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花咲山から岩殿山へ!大月駅近辺の小山を2つ繋いでプチ縦走!

お伊勢山、大岩山、花咲山、サス平、稚児落し、天神山、岩殿山、国立温泉 湯楽の里( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:武蔵小山6:07→東急目黒線→大岡山6:12~14→東急大井町線→溝の口/武藏溝ノ口6:29~40→南武線→分倍河原7:04~20→京王線→高尾7:40~47→中央本線→大月8:28~40→富士急バス→上真木8:58

復路:大月13:45→中央本線→高尾14:21~22→中央線→立川14:36~46→南武線→矢川14:49→徒歩→国立温泉湯楽の里15:05~16:40→〃→矢川16:56→南武線→武藏溝ノ口/溝の口17:28~35→東急大井町線→大岡山17:47~50→東急目黒線→武蔵小山17

この登山記録の行程

上真木バス停9:00→お伊勢山登山口9:03→お伊勢山531.7m9:07→愛宕神社9:12→天照大神社9:13~9:15→天満宮9:17→根神(お伊勢山出口)9:20→花咲山登山口9:32→馬の背状の露岩9:54→大岩山(胎内仏道)717m9:59→花咲山755m10:12~20→花咲峠山10:27→サス平610m10:35→中央高速側道(登山道出口)10:54→県道10:58~11:00→稚子落し登山口11:08→稚子落し11:34→天神山599m11:45→鎖場11:57→築坂峠12:07→大月からの道に合流12:16→岩殿山山頂12:20→烽火台(本丸跡・最高地点)634m12:24~34→丸山(白旗史朗写真館)12:46~49→登山道出口12:52→大月駅13:03

合計4時間3分

コース

総距離
約11.6km
累積標高差
上り約1,183m
下り約1,328m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

5月19日(土)は、午前中雨の予報が出ていたので、近場で雨が早目に上がりそうだった山梨県大月市の「花咲山(梅久保山)」と、それだけじゃちょっと短すぎる気もしたので隣の「岩殿山」を繋いで登ってきました!

花咲山は、顕著なピークが幾つかあり、標高の割りにアップダンが多いので、ミニ縦走気分が味わえる山です。山と高原地図ではバリエーション扱いされていますが、道は明瞭で標識もしっかりあり、山頂こそ展望はありませんが、途中に見晴らしの良い露岩や伐採地が点在しています。

岩殿山は、登ったことの無い人あんまりいないんじゃないかというぐらい目立つ大月駅裏の岩山なので、特に書くこと無いんですが、10年ぶりぐらいで登ったら異様なぐらい山ガールだらけになっていてあれ~こんな山だったかな~という感じでした。昔は爺さんと近所の犬の散歩ぐらいしか居なかったのに。

ということで、電車を乗り継いで大月駅まで行きます。花咲山は初狩駅から歩いてもそんなにないんだけれど、予測では8時半の時点で雨が残ってる可能性は五分五分だったので、すでに晴れてきていたんだけれど予定通りのハマイバ行のバスで上真木バス停まで。9時スタート!

まずは花咲山に登る前に、お伊勢山というのが近所にあるらしいので良くわかんないんだけど寄って行きます。

お伊勢山というのは、大月市が生んだ偉大な山岳写真家白旗史朗の顕彰碑がある、山というより展望園地で、バス停から登山口まで3分で到着。登山口から山頂まで4分で到着。10分かからずに1山ゲット-♪いいのかこれで?

でも白旗大先生の碑があるだけあって、富士山の展望は絶景!絶妙なるアングルです!

ここの南斜面は桜の園地になっていて、4月に桜祭をやったのか、片付けがまだ済んでない提灯の電球が残されていました。

桜の園地を下って行くと、愛宕神社がまずあって、続いてすぐにお伊勢山の名前の元になったであろう新しくて立派な天照大神社があり、トイレと喫煙所を挟み、さらに天満宮があり、下って根神で人の家の庭に降り立ちます。

庭先を抜けて集落の道に出たら、すぐを左折して道なりに行くと真木トンネルの前に出ます。トンネルとは反対方向に上って行くと、上りきったところに荒れた林道花咲山線の入口がありますが、これには入らず、軽く下ると左手上に立派な大月市の花咲山の標識があるので、そこから登山道に入ります。9時32分、花咲山登山開始!

