行程・コース
天候
曇り時々晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
武蔵五日市駅バス停(1番のりば)から西東京バスの運行する路線バス(五18(藤倉行))に乗車し、元郷で降車する。バス停のすぐ横に臼杵山への登山道入口がある。
この登山記録の行程
元郷バス停08:08 - 09:30臼杵神社 - 09:43荷田子分岐 - 09:47臼杵山09:52 - 10:18石津窪山10:19 - 11:05市道山11:31 - 12:25栗ノ木沢ノ頭(トヤド) - 12:50弾左衛門ノ峰-新多摩線81号鉄塔分岐 - 12:54弾左衛門ノ峰12:55 - 12:59鳥切場(森久保峠) - 13:27鳥切場(森久保峠) - 13:36津地尾山 - 13:49入山峠(新) - 13:59豆佐嵐山(棚沢入ノ峰・ウツギ窪ノ峰)14:07610m圏峰(舟子尾根ノ頭) - 14:21523m圏峰(川口丘陵方面分岐) - 14:29今熊山(呼バワリ山・今熊神社本殿)14:52 - 15:15金剛の滝15:49 - 16:31廣徳寺(広徳寺) - 17:17武蔵五日市駅
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
春到来を思わせるような陽気が続いた週末、春を訪ねて臼杵、市道、今熊を歩いてみました。なお、市道、刈寄については一昨年7月に歩いたことがあり、自身としてこのエリアは2度目となります。実際に歩いたルートは次の通り。全般的に道標や登山道など、しっかり整備されており、危険な箇所はありません。
①元郷バス停~臼杵山~市道山
②市道山~鳥切場~今熊山
③今熊山~金剛の滝~広徳寺~武蔵五日市駅
・・・が、②の鳥切場で刈寄・今熊に向かう道標を見落とし、関場峠分岐の方向に進んでしまいました。このため時間をロスし、当初の計画では刈寄を加え戸倉三山を巡る予定でしたが、刈寄をパスしてしまいました。負け惜しみではありませんが(^-^;、関場への分岐を確認できたことは大きかった!。高尾からも意外と近いようで、アプローチがしにくいこのエリアへの選択肢を広げることができるように思います。実際のトライはもう少し先になりそうですけど(笑)。
さて、肝心の花の方ですが、臼杵、市道周辺は、標高が高いこともあり吹き抜ける風は肌寒く、日当たりのよいところではダンコウバイや馬酔木などが既に花をつけてはいましたが、まだ、これからといった感がありました。
一方、今熊山では、山頂近くの日当たりのよい斜面ではスミレが咲き、金剛の滝に向かう登山道途中ではヨゴレネコノメソウ、滝近くではハナネコノメソウなど、また武蔵五日市駅に向かう道では梅が満開。今回のルートを、今熊山から歩いたら、花に目をうばわれ今熊山だけで終わってしまっていたかもしれませんね(笑)。今熊山にはもう春が訪れているようです
フォトギャラリー:99枚
おはようございます。いきなりですが、元郷バス停です。武蔵五日市駅から西東京バス(五18(藤倉行))でここまで来ました。
今日は戸倉三山、今熊山、金剛の滝をガッツリ歩く予定ですが、そのスタートに元郷から登る臼杵山をチョイスしました。その臼杵山への登山口は元郷バス停近くの自販機から「5m手前」になるそうです。
ちゃんと、登山口がありました~。わかりやすくていいですね(笑)。準備を整えて、「ガッツリ歩き」のスタートです。さぁ、今日も頑張りましょう!
・・・登山口からいきなりの急登、なかなかピッチがあがりません。もう少し「慣らし」が欲しい・・(汗)
白っぽい、もじゃもじゃの花を咲かせているのは寒菅
このルート、このようにとても立派な道標が整備されています。
尾根道から、木立の間から見えているのは富士ではありませんか!曇りの予報、かつ元郷から見えるとは思っていなかったので、ちょっとしたサプライスでした。「よっしゃー!」、ここで気合がはいります(笑)。
ダンコウバイの群生
まだまだ、しっかり見えています(笑)。
急登続きの中で、ホッとする足休めのような尾根道が
臼杵山山頂に近づくにつれ再び急登続き。ロープが有難いですね~。
尾根の途中にあったTOKYO FM 檜原中継局。周囲に遮るものがなく素晴らしい眺望が広がっています。正面に見えるピークは大岳
大岳のアップ。
TOKYO FM 檜原中継局を過ぎると見えてきたのは、臼杵神社
小さな祠の前には、凛々しい顔をした今風の狛犬と
お犬様(阿形)があります。
このお犬様については、かつては、猫像ではないかという論争もあったようです。
こちらは吽形。残念ながら、壊れています・・・。
臼杵神社から見える富士、冬枯れならではのワンショット。
神社の周りは馬酔木が群生しています。日当たりのよい木は花が満開です。
若干雲が残っていますが、空が青い!
さらに尾根道を進むと見えてきたのは、臼杵山山頂。地味な山ながら、標柱はとても立派(笑)。
お約束のタッチ!
