行程・コース
天候
晴れ、微風(駐車場の気温-14℃)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
駐車場までの道路は定期的に除雪されているようだ。別荘地内で路面凍結箇所がある、駐車場も除雪されていて、夏とほぼ同じエリアが使用可能。駐車場付近の道路外積雪は10㎝~20㎝
この登山記録の行程
横岳登山口(06:30)・・・貯水池(07:16)[休憩 20分]・・・枯木帯(10:40)・・・2644m地点(12:35)・・・枯木帯(13:30)・・・貯水池(15:00)[休憩 10分]・・・横岳登山口(15:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
駐車場から別荘内登山道(富士見岩までの散策道と共通)は車道を南に約100mほどのところに登山ポストがある。
国土地理院地図では、この登山口から上部に道路も別荘もないが、実際はさらに別荘地の碁盤の目のような道路があり、その道路を4本横切って、富士見岩の分岐を左に行くと南八ヶ岳林道の広い道に出る。南に下るとすぐに北沢にかかる大きな橋が見え、渡ったところが東屋がある庭園風の貯水池となっている。左端の大きな看板脇が登山道で、ここから樹林帯に入る。すぐに木の橋を渡り、ひたすら登る。積雪は徐々に増して枯れ木帯ではひざ上程度となる。2640m付近で一旦尾根に出る。ここまでは夏道の溝に沿って雪が積もっているので道がそれとなく分かるし、テープやロープがあって迷う要素はない。登山道はここから尾根の北側に数十メートル下がったトラバース道となる。トラバース道は一様な雪の斜面で、テープ類も少なく小さく、目立たないので夏道が分かりにくい。トラバース道といっても尾根に沿って登っているので水平道ではなく、また浅い山襞をいくつか横切っているために、その襞の谷が吹き溜まりとなっている上に、低温で雪が締まっていないので、足元が固まらないどころか、アリジゴクのようにずるずると潜り続けて、一層ラッセルに苦労させられ、抜けるのに体力と時間を消費する。足探りで潜らないところを進めれば股下、外すと胸まで潜る。1時間ぐらいで三叉峰直下の稜線に出られそうだったが、時間を考えて引き返すことにした。日帰り装備で荷が軽く、天候も安定していたので、夜なべ覚悟であれば稜線まで出られたと、後から見直してそう思った。登りでは気が付かなかったが、2590m付近の小ピークは周囲の眺めが素晴らしく、奥多摩方面の良い展望台であり、八ヶ岳東面、特に赤岳が素晴らしい。下山時に写真を撮ったが、モードを間違えていて写っていなかったことにはがっかりした。なお、この2640m付近から稜線通しに進もうと思ったが、しらびそや這松が密生していて、踏みぬき地獄で進めなかった。今回はアイゼンもピッケルも出番がなかった。
フォトギャラリー:15枚
駐車場
横岳登山口
富士見岩分岐
広くなった登山道
貯水池
テープや緑色のロープに導かれて
テープは要所にある
トラバース斜面(到達点)
トラバース斜面を引き返す(写真では雪が浅いように見えるが)
2590m付近の尾根上からの横岳
2590m付近の尾根上から赤岳東面
金峰山方面
左端のピークは甲武信岳、右回りに小川山(尾根1本手前)、国師岳、金峰岳(雪のある山)、小川山の右手前の暗い部分に瑞垣山
金が岳茅ガ岳と遠く右上に富士山
カシミールの地図では、トラバース道が稜線通しになっているが、実際は北斜面の稜線から30mほど下ったあたり。地図拡大レベル17で表示させると実際の道とずれるが、もう一つ拡大レベルを上げ、18にすると、稜線から北にずれて、国土地理院地図とも合致する。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 |
カップ | クッカー | アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ |
雪山用登山靴 | アイゼン | ピッケル | ワカン | ゴーグル | ロープ |
スリング |
みんなのコメント