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尾瀬をぐるりと一回り(燧ヶ岳から富士山を望む)

燧ヶ岳、至仏山( 関東)

パーティ: 1人 (ロゥマウンテン さん )

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行程・コース

天候

1日目曇り、2日目山上は曇りのち快晴、3日目朝は霧のち快晴

利用した登山口

御池   鳩待峠  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 御池駐車場を利用。無人ゲート式なので24h入庫可。トイレ有り。1回1000円。福島県の山小屋に泊まって駐車場無料コインをゲットしたので駐車料金は無料。御池まで銀山平から100分。奥只見湖脇の細い山道を48km進む。

この登山記録の行程

【1日目】
御池(05:45)・・・広沢田代(06:30)・・・熊沢田代(07:13)・・・俎嵓(08:24)[休憩 16分]・・・柴安嵓(08:57)[休憩 7分]・・・俎嵓(09:21)・・・ナデッ窪道分岐(09:36)[休憩 5分]・・・浅湖湿原(11:07)・・・大江湿原(11:43)[休憩 5分]・・・尾瀬沼東岸(12:15)[休憩 25分]・・・浅湖湿原(12:50)・・・沼尻平(13:17)[休憩 6分]・・・白砂峠(13:43)・・・燧ヶ岳分岐(14:23)・・・見晴(下田代十字路)(14:33)[休憩 27分]・・・東電小屋分岐(15:17)・・・東電小屋(15:35)

【2日目】
東電小屋(06:45)・・・ヨッピ橋(07:05)・・・牛首分岐(尾瀬ヶ原三又)(07:45)・・・牛首(07:54)・・・山ノ鼻(08:17)[休憩 5分]・・・至仏山(10:23)[休憩 14分]・・・小至仏山(11:18)・・・オヤマ沢田代(11:46)・・・鳩待峠(12:26)[休憩 27分]・・・山ノ鼻(13:43)[休憩 8分]・・・牛首(14:17)・・・牛首分岐(尾瀬ヶ原三又)(14:27)・・・竜宮十字路(15:10)・・・見晴(下田代十字路)(15:35)[休憩 5分]・・・東電小屋分岐(15:49)・・・赤田代(16:01)

【3日目】
赤田代(05:00)・・・東電小屋分岐(05:12)・・・見晴(下田代十字路)(05:23)[休憩 5分]・・・燧ヶ岳分岐(05:38)・・・柴安嵓(07:43)[休憩 47分]・・・俎嵓(08:53)[休憩 3分]・・・熊沢田代(09:32)・・・広沢田代(10:00)・・・御池(10:26)

コース

総距離
約54.7km
累積標高差
上り約3,186m
下り約3,186m
コースタイム
標準25時間35
自己21時間7
倍率0.83

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 御池から入山し、1日目は燧ヶ岳へ登り、尾瀬沼を回って、尾瀬ヶ原へ。2日目は至仏山を巡って尾瀬ヶ原へ戻り。3日目は三条ノ滝を経由し御池へと、初めての尾瀬を満喫すべく全体を8の字にぐるっと回れる行程を組み立てた。しかし1日目は曇った燧ヶ岳から何も見れなかったので、3日目の予定を変更し燧ヶ岳に再登頂してから下山した。結果的に累積高低差が3000mを越えたが、1日あたりにすると1000mくらいなので、無理なく登ることができた。
 天気はちょうど梅雨明けと重なり、2日目の朝まで曇りだった天候が、昼前に至仏山山頂に立ったころから晴れだして、続く3日目まで快晴が続いた。2日目まで燧ヶ岳がなかなか姿を見せなかったが、至仏山の山頂では、その燧ヶ岳とともに眼下に広がる尾瀬ヶ原も望めた。また3日目の再チャレンジとなった燧ヶ岳山頂では、富士山が見えるほどの快晴で、西には妙高・火打から北アルプスの白馬岳や立山などの山並みの大展望が広がっていて、燧ヶ岳に再登頂したことが報われた山行だった。
 コースは、尾瀬ヶ原や尾瀬沼周辺などの訪れる人が多い部分は木道で整備され歩きやすい。しかし登山道となる燧ヶ岳へのルートはぬかるみが多く、ぐちゃぐちゃな状況だった。特に長英新道の下部や見晴新道の笹道は、滑りやすく歩きにくい。また蛇紋岩に覆われた至仏山では、道が乾いていても蛇紋岩の表面が滑りやすいので、燧ヶ岳と状況は違うがどとらもスリップには注意が必要。
 この時期に咲くニッコウキスゲだが、尾瀬沼の大江湿原にしか群落と呼べるものはなかった。どうやら鹿が花を食べるため、群落はすっかりなくたってしまったらしい。しかし意外なことに、山ノ鼻から至仏山への登りにもニッコウキスゲが多く、至仏山ではホソバヒナウスユキソウやオゼソウなどの希少種や、ほかにも色とりどりたくさんの高山植物を見ることができた。
 7月の三連休とも重なり、至仏山は団体ツアー客も多く、特に山頂は大渋滞した。登りも下りも行列ができて、すり替わるまで動くことができず、至仏山から小至仏山へは通常の倍以上の時間がかかった。鳩待峠から山ノ鼻までも、前後を団体客の行列に挟まれて、数珠つなぎで木道を歩くこととなった。日帰りやツアー客が多いこの辺りは、時間配分に注意したほうがよい。

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装備・携行品

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登った山

燧ヶ岳

燧ヶ岳

2,356m

至仏山

至仏山

2,228m

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