行程・コース
この登山記録の行程
奥多摩駅(07:30)・・・安寺沢(08:07)[休憩 15分]・・・本仁田山(10:03)[休憩 166分]・・・安寺沢(14:08)・・・奥多摩駅(14:37)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回の目的は登山というより無線。ということで山頂で2時間ほど遊べるように、奥多摩駅から本仁田山を往復することにし、朝一の電車で移動開始。本仁田山は何度も登っているが、大休場尾根を下るのは今回が初めて。
安寺沢から大休場までは、乾燥して砂状になり浮いている状態になっているところが結構あり、踏み込むと砂が移動して滑りやすくなっていた。以前とは変わったと感じた。登りは問題なかったが、下りでひどい目に遭うことに。。。登りでは、下を向いて歩いていたため、道の中央あたりまで張り出していた倒木に頭をぶつけたが、細目の木でたわんだので衝撃はあまりなかった。
さて下り、あと10分ほどで安寺沢というところの少し急な坂で、滑って前方に転倒してしまった。結構危険な転倒の仕方である。
一瞬のことではっきりとは覚えていないが、分析してみると次のようなことが起こったように思う。
(1) 左足が着地したところで浮いている砂が移動し始め、左足が滑り出す。
(2) 体勢を立て直そうとしたところ、不安定な姿勢の状態で左足のグリップが突然回復。おそらく砂の下が段になっていて足が乗っかったのだろう。
(3) 足だけが突然止まり、重いザックに勢いがついていたため上半身が前方に飛び出す。
(4) そのままザックになぎ倒されるような形で、前方に倒れる。
左腕を曲げて体をかばうように着地。17kgのザックが上から落ちてきたので、かなりの衝撃。倒れたところは砂状の柔らかい地面ではなかったので、左ひじと左ひざに擦り傷ができ出血、しかも両方腫れている。山歩きを始めてから初めてファーストエイドキットの登場!しかしこれまで一度も出番がなかったのでザックの一番下に入れていたため、すぐには取り出せなかった(ポイズンリムーバーは天蓋に入れているのだが、反省)。
しかし、しっかり揃えておいたので助かった。まず水筒の水を傷口にかけて洗い、次にマキロン軟膏を塗って、滅菌ガーゼで伸ばして消毒。この時点で腫れはかなり引いた(水で引いたのかもしれない)。そしてイソジンきず薬(赤チン)を塗って、余分なところを滅菌ガーゼで拭き取る。最後にバンドエイド(ジャンボSサイズ)を貼った。傷が大きかったので、このサイズの絆創膏を持っててよかった。
ザックが重いとこのようなことが起こるのかと勉強になった。ザックに勢いがついてしまうとコントロールは難しくなる。比較的安全なところで経験できてよかった。また、半袖だったらもっとひどいことになっていただろう。真夏でも長袖を着ているが、やはりこれは重要だと実感した。
ザックが重いとき、急な下りではストックを使うようにしよう。
<ザック重量>
出発時:ザック 16.5kg、サコッシュ 1.0kg (合計 17.5kg)
(水:水筒 750cc&プラティバス 1000cc、缶コーヒー 350cc)
フォトギャラリー:10枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
【その他】 無線機 |
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