東側の木々が伐採されており眺望があります。武蔵五日市の方向になるのでしょうか。やや霞んでおり、春の訪れを感じさせる風景です。
これより次の目的地、市道山に向かいます。
登山道は尾根のピークを忠実にトレースするように付けられておい、アップダウンを繰り返しながら進んでいきます。これがなかなかこたえますね~(汗)。
途中にあった笹平への分岐
市道山山頂が見えてきました。
臼杵山から70分ほどで市道山に到着~♪一昨年7月以来、2度目になります。山頂には、すでに笹平から登ってきたというパーティがいらっしゃいました。元郷からここまで誰にもあわず歩いてきたこともあり、ホッとした瞬間です(笑)。
市道山からの眺望。これから向かう刈寄山等の山々が連なって見えています。少し早いですがランチタイム。気温は高くなるという予報だったのですが、風は冷たく上着を着ての食事です。
お腹いっぱいになったところで再スタート。ここからもピークを忠実にトレースした尾根が続きます・・・。
キブシでしょうか、黄色の房がまるで葡萄のようです。
道標に札がかけられています。
ここは鳥屋戸と呼ばれていたようです。今年1月に、鶴ヶ鳥屋山(つるがとやさん)に登った際に知ったのですが、鳥屋は「鳥の渡りの季節に張る霞網に用いる囮の鳥を入れておく小屋」の意味だそうです。かつては、このあたりでも霞網猟が行われていたのでしょう。
鳥切場の刈寄山分岐。ここでやらかしてしまいました。うっかりこの道標を見落とし、尾根沿いに関場峠への分岐まで進んでしまっていました。途中でお会いした方に教えてもらい気付いた次第です。このルートは一度通っていたので大丈夫だろうと思っていたのですが(汗)
刈寄山に続く登山道。
分岐から約20分ほどで入山峠に到着。鳥切場あたりから巻道が設けられているところが多く、最大限活用させていただきましたm(__)m。ゲートの脇に登山道が付けられています。
しばらく進むと、刈寄山・今熊山分岐。鳥切場での道間違いで時間をロスしてしまったため、一昨年7月に既に登っていたこともあり、刈寄山をパス。今熊山に向かいます。
今熊山への登山道の様子
気持ちのいい尾根道が続いていますが・・何やら場違いな重機の音が。
その正体は採石場でした。入山尾根の一部が大きく削られています。
日当たりのよい今熊山山頂直下。スミレが咲いていました。今日初めての出会いです。
こ石段を登ったところが今熊山山頂になります。
階段途中にあった今熊開運稲荷社。ここまでの無事の山行に感謝し礼拝。
その上には今熊神社。神社入口にあった狛犬(阿形)。
随分古い感じです。前脚が破損してつっかい棒がつけられています。その姿か痛々しい…。
こちは吽形。何があったのか、バラバラになっています。
神社境内にあった今熊山標柱。
山頂からの眺望。先程の採石場が見えています。
武蔵五日市の方向でしょうか。晴れていると、東京スカイツリーも見えるそうですが、今日は残念ながら。
こちらは今熊神社の本殿。
本殿の前に小さな置物(?)が。よく見ると馬でした(笑)
神社で小休止。スイーツを補給して元気が出てきました。もう一踏ん張り、金剛の滝に向かいましょう。
金剛の滝へはこちらの道です。
以前はここから金剛の滝に行けたようですが、落石の恐れがあるため通行止めになっています。
途中にヨゴレネコノメソウが群生しているところがありました。
ほぼ満開の状態。緑がかった色合いのため、見過ごすところでした。
はじめて見ましたが、なかなかいい感じです~。それにしても「ヨゴレ」を名前につけるとは、ちょっとかわいそうな気がします。
金剛の滝への分岐
ここから山斜面を河原まで一気に下ります。
河原に到着。奥に見えるのは、金剛の滝(雌滝)です。
金剛の滝(雌滝)。落差は4mあります。
雌滝の横には手彫り感のあるトンネルがあります。ここをくぐると、
お目当ての金剛の滝(雄滝)。落差は18mあります。先日、六方の滝の直前まで行きながら見逃していたこともあり、ちゃんとゲットできて喜びもひとしお。岩肌を滑るように静かに水が流れ落ちている様子が、周囲の景色とマッチしていい感じです。
皆さんにこの雰囲気をお伝えできないのが残念です。
そう、こちらは今が旬のハナネコノメソウ。
特徴ある赤いヤクがバッチリ。金剛の滝付近に群生しています。
花がとても小さくて、私のデジコンでの撮影はムズかった…、比較的よく撮れているものをピックアップして掲載してみました。それでは、しばしのハナネコノメ祭りをお楽しみ下さい♪
~♪
ずっと見ていたい気がしますが、時間も遅くなってきたので、そろそろ武蔵五日市駅に向かいましょう。
河原から、直接、広徳寺・小峰公園に向かいます。途中にあったユリワサビの花。
春の訪れを感じさせますね。二株ほど花が咲いていました。
広徳寺に到着~♪創建ほ応安6年(1373年)になるそうです。
境内に入ると、目に飛び込んでくるのは総門。室町期の面影をとどめているといわれており、市文化財に指定されているそうです。かなかな見ごたえがあります。
総門の後ろにあるのは大銀杏。
垂れ下がった樹皮が年代を感じさせますね~。紅葉は見事だそうで、秋にまた訪れてみたいですね。
苔とのコラボでのワンショット。茅葺きの屋根とマッチして、なかなか風情があります。
こちらは本堂。古にタイムスリップしてしまったよう感じがします。
武蔵五日市に向かう道沿いの梅、今が見頃といった感があります。
河津桜でしょうか、こちらも見頃を迎えています。
こちらは梅林、梅のかおりが立ち込めています。
秋川沿いを通って駅に向かいます。
武蔵五日市駅に到着~。途中、地元の方に近道を教えてもらったこともあり、5時21分発のホリデー快速に間に合うことができました、ありがとうございました。今日も無事でお疲れ様でした。
装備・携行品
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