来ても運悪く霧が濃くなり近づけず、消防隊員が到着したのは、倒れてから1時間以上も経ってからだった。結局山頂には予定より1時間半ほど長くいた。
最初の消防の返答は「これから登ります」だったらしい。どんなけ急いで登っても2時間はかかるだろう。その間、周りのものはどうすればいいんだ?その間周りのものが待っていたら、下山時に遭難者が出かねないぞ。消防から連絡がないので私が警察に電話してヘリが必要だと言い、早く返事が欲しいと伝えたのだが、連絡はこず。対応がおかしいのではないか。倒れた人が助かりそうにないとは誰もが思うだろうが、周りの人がどうしたらいいか、何の連絡もない。「ヘリが向かいます」の一言がなぜ伝えられないのか。もっと想像して欲しい。
今日はロングコースで帰りはバスだったので、このままでは予定(16時過ぎ)の1時間後のバスにも乗れないと思い、急いで下山した。おかげで、倉戸山に向かう予定だったが道を間違えて六ツ石山の方に下りてしまった。水根の急な下りが嫌だったのだが、登ったことのあるコースでもあり、時間がなかったので仕方なくこのまま進んだ。
ところがなんと、予定していた16時過ぎのバスに乗れたのである。どんなけ速く下ったのだろう。
今日の教訓は、
・単独行者が遭難すると、周りの関係ない人に多大な迷惑をかける。遭難しない努力を日頃から心がける必要がある。
・山では携帯電話はあてにならない。知ってはいたが、思い知った。アマチュア無線4級の免許は10年以上前に取得しているので、無線機を買えばいいだけなのだが、遭難防止策の方が優先だと考え、後回しにしていた。今回のようなケースでしっかり役に立つようになるためには、「持っている」だけでは不十分。ちゃんと使えるようになじんでいることが大事だ。近々買おう!
フォトギャラリー:16枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
みんなのコメント