奥多摩縦走トレラン 馬頭刈山~大岳山~御岳山~日の出山
馬頭刈山~鶴脚山~大怒田山~大岳山~御岳山~日の出山(日ノ出山)( 関東)
パーティ: 1人 (明日から本気出す!トレランver. さん )
馬頭刈山~鶴脚山~大怒田山~大岳山~御岳山~日の出山(日ノ出山)( 関東)
パーティ: 1人 (明日から本気出す!トレランver. さん )
軍道(07:15)…馬頭刈山(08:22)[休憩 10分]…鶴脚山(08:47)…つづら岩(09:17)…大怒田山(富士見台)(09:38)[休憩 10分]…白倉分岐(10:00)…大岳山(10:23)[休憩 30分]…鍋割山分岐(11:23)…綾広ノ滝(11:34)…長尾平(11:47)…御岳山(11:52)[休憩 4分]…随身門(11:58)[休憩 20分]…神代欅(12:20)…日ノ出山(12:43)[休憩 15分]…つるつる温泉(13:38)
今回は毎年恒例の奥多摩大岳山トレランで、馬頭刈山から日の出山を周回してきました!
馬頭刈尾根は大岳山の山頂に繋がるコースで、数ある大岳山登山コースの中ではかなりマイナーなコースです。途中、2人くらいしか合わず大岳山山頂まで静かでしたが、あまりに人が少なくちょっと不安になります。
大岳山からはいつもの賑やかな感じでしたが、数日前の寒波のせいであちこちに雪が積もっていました。御岳山のロックガーデンから大岳山に登るコースはハイカーが多く、雪で悪路になっていました。軽アイゼン履くほどではなかったですが、滑りやすくなっていたので慎重に下りました。
御岳山から日の出山、つるつる温泉までは特に問題なくトレイルランニング楽しめました。
▼アクセス
JR武蔵五日市駅から①番バス停乗り場より、上養沢行きのバスに乗り軍道(ぐんどう)に向かいます。
上養沢行きは1日に数本しかなくバスも小さめです。ヤマケイの地図には載っていませんが、荷田子のバス停から登るルートもあります。どちらも馬頭刈山手前の光明山(高明山)の登山道で、バスの時刻表見て計画すると良いと思います。
軍道バス停のすぐ近くに小学校があり、小学校の横の坂道を登っていきます。しばらく民家の道路沿いを登っていきます。道路のあちこちに道標があるので迷わないと思います。登山口手前に神社?寺?があり、下流の沢沿いから登山道に入ります。
▼~馬頭刈山(まずかりやま)
登山口から馬頭刈山までは光明山(高明山)を経て、ぐいぐいと急坂を登っていきます。この道は下りはなくずーと登りが続きます。標準CTで1時間半も掛かるロングルートです。何の変哲もない奥多摩らしい登山道って感じですが、高明山が神社になっていて鳥居、祠等が設置されていて神秘性があります。
高明山の神社跡を過ぎて山頂手前の階段登ると馬頭刈山の山頂に到着します。山頂は広く整備されていて数個ベンチが設置されています。山頂は木が生い茂っていて展望はほぼありません。木の間からこの日の山行中間地点の大岳山が見えました。馬頭刈山から見ると遠く感じます。
鶴脚山に向かう尾根道に入るとすぐ富士山が見えてきます。ここは関東の富士見百景に選定されていて、富士山の眺めがとても良いです。奥多摩の山域でこれほど富士山がくっきり見えるところは少なく貴重なコースですが、人が少なすぎます。単に時期や時間の問題でしょうか…
▼~鶴脚山(つるあしやま)~つづら岩~富士見台
馬頭刈山の山頂から馬頭刈尾根に入ります。ところどころ景色が良く、左手側方面に見える富士山を眺めながら登ることになります。山頂からいったん下り、鶴脚山の手前で登り返します。馬頭刈山から15分程度で山頂に到着します。鶴脚山の山頂はとても狭く休憩するよなところはありません。
鶴脚山からは小ピークが連続します。つづら岩まで2箇所ほど、ちょっとキツめのアップダウンがあります。この尾根道は狭く絶壁の悪路もあり、トレラン向きのコースではありません。
つづら岩はロッククライミングで有名な場所です。この日も数名のクライマーが登っていました。間近で見ると圧倒されそうな巨大な岩で見ごたえがあります。つづら岩付近は道が狭いので休憩場所には向いていません。もうちょっと我慢して富士見台まで行って休憩する方が良いと思います。
つづら岩から富士見台までいったん下った後に緩やかな坂を登っていきます。途中、小屋ノ沢山と大怒田山の山頂通りますが、道標がないので気が付かないと思います。大怒田山を下りヤセ尾根、鉄梯子の地帯を慎重に進むと富士見台に到着します。
