行程・コース
天候
晴れのち曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
奥多摩周遊道路の途中の都民の森がスタートです
この登山記録の行程
都民の森(07:35)・・・見晴らし小屋(09:12)・・・西峰(09:42)・・・都民の(10:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
いつもと同じ三頭山に、いつもと同じく都民の森から行ってきました。普通に歩くだけでなく、道のないところを歩く練習の続きで行ってきました。
歩いたところは添付画像の赤線矢印です。まずはハイキングルートを歩き、尾根上の登山道を通過した先にある大きな谷筋です。道が南向きになるポイントなのですぐにわかりました。
谷のスケールは、標高差は200m、距離は水平で400mでした。
上の尾根の登山道に合流したら見晴らし小屋でゴールの算段です。
予想はしていましたが、とても歩きにくいw
かなりガレていた(岩がゴロゴロ)ので、浮石を踏まないよう、一歩一歩確認を取りながら進んでいきました。落石にも注意を払います。しょっちゅう木の枝が行く手を遮るので、迂回などでクリアしていきます。
都民の森の看板を事前に見たところ、私が歩いていたコースの上にもう一つコースがあり、谷の途中でそこに合流しました。
思わず一区切りついてしまったので続行するか考えましたが、当初の予定通りそのまま谷を詰めることにしました。そこから谷を見上げると、真正面にバットレスみたいな岩が見えます。とりま近づいて行って、その先に行けるか引き返すかその時に判断することにしました。
近づいて行ってみると迂回できるようになっていたので、右手に回りました。が、このポイントを迎える辺りから傾斜が急激に変化しました。
岩や木に捕まりながら上がっていくようになります。腹這いかよ!というくらいな感じです。脚も膝蹴りのようなカタチをとります。
谷に入った段階から、前回より起用しているハンドアックスを手に持っていました。身体を押し上げたり、木に引っ掛けて引っ張り上げたりと活躍は十二分です。
この辺から岩が厄介になりました。岩塊の突起をつかんだと思うと、もろくも崩れたりしました。浮石かそうでないかの判断以外にも注意項目が増えたのはすこしびっくりしました。
土の質も変化していって滑りやすくなりましたが、ちょうど杉の植林帯に入ったことで、一定間隔で手掛かりとなる木があるというのはありがたいです
見上げると尾根筋には他の登山者の歩く姿が見えたので、位置関係の見立ては間違っていないことは確定しました。
とにかく滑らないように足場を固めて体重をのせいていき、最後尾根筋が目と鼻の先に迫ったところで年配のご夫婦と目があい「大丈夫ですか」と心配していただきました。私が「大丈夫でーす」と元気に返事したら苦笑いされていました。
最後のひと踏ん張りで登山道に復帰すると、やりきった感で疲れが吹っ飛ぶような感覚でした。
未熟もいいところな私ですが、お山を始めてこの方、今日ほど「自分の目指している山行」を表現できたことはないです(誰に見せるものでもないですがw)。
↓大雑把な理想の列挙です↓
・歩きたいところを歩く
・歩きたいように歩く
・そこに美しい軌跡を描く
・困難な状況でも這い上がってみせる
そういう意味においても、今回は充実感でいっぱいでした。また、喜びのあまり登山道に復帰してすぐに"Yes !"と叫んでしまいました。また、山頂から下山するときには嬉しくて仕方なく、跳ねるように下っていきました(他の方の迷惑にならないよう注意しましたw)
これからも着実にステップアップを図っていきたいと思います。
他にも反省点、気づいたことを追記します。
ロープワーク技術が必須なのはもちろん、中途半端に奥へ突っ込んでしまった場合は戻ることも厳しくなるというのは、重く認識すべき事柄だと改めて感じました。
フォトギャラリー:9枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 | バックパック |
スパッツ・ゲイター | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
健康保険証 | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 |
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