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神津島天上山「空の上 砂と風の国を歩く」

天上山( 関東)

パーティ: 2人 (もりー さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ 時々強風

登山口へのアクセス

その他
その他: 泊まった宿から車を出していただき黒島登山口へ。

この登山記録の行程

旅館(7:55→車で)・・・黒島登山口(8:10)・・・黒島山頂10合目(8:55)・・・千代池(9:05)・・・表砂漠(9:25)・・・裏砂漠(9:50)・・・裏砂漠展望地(9:55)[休憩 10分]・・・裏砂漠(10:10)・・・新東京百景展望地(10:30)[休憩 15分]・・・不動池(11:00)[休憩 50分]・・・天空の丘(12:00)・・・天上山頂(12:15)[休憩 25分]・・・不入ガ沢(12:50)・・白島下山口(13:00)・・・那智堂(13:20)[休憩 10分]・・・白島登山口(14:05)・・・旅館(徒歩で→14:35)

コース

総距離
約9.2km
累積標高差
上り約766m
下り約764m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

令和になるGWに神津島に行ってきた。旅行ではあったのだけど、心にひっそりと天上山へ登ることを考えていた。数年前にあるブログでみた天上山に登りたいのもあったのだ。

島に入った令和の初日5月1日は、昼前に着き一通り遊んで夕方から雨。天気予報通りであった。深夜からは晴れが数日続く予報であったので、比較的楽観して当日を迎えた。とは言え、旅行でのスケジュールと雨での登山道を考慮して、当初予定していた黒島から登り白島に降りるコースを再検討するべきか・・・と思っていたのだけど、宿の大女将に話をすると、下りは白島のが圧倒的に楽とのことだったので、予定通り、黒島→白島のルートで行くことに。様子を見て周回を短縮するか判断することにした。

朝方、雨は予定通り上がっていた。吊るしてきた瑞牆山荘で買ったてるてる坊主がじわっと効いてくれたようだ。
ただ、町から見上げた天上山がガスに覆われていた。宿の人に車で黒島登山口まで送ってもらった。
黒島登山口にはトイレもちゃんとあった。登山届けに記入し、観光客用の木の杖を手に入れた。ここには2本しかなかったが、下山時の白島には20本くらいあった。地元の人が白島からこちらに持ってきてくれないと、手に入らないこともあるかもしれない。(と言ってもトレッキングポールや杖が必要なほどの道でもないです)

軽く準備運動をして登山口の表札の左より、久しぶりのハイキングへと一歩踏み出す。
低い樹々はすでに高山植物が多く見られた。時期的になのだろうか、花の百名山の割には花はあまりなかった。
登山道は良く整備されていて、非常に歩きやすい。途中振り返ると港と町がよく見える。だんだんと天候は晴れに向かっているのが分かる青空となってきた。なだらかな登りを40分ほど行くと10合目に着く。登山と言える道は実はここですでに終了。ここからは楕円型の山頂周辺の高低差のない道を散策するような感じとなる。
※花の百名山は誤情報でした、花の百名山ではありません。ただし新日本の百名山ではありました。

地元の人たちが色々なところにスポットを設けてくれているので、少し歩くごとにココは表砂漠だねとか展望地だよとか、休み休みまったりゆっくりと進むことが出来る。

この山に登りたかった一番の理由は、頂上付近に砂漠があるというところに惹かれて。
見たかった表砂漠は前日遊びに行った砂浜と同じような足場だった。ただ砂で捕らわれて歩きにくいなどはなく、ここも非常に歩きやすかった。裏砂漠から不動池に行く最中の砂場が拓けていてとても気分が良かった。
途中途中の展望地も島ならではの絶景で高地からみる海を堪能できてこれまた気分が良い。
その代わりに遮るものがない島の高台なので終始強風であった。半袖ではとても辛い。ウィンドウブレーカーはマスト。

不動池では龍神を祀っていると書かれた看板があった。ここは少し下ったところで周りに多少樹々もあり風除けになっているので、ご飯などの休憩はここが最適な気がする。ベンチも4つくらいあり、バイオトイレもある。
ここからは天空の丘を超えて30分くらいで山頂へいける。

山頂は広くはないが風がなければ、10名くらいはご飯を食べるスペースはあった。ここからの見晴らしはやはりご褒美であって、見渡す360度なにもかも素晴らしかった。

帰り道は白島下山口からよく整備されて一部はコンクリの道をとことこと下る。
大女将の言う通り、下るなら白島からが良さそう。逆に登りも楽ではありそうだけど、黒島を通らないと山道はほぼ皆無となるので、黒島→白島コースがおすすめかと思う。
白島登山口に着くとすぐに車道にでる。そこからは歩きで町へ向かうのだが、これも30分くらいのものでとても近かった。

下山後は、温泉保護センターで汗を流してほっこりと。夜は宿の美味しい魚料理で素晴らしい一日を過ごせた。
令和初の登山はほぼハイキングではあったけど非常に良い旅だった。
また山行きたい。

※山小屋や麓にお店があるわけではないので登山バッジ収集家としては困っていたのだけど、三浦港のまっちゃーれで購入することが可能です。収集家同志は帰りに忘れずに買うといいのです。そしてこのまっちゃーれでは温泉チケットも前売り券として購入でき通常800円のところ、600円で購入できるなどの特典もあったり。

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装備・携行品

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登った山

天上山

天上山

571m

よく似たコース

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伊豆七島の神々が集う花の名山で360度の海上展望を楽しむ

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
4時間5分
難易度
コース定数
14
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