その名の通り、富士山がよく見える山頂部となっていて、あずまやと複数のベンチがあり、このコースの休憩地点として最良の場所です。
前日の寒波で雪がありました。富士山の見える座れそうなベンチ見つけて休憩します。この先の白倉分岐から大岳山山頂の登り坂がキツくかなりしんどいので、しっかり休憩しておくと良いと思います。
▼~大岳山
本日の標高最高地点の大岳山山頂に向かいます。富士見台からいったん下った後、富士山が良く見える展望台を経て2つ分岐を通り過ぎます。2つ目の大岳山側の分岐が白倉分岐です。
白倉分岐を過ぎてから緩やかに登っていくと、さらに複数の分岐点に着きます。左側が鋸山方面からぐるっと廻るコースで一番遠回りのコースです。その先にまた分岐があり、右側は大岳神社に出るコース、真ん中は大岳山山頂に向かう直登コースになります。この分岐は道標がないので悪天候時は気が付かないかもしれません。
この日は直登コースから登りましたが、なかなかしんどい急登でした。しかも大岳山付近は雪が残っていたので滑り落ちないよう慎重に登りました。急登をゼーハーゼーハーしながら登ると大岳山の山頂に到着します。
山頂に到着すると目の前に三頭山から生藤山に続く笹尾根とその先にどーん!と構えた富士山が出迎えてくれます。富士山から左は丹沢山地が大山まで続き、その手前に生藤山、左側に行くと高尾山まで見渡せます。富士山から右は三ツ峠、黒岳、手前に三頭山、その奥に大菩薩嶺、手前に御前山、さらに右側に飛龍山、雲取山、鷹ノ巣山まで見渡せます。
この日はとても天気が良く、空気も澄んでいて山梨側の大菩薩や神奈川側の丹沢山地の山容がくっきり見えました。
▼~御岳山
大岳山から御岳山のコースは何度も通っているコースですが、この日はあちこちに雪が残っていたのでいつもより慎重に下りました。ロックガーデン手前の綾広ノ滝分岐からは雪もなくなったので、ここらランニング再開します。
御岳山からはいつもの賑わいです。御岳神社に参詣して山頂から大岳山を眺めて、随身門をくぐり茶屋で有名なくるみ蕎麦をいただきました。
▼~日の出山~つるつる温泉
御岳山の茶屋で昼食して最後の日の出山登ります。この道も何度も通っているコースで、登山道のコンディションも良くランニング楽しめました。
日の出山の山頂は多くのハイカーで賑わっていました。天気が良かったので都心部側の展望も良かったです。富士山は山頂部の角っこだけ見えました。
最後の休憩を取り、つるつる温泉のバス停まで下山します。小刻みの階段箇所は歩きにくいですが、歩き慣らされた登山道で険しい箇所もなくランニングしやすい道です。
無事、かすり傷ひとつもなく下山できたことを感謝し、つるつる温泉でひとっ風呂浴びて帰りました。まだ時間が早かったせいか温泉ガラガラでした。有名な温泉なので、夕方前あたりは入場規制するほど混むときがあります。
大岳山、御岳山、日の出山辺りは毎年通ってるマイトレランコースですが、今回の馬頭刈山コースはなかなか渋い感じのコースでした。
馬頭刈尾根自体はヤセ尾根や険しい岩稜地帯もあり、危険個所が多くトレランには向いていない印象があります。
天気が良ければ馬頭刈尾根から富士山が良く見え、登山道も静かで良いですが、人が居な過ぎてちょっと寂しさもあります。
奥多摩のこの辺りはまだまだ多彩なコースがあるので、色んなコースから登ってみたいと思います。
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | トレランシューズ |
バックパック | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 |
コンパス | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
【その他】
水1.5ℓ (ハイドレーションパック1.5ℓ) ウィダーインゼリー、プロテインゼリー ※トレッキングポールはトレラン用ポール (軽量、折り畳み式) 緊急時以外未使用 ※地図、コンパス、時計、GPS、カメラはスマフォアプリ |
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