花咲山の登山道は、良く踏まれていて、というか、春のシーズン前に一度整備したんじゃないかってぐらい登り始めは良い道です。

それを登って行くと、南面が伐採された高川山や三ッ峠山などの見晴らしの良い尾根に出て、さらに登ると伐採地は北側に移り、今度は大蔵高丸や白谷ヶ丸あたりの大菩薩系の山々の見晴らしが良くなり、そして突如として見張らし最高の馬の背状の露岩の上に出ます。大菩薩系の山々から三ッ峠山までが一望出来ます。

この馬の背状の露岩からひと登りしたピークが大岩山で、大岩の間を潜り抜ける箇所に「胎内仏道」と名前がつけられていました。胎内仏道の大岩の先が、ロープの張られた危険な岩場なので、山の北側に迂回路がもうけられています。

大岩山から危険な岩場を下り、また登り返したところが花咲山山頂755mです。10時12分、上真木バス停から1時間12分で到着。展望の無い静かな場所で、さっきの胎内仏道に比べ、あまりに可愛い金精様の祠があります。ここで今日最初の休憩。上り死ぬほど暑かったので、風が心地よい♪

花咲山山頂からは、テープで印がつけられている北東の尾根を下ります。南東の尾根にも踏み跡があるのでそっちに引き込まれないように注意して下さい。

真木からの上りに比べて、ちょっとバリエーションルートっぽくなった道をどんどん下っていくと、道祖神のある花咲峠に着きます。南北に古い峠道が越えています。

花咲峠からいったん露岩のあるピークに登り、再び下って登り返すと、サス平(叉平)に着きます。展望のない地味な場所で、小さな手書きのプレートが2つあります。

サス平からは下りるだけの道で、最後、石祠のある見晴らしの良い場所に出て、すぐ下の中央高速の側道に下りられます。10時54分、山頂から34分で下山完了です。

側道を左に下るとすぐ県道にぶつかり、大月駅方面右折の標識があります。でも岩殿山に行くので反対側に左折します。左折してすぐのところにあった自販機で水分補給!

岩殿山の稚子落しの登山口は、ここから川沿いの道を10分弱登ったところで、花咲山と同じような大月市の標識があります。

標識の先で橋を渡り、左に上る道を横目で見ながら、右下に進んで行くと、民家の手前の小さな橋を渡ったところから登山道が始まります。

登りはじめが階段の、結構な急坂を、汗だくだくでああ暑いと思いながら登って行くと、30分弱で稚子落しの岸壁の西端に登り着きます。

特に柵とか何も着いていないので、真下を見るとすごい眺めです。

岸壁から少し離れた位置にある登山道に戻ると、セイメイバン方面への分岐があり、再び岸壁の東端に出て、稚子落しに別れを告げたら、岩殿山への縦走路に出ます。

登山者というか、山ガールが反対側から次から次へと歩いてくる道を、逆にどんどん進むと、10分ほどで天神様の社がある天神山に到着。昔ながらの爺さんのグループが昼飯休憩してました。

天神山からいったん山の北側に回り込み、そのまま迂回路には入らず。再び稜線に戻って進むと、岩殿山縦走路のハイライト=鎖場に出ます。この鎖場、岩殿山から来ると登りがメインになるのでたいして怖くは無いんですが、稚子落しから来ると下りがメインになるので結構怖いです。

その鎖場を越え、さらに進むと城の堀割の跡という築坂峠に着きます。ここからようやく岩殿山本体の登りが始まります。道は上りつつも南斜面に巻いて行って、10分ほどで大月駅方面からの階段の道に合流し、階段をさらに5分ほど登ると、ハイカーがたくさん昼食をとっている岩殿山山頂に、12時20分、到着しました。稚子落し登山口から1時間12分かかりました。

でも、さあ休憩して帰ろう♪と思うのが素人の浅はかさ。岩殿山には、馬場を隔てた反対側にこの山頂よりも高い烽火台(本丸跡)という真の山頂があるのだ-!

