行程・コース
この登山記録の行程
山頂駅(10:10)・・・縞枯山荘(10:25)[休憩 10分]・・・雨池峠(10:40)・・・縞枯山(11:10)[休憩 20分]・・・茶臼山(12:10)[休憩 20分]・・・縞枯山(13:10)[休憩 20分]・・・雨池峠(14:10)[休憩 15分]・・・縞枯山荘(14:30)[休憩 20分]・・・山頂駅(15:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
阿弥陀岳で事故がありました。亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。
この日は出発時間が遅かったため、軽い場所に行きました。登山というよりトレッキング。ただ、雰囲気は冬山。阿弥陀岳と南八ヶ岳のパノラマが美しかったです。思わず手を合わせました。
軽アイゼンとストック使用。ピッケルは不要です。北横岳を含めこの周辺は、おそらく日本で一番簡単に登れ、かつ本格的な雰囲気が楽しめる冬山です。これから冬山を始めたい人はもちろん、冬山をやりたくないが雰囲気だけ体験したい、という人でも全然OKです。
雨池峠まではワカンの足跡もありましたが、そのほうがいいかも。夏は美しい草原の中に木道が通っている爽快な道ですが、今は雪のため木道は関係なくなっていまして、ところによりズボズボしていました。登山道は軽アイゼンで十分。私は4枚爪の一番簡素なヤツ。それで十分ですが、無いとちょっときつい。縞枯山の登山道は、美濃戸から行者小屋まで至る南沢に雰囲気が似ています。南沢の森の道をずっと登りにした感じ。ただ、南沢の半分以下の距離で山頂に到達します。縞枯山の山頂の標はほとんど埋没していたので、積雪は1mはあると思います。ただ、山頂といっても眺望はまったくないので、少し先の展望台に行きましょう。高見石のような感じの岩場ですが、雪に埋没していて夏より歩きやすいです。
茶臼山もそのままトレッキング気分で行けます。茶臼山の展望台からは北アルプスの眺望がとても美しいです。横岳や赤岳の山頂からより距離がずっと近いので、より美しいです。
昼過ぎにかけて雪の表面が融けてきていましたが、終日歩きやすかったです。快晴で風も穏やか。気温は高く、最後は手袋を外していました。
本当は雨池まで周遊する予定だったのですが、写真撮影に夢中になり時間が足りなくなったので、茶臼山から引き返しました。ロープウェイの最終が午後4時ということですが、4時だと早すぎますよね。スキーのお客さんもまだまだたくさんいました。
たまには、こうした軽いのも悪くないですよ。
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