行程・コース
この登山記録の行程
さわらびの湯バス停(09:30)・・・白谷橋(10:00)・・・藤懸の滝(10:20)・・・岩茸石(11:25)・・・権次入峠(11:40)・・・棒ノ嶺(棒ノ折山)(12:00)[休憩 50分]・・・権次入峠(13:05)・・・岩茸石(13:20)・・・白地平(13:35)・・・さわらびの湯バス停(14:35)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
自宅近くの公園の広葉樹はすっかり葉を落とし地面に黄色や赤色の紅葉が出来ていた。
広葉樹が葉を落とすのは春から夏にはたっぷり光合成し栄養をためるけど日が短くなる秋はたいして光合成ができなくなるのでお役御免なんだって。
そしてじっと寒さに耐え来年の準備をする。
毎年同じ風景が繰り返されるけど自分も少しずつ歳をとって行くと思うと何だか憂鬱。
12月の師走。
早朝の車のフロントガラスは霜でびっしり。
今年ももう残りわずかだな。
ご当地アニメに埼玉県の飯能市を舞台にしたヤマノススメというものがありまして。
たまにはメジャーな山に行こうと相方の友人Y君と飯能市の山奥にある棒の峰に行くことに。
下道2時間弱のドライブ。
自宅近くから見る栃木や群馬の山々は良く見えていたが東京との県境の山には雲が掛かっていた。
さわらびの湯の登山者用の駐車場に車を止める。
谷あいには冬桜が綺麗に咲いていた。
車道を登り有馬ダムへ。
石積の簡素なダムだが水を蓄えた名栗湖はエメラルドグリーンに染まり青空の向こうには仁田山や有馬山見え綺麗だな。
名栗湖沿いに白谷沢登山口へ。
ここから沢沿いの道を登って行く。
暫くすると藤掛の滝。
ここからゴルジュ帯に入って行く。
何回か渡渉するが水量が少ないのでたいして登山靴も濡れずに済んだ。
落ち葉が水面に溜り様々な色を醸し出す。
岩肌と堆積した落葉のコントラストも綺麗。
ゴルジュ帯を過ぎると緩やかな沢沿いの道。
その後山間部を走る林道を越え幾つかのコースが交差する岩茸石に到着。
一昨日降った雨で滑る木道を登り権次入峠に。
ここからひと踏ん張りで棒の峰山頂へ。
頭上は雲が覆っているが北側には丸山や堂平山などの奥武蔵の稜線と低く立ち込める雲の間には遠く谷川岳や赤城山、日光連山が霞んで見えた。
足元には名栗湖、東側は関東平野が広がる。
お昼時もあって頂上は大勢の方々が昼食タイム。
中には外国の方もチラホラ。
やっぱり人気があるんだなあ。
山頂でゆっくり過ごし下山。
帰りは滝の平尾根を降る。
滝の平尾根はうっそうとした杉木立。
登山道は杉の根が張り出し滑るし慎重に。
14時半頃駐車場到着。
帰りはさわらびの湯に浸かり帰宅。
今年最後の山行も無事終了。
冬場は老体に鞭打ってスキーに行こうかな。
来年も健康で山登り楽しみたい。