行程・コース
天候
曇ときどき晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
奥多摩駅からバスで奥多摩湖停留所下車
この登山記録の行程
奥多摩湖(9:00)…(10:19)指沢山(10:30)…(11:40)惣岳山(11:50)…(12:10)御前山(12:28)…(13:06)クロノ尾山(13:10)…(13:26)鞘口山…(13:52)大ダワ(14:00)‥(16:26)愛宕山…(16:54)奥多摩駅
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回の登山記録は、御前山登頂はできたものの、ある意味で失敗の登山でした。かなりよろしくない内容ですが、自戒を込めて記録します。
御前山へは、奥多摩湖小河内ダムの脇にある登山口から入山します。入り口付近はダム展望台と同じ道ですが、途中で分岐するとすぐに急登になります。その後も頻繁に急登が出て来ます。高低差のグラフだけを見ると、なだらかで登りやすそうに見えたのですが、実際は急登の連続で、かなり体力を持っていかれます。
登山開始後、ほどなくして指沢(サス沢)山山頂に到着します。山頂には展望台が設置されていて、湖が一望できる景色の良い場所でした。一時間と少しの登りですが、結構な高さまで登ったことがわかります。
一休みしてから、惣岳山に向かいます。こちらも一時間と少しの道のりで、危険な場所はないのですが、やはり急登が連続する結構ハードな山道です。
惣岳山の山頂は、木々に囲まれていて展望はありませんが、木漏れ日が気持ちのいい場所でした。ベンチの数もそこそこあり、休憩するにはちょうど良い感じです。
惣岳山から御前山までの道はハイキングコースと同じで、植生保護のため道の左右に柵が立てられています。傾斜もそれほど急な場所はなく、歩きやすい感じでした。
御前山山頂に到着すると、結構な人数の登山者が昼食を取っていました。大岳山ほどではないですが、それでもベンチに座れない人がちらほらいる感じです。また木々の覆われているため、展望もほぼありません。また虫の数も意外と多く、あまりゆったりと休憩できる感じではありませんでした。のんびりと食事を楽しみたい場合は、惣岳山で昼食にした方が良いかもしれません。
御前山山頂からは、ハイキングコースを通って下山する予定でした。しかし、下山途中の最初の分岐で、地図で読んだ道とは違う感じの分岐に出くわしました。案内標識では、一方が右折して大岳山方面となっていたため、とりあえず左折して避難小屋方面に進路をとって進みます。避難小屋まで来てみると、小屋の脇からさらに道が続いているように見えますが、何か違和感があります。避難小屋にハイキングコース図があったので、それを確認してみると、どうやら避難小屋から先の道は、尾根づたいに下山するコースになっているようです。事前に調べたルートは、もう少し谷沿いにトチノキ広場に向かう道です。分岐した位置も違うようでしたので、実はもう少し先にまた分岐道があるのではないかと考えました。先ほどの分岐まで戻り、今度は大岳方面に向かいます。しかし、しばらく歩いた先にも分岐らしい場所はありませんでした。道の左側は結構な急斜面になっていて、ハイキングコースが通せるような場所ではありません。
その後も10分ほど道を進みましたが、道の左側はずっと急斜面で分岐らしい場所もなく、どうやら完全に大岳山方面に進んでしまっているようです。この段階で、予定していたハイキングコースを見失いました。
現状、自分がどこにいるかは把握できています。しかし、予定していた道が見つかりません。本来であれば、別ルートの可能性がありますが、道をまた戻って避難小屋から先に進み、確認してみた方が良かったと思います。しかしここで自分は、あえてそのまま進む選択をしてしまいました。
じつは今回の登山ルートを計画していた時、はじめは御前山から鋸尾根に抜けて、奥多摩駅まで下山するルートを検討していましました。しかし、体力的に結構きつくなりそうなこと、今回はトレッキングポールの使い方を覚えたいという目的もあったため、最終的にハイキングコースを使って下山するルートに変更した経緯がありました。このため、現在自分がいるコースは計画段階で確認済みであること、後半は一度通ったことがある道で、こちらのコースでも時間には余裕があること、また手持ちの水も十分な量が残っていたため、つい先に進む選択をしてしまいました。
予定コースを大きく外れる行為は、基本的にNGです。万一遭難した場合に、捜索の支障にもなります。安易な選択をしてしまったと反省しきりです。
結果的に、無事下山はできましたが、鋸尾根の中盤で膝が痛み出してしまい、コースタイムから大きく遅れてしまいました。トレッキングポールの習熟度は上がったと思いますが、とても褒められた行為ではありません。次回はもっと適切な「プランB」の調査をしてから登山しようと思います。
フォトギャラリー:16枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 | タオル |
帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | |||
【その他】 スマホ |
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