ということで、疲れた体にムチ打ってさらに5分弱で電波施設がある烽火台(本丸跡)に到着。ここは景色も何も見えない無粋な場所なので誰一人いません。でも今度こそ休憩。水が何とかもって良かった~!

休憩後、さっきの名目上の山頂に戻って景色を見たら、階段を大月駅に向かって一気に下ります。

途中に丸山という、富士塚のようなものがある園地があって、そこの岩殿山ふれあい館についさっきお目にかかったような白旗史朗写真館があります。今日は白旗史朗に始まり白旗史朗に終わるな~!

でも、無料だったら入ったけれど、ここで財布出して、またしまって、駅に行ってまた出すの面倒だったので入らずに通過…。

丸山から登山道出口までは5分かからず、登山道出口から大月駅までは、水の残り飲みながら10分ほどで、13時3分、朝遅い雨の日用の代替案だったにもかかわらず、4時間3分で到着しました。お疲れ様でした。

で、時間も早いので、当然昼飯を食って行きます。いつも駅前の店ではなんなので、駅ちょっと手前にあった「正華」という中華屋に戻ってみます。

メニューいっぱいあって迷ったんだけど、コスパのいいラーメン400円と餃子400円を注文。味は極めて普通でした。

店のおばさんが、昔は登山帰りのおじさんたちが、帰りにたくさん宴会しに来たもんだけどという話をしていたけれど、岩殿山にいた山ガールはさすがに帰りに普通の中華屋へは寄らないだろーなーとは思った。まあ時代の流れですかね。

飯食ってもまだ14時前だったので、帰りに途中下車して温泉に寄って行くことにしました!

今回行ったのは、南武線の矢川駅から徒歩15分の「国立温泉 湯楽の里」です。立川から近いので、奥多摩や中央線沿線の山に行った帰りに寄れるんじゃないかとチェックしておいた場所。

行き方は超簡単で矢川駅を出たら右折して南へ真っ直ぐ進み、甲州街道と中央高速を横切った次の交差点の右側のスーバーバリューというショッピングセンターの奥にあります。

料金は土日930円で、泉質はナトリウム塩化物泉=要するにしょっぱい塩泉です。ただ湧出量が少ないのか天然温泉は露天だけで、内湯は人工炭酸泉やゲルマニウム泉などの企画湯になっています。サウナはドライと塩サウナの2種類。

ここで汗を流してビール飲んで、矢川の駅に戻って帰りました。

この前行った京王線や横浜線の片倉にある竜泉寺の湯と駅からの距離は同じぐらいですが、南武線沿線なので東急線沿線や川崎方面の人には使いやすいかなと思います。

大月駅~上真木~桑西~ハマイバ前 時刻表
http://www.yamanashibus.com/pdf/rosen/180402_otsuki/otsuki-imaiba.pdf

大月駅~上真木~桑西~ハマイバ前 運賃表
http://www.yamanashibus.com/pdf/regular/otsuki/fare_hamaiba.pdf

秀麗富嶽十二景 - 大月市
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/kanko/keitai/tozanjoho/8ban.html

大月市 岩殿山ふれあいの館
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/kanko/iwadonosan_fureainoyakata.html

中華料理 正華 - 大月 | ラーメンデータベース
https://ramendb.supleks.jp/s/74669.html

東京都国立市の天然温泉施設「国立温泉 湯楽の里」
https://www.yurakirari.com/yura/kunitachi/

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
トレランシューズ バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証
ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食
行動食 テーピングテープ

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登った山

岩殿山

岩殿山

634m

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岩殿山 山梨県

大月市のシンボル、スリル満点の岩峰・岩殿山 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
4時間45分
難易度
★★★
コース定数
20
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