注意：水根沢林道 崩れあり通行困難
1日目
相方の調子が上がらず、のんびりペースで登頂開始。（結果的にはこれが良かった）
標準CTよりも遅れ気味で七ツ石小屋に到着後、10分程で遠雷が鳴り強めに雹が降り出したので水場の屋根の下に避難。遠雷は続いていたが小雨になってきたので周囲の様子を探りつつ登頂を再開。泥濘みの尾根を滑らないよう慎重に進んだ。
雲取山山頂到着時、雨は止んだものの眺望は近隣の山のみ。
靴はもちろんトレッキングパンツとレインパンツの裾は泥まみれで雲取山荘へ到着。夕飯は女性には適量で美味しく食べられた。（ご飯のお代わり無料）夜には雲も消えて満天の星空。予約時は満室との事だったけど10畳ほどの部屋に女子3名のみで、炬燵が置かれて快適。21：00消灯。
2日目
4：30起床。山荘前は既に多くの人がご来光待ち。見事な朝日で今日は天気が良さそう。
小屋に戻ると既に朝食待ちの大行列で、ぎりぎり1クールめで朝食。普段は朝食抜きだが、夕飯から12時間近く経過していたせいか美味しく食べられた。
山荘から雲取山への急騰は相変わらず泥濘だったが、山頂は昨日とはうって変わって富士山や北アルプスも見渡せた。
続いて昨日迂回した七つ石山から高丸山・日陰名栗峰を経由し鷹ノ巣山へ。鷹の巣山は結構広めの山頂で眺望も良いのに、テーブルやベンチなどは一切無い。
相方が結構疲れていたので、当初の石尾根から奥多摩駅へ降る予定を変更して水根沢林道から奥多摩湖へ向かう。榧ノ木尾根分岐まで降ると「水根沢林道 通行困難」の黄色い看板。「通行止め」ではないため恐る恐る進行。途中2か所ほどコースを横切るような倒木があるが何とか六つ石山分岐へ到着すると再び通行困難の黄色看板。NW圏外で林道がどの程度の荒れ具合かも確認できなかったため、弱腰になりヤマケイ地図に掲載の無い六つ石山への迂回ルートを選択。平坦だけれど狭めの尾根道を延々歩いて六つ石山へ。こちらも山頂にベンチなどは無く、ツアー客でそこそこ混雑。
結果的に遠回りとなってしまい、疲れ果てた身体に鞭打って榧ノ木尾根を奥多摩湖バス停へ下る。
眺望の無い杉木立の中、滑りやすい急降下の砂利道が延々と続いて膝がガクガクに。
登山道が終わり太陽と奥多摩湖が見えた時にはホッとしたけれど、ここからバス停まで一般車道となり、標識が見当たらない道を不安を抱えながらバス停を求めて20分程歩く。
バス通りに出ると奥多摩駅行のバスが2台並んで発車しかけていて、慌てて駆け寄ったらドアを開けてくれた。優しい運転手さんに感謝。駅からは臨時のホリデー快速で帰宅。

反省：
当日のルート変更なども考慮し、広域地図を携帯すべきだった