行程・コース
この登山記録の行程
東日原(08:00)・・・一杯水避難小屋(10:00)[休憩 3分]・・・巻道分岐(10:20)・・・天目山(三ツドッケ)(10:31)[休憩 20分]・・・巻道分岐・・・一杯水避難小屋(11:00)・・・蕎麦粒山(12:00)・・・日向沢ノ峰・・・踊平(13:03)[休憩 5分]・・・横ヶ谷平(13:24)・・・曲ヶ谷北峰・・・東の肩(13:40)[休憩 5分]・・・川苔山(13:48)[休憩 5分]・・・東の肩(13:53)・・・舟井戸(14:04)・・・分岐・・・大根ノ山ノ神(15:06)・・・鳩ノ巣駅(15:42)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
奥多摩・天目山(三つドッケ)に登って、蕎麦粒山・踊平を経て川苔山へと日帰り縦走しました。ロングコースなので東日原から天目山往復もありと思っていましたが、10時半に天目山に登れたので思い切りました。
東日原から一杯水避難小屋まで。登山口からいきなりつづら折りの急登ですが30分程度で緩みます。道は砂礫が無く整備も行き届いてとても歩き易いです。この日は関東地方にも寒気が流れてきて、雪雲が通るたびに粉雪が舞う中の山行でした。
一杯水避難小屋から天目山へは酉谷山方面からアプローチするルートと小屋の裏から直登するルートがありますが、今回は酉谷山方面から登りました。こちらは北斜面のトラバースが多く、いったん融けた雪が再び凍った箇所が随所に残っていて、軽アイゼンつけた方が安心です。どちらのルートも時間は30分程度でさして変わりはないと思います。一杯水の水場は凍結はしていないものの、水はぽた・・ぽた・・程度のもので、汲めるほどではありませんでした。
蕎麦粒山を経て踊平へ出るルートは、仙元峠付近まではわりと整備されていて歩き易い印象です。随所に法面を石垣で固めてあって、かつて生活道路として利用されていた往時を忍ばせます。縦走路は基本は尾根伝いにつけられていますが、小ピークを迂回する地図に載っていないまき道があって迷います。多くの場合結局は合流するのですが、中には尾根を分ける分岐があるので初めて歩く場合は注意が必要です。例えば仙元峠分岐、鳥屋戸尾根分岐、踊平まき道分岐辺りは気を付けるポイントかと思います。
ちなみに私は気が付いたら蕎麦粒山と日向沢ノ峰を迂回するまき道を歩いていて、山頂は踏めずに通過してしまいました。しかもこのまき道はあまり整備がされておらず、崩れた砂礫が道に積もって傾斜を作っている箇所がいくつもあり大変危険です。また踊平まき道分岐の道標が分かりにくく(写真参照)、踊平と踊平まき道がそれぞれ逆方向を指しているように見えて悩みました。
さて踊平から川苔山。道は再び整備され歩き易くなります。川苔山は最後に急登が待っているので、東の肩にザックをデポして行きました。天気が良ければここで腰を落ち着かせてお昼ご飯と行きたい場所ですが、この日の山頂は雪雲に覆われ展望なし。風も強くて寒いので、写真を撮影してすぐに下山しました。
東の肩から鳩ノ巣への下り。この道は大勢のハイカーが歩いており危険個所はありませんが、道の状態は悪いです。雨で流れてきたり、斜面から崩れた礫が登山道にゴロゴロしていてとても歩きにくいのです。意識して足場を見定めつつ歩かないと捻挫や転倒の恐れがあります。登山道の取り付きは熊野神社の裏手と、もう一つ民家横に出るルートの二つがあります。今回は熊野神社裏手。気分の問題かもしれませんが、鳩ノ巣駅にはこちらの方が近いような気がします。鳩ノ巣駅は綺麗で広いトイレが駅舎横にあるのでうれしいです。ご参考まで。
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