行程・コース
この登山記録の行程
上高地バスターミナル(05:24)・・・河童橋・・・岳沢小屋(07:02)[休憩 13分]・・・岳沢パノラマ・・・紀美子平(09:05)[休憩 13分]・・・最低コル・・・奥穂高岳(10:41)[休憩 30分]・・・最低コル・・・紀美子平(12:26)[休憩 15分]・・・前穂高岳(13:08)[休憩 7分]・・・紀美子平(13:38)[休憩 12分]・・・岳沢パノラマ・・・岳沢小屋(15:29)[休憩 20分]・・・河童橋・・・上高地バスターミナル(17:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
遠い昔、体力自慢のボクは友人二人と燕から槍、穂高を歩く表銀座を縦走した。全日天候に恵まれ予定通り進み 最終日、前穂高をピストンしてザイテンで下山する。起床すると、頭痛がする。何とか奥穂高まで登るも集中出来ない。泣く泣く吊り尾根を下る友人を見送り山荘で待機した。そして下界に戻ると色々な誘惑に動かされ山が遠ざかっていった。 年月を重ねて自分を振り返る年となった私は再び山を登り始めた。低山から高山へ、北アルプスを展望すると吊り尾根と前穂高を探す私がいた。まだ登る資格が無いので経験を積むことを心掛けてその時を待った。 情報社会、交通機関改善、上高地から日帰りピストンに決定する。足取りは軽く予定より早く紀美子平に着く。奥穂高を見上げるそのスケールに感動するが 噂通り、韓流パワーが凄い。高山病による頭痛も始まった。そして、奥穂高に着いた。直ぐに後ろを振り返るとあの時に戻った。「絶対に登るぞ。」「ジャンダルムに行けるかな。」「手を伸ばせば北岳より高いぞ。」 山頂は大賑わいだがそれにしてもジャンダルムも人で一杯だ。奥穂高、西穂高間も一般道みたいになりつつあるが滑落事故も多い。私も行きたい。その時を待とう。今日のメインルートは吊り尾根を経て前穂高に登る。ガレ、ザレ、岩場を一歩一歩かみしめながら歩く。紀美子平にデポして登るが急登できつい。そして念願の頂。忘れられない景色だ。ここまで順調で後はゆっくりと下山しよう。それにしても重太郎新道はすごいなあ。岳沢パノラマ過ぎた頃から右足アキレス腱に違和感が出始めた。予定より早めのバスに乗れるかもと色気を出した途端にだ。スピードを落とすが痛みが増している。バランスが取りずらい。景色を見て気分一新としたかったが駄目だ。結局登りより遅いタイムで最終バスに間に合った。「思い出に浸るのもいいが現実を見ろ。甘くはないぜ!」山行後で今までなかった上半身の筋肉痛があり脚の張りも強い。思いが長文になった。体調を整えて次は何処へ。
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