登山記録詳細

無雪期登山
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羊蹄山(百名山)、比羅夫コースで登り真狩コースで下山 羊蹄山(北海道)
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記録したユーザー

きー さん
  • 日程

    2019年7月7日(日)~2019年7月8日(月)

  • 登山口へのアクセス

    バス
    その他:6:50羽田空港発の飛行機で新千歳空港に飛び、そこから快速エアポート(小樽行)で小樽へ。
    小樽駅周辺で食料や飛行機に持ち込めないガスのボンベなどを購入して、そこからJRで倶知安駅へ向かう。
    倶知安駅から道南バス「ルスツリゾートホテル前行き」に乗り12:26羊蹄登山口バス停で下車し入山。
    帰りは真狩コースで降りたので、
    「羊蹄山自然公園前」バス停からバスに乗り倶知安駅へ。
    そこからJRに乗り換えて実家に向かった。

  • 天候

    曇りのち晴れ
    [2019年07月07日(日)の雨雲の位置を確認する]

この登山記録の行程

1日目:
羊蹄登山口(12:28)→比羅夫登山口(12:55)[休憩5分]→
比羅夫コース二合目(13:40)→比羅夫コース六合目(14:55)[休憩5分]→
比羅夫コース九合目(16:11)→旧小屋跡(16:36)[休憩5分]→
真狩コース九合目(16:58)→羊蹄山避難小屋(17:05)
羊蹄山避難小屋に宿泊

2日目:
羊蹄山避難小屋(2:32)→真狩コース九合目(2:41)
→羊蹄山山頂(3:45)[休憩50分]→旧小屋跡(4:55)→
大火口真狩コース分岐(5:00)
→真狩コース九合目(5:11)→真狩コース五合目(6:09)
→南コブ分岐(7:19)→羊蹄山自然公園駐車場(8:10)休憩[20分]
→羊蹄山自然公園入口(9:00)


総距離 約20.2km 累積標高差 上り:約2,107m
下り:約2,111m
その円錐型の美しい姿から「蝦夷富士」と呼ばれる、百名山のひとつ羊蹄山!
北海道出身の自分も名前くらいは知っていたが、地元から遠い事もあり一度も訪れた事はなく…
今回地元へ帰省する際に、「是非とも登ってみたい!」と思い、帰省の前に羊蹄山で一泊というプランで予定を立ててみた。

梅雨空の東京から飛行機で飛び立ち、新千歳空港に着くと北海道は晴れ!
小樽経由で倶知安町に向かい、そこからバスで羊蹄山を目指すが、小樽周辺では本当に気持ちの良い青空。
汽車の車窓に広がる北海道の景色に、その日の登山への期待も高まる!

飛行機の機内に持ち込めないガスボンベの他、食料、水などを、小樽駅での乗り換えの際の待ち時間に駅周辺で購入。
宿泊先の羊蹄山避難小屋には水も食料もないとの事なので、二日分の荷物は意外と重量感たっぷりに…^^;

倶知安駅から道南バスで羊蹄登山口へ。
本当なら既に羊蹄山の勇壮な姿が見えるはずなのだが、山の方を見ると上半分が雲の中に隠れている少し残念な状態…
「もしかすると山行中はずっと雲の中で真っ白…?」と暗雲立ち込める出発となった。

薄暗い樹林帯から始まる比羅夫コースの登山道。
「合目」の案内を目安に延々と続くストイックな斜面を登る。
所々に現れる見晴らしの良いポイントからの眺めを楽しみつつ、どんどん標高は上がる。
登山道は自然のままというか、少し籔っぽいというのか…^^;
倒木や低木などが行く手を阻む個所も多く、荷物がいつもより重めな自分は思ったよりもペースを上げる事が出来ず、少しのんびりとした感じで進む。
やがて雲の中に突入し、展望個所からの眺めも真っ白になり…
「このまま山頂まで眺望がなかったらどうしよう」と心配していたが、すれ違う登山者から「山頂はピーカンですよ!」との言葉に急に元気が出てくる。
七合目を過ぎた辺りから徐々に太陽の光を感じるようになり、八合目あたりで完全に雲の上に出ると、辺りの景色は素晴らしい雲海に!

一気にテンションがあがり、当初は9合目から避難小屋まで行き一日目終了の予定だったのだが、噴火口の見える旧小屋跡付近まで登り、噴火口周辺を歩いてから避難小屋へ向かうことにした。
周囲の景色や噴火口の大迫力の眺めに感動しながら、強風吹き荒れる山頂稜線を歩き、真狩コースの九合目経由で避難小屋へ。
途中の登山道が雪解け水の影響で小川になっていて少し焦ったが、そこまで深くはなかったので、注意しながら歩き、無事に避難小屋に到着!

抜群のロケーションに立つ羊蹄山避難小屋。
現在は最大収容人数40名ほどの小さな小屋なので、念の為宿泊の際は役場に宿泊可能か確認しておいた方が無難。
ちなみにこの日は15人ほどが宿泊していた。

持参したカップ麺やアルファ米のご飯などで食事を楽しみ、少し仮眠していると日の入りの時間に!
慌てて外に出て西側の空を見ると、非常に美しい夕焼けが…
遠く日本海まで見える眺めの中に沈んでいく太陽。
宿泊していた他のお客さん達と、その絶景を楽しみながら一日目を終えた。

翌日は山頂でご来光を見るために、まだ暗い夜の2時半過ぎに出発。
まるでプラネタリウムのような星空のもと、ヘッドライトの明かりを頼りに真狩コースから山頂を目指す。
噴火口を取り囲む稜線に出てから、時計と反対方面へ進むと、登山道は険しい岩場となる。
ライトの狭い視界の中で、時々ルートを見失いそうになりながらも注意して進み、周囲が白んでくる中、無事に日の出前に羊蹄山山頂に到着!
既にご来光待ちの人達が数名、その後避難小屋組も数名到着し、十数名の登山者と共にその時を待つ。
眼下に広がる雲海の中、徐々に昇る太陽…
その素晴らしい眺めには言葉を失った。
写真を撮りながらご来光を楽しみ、しばらく山頂でくつろいでから噴火口をめぐるコースへと再び歩き出す。
3つの噴火口を持つ羊蹄山!
その3つの火口を眺めながら山頂の稜線を一周すると、雲海に映る影「影羊蹄」も楽しめた。

下山は真狩コースへ。
山頂で過ごした素晴らしい時間の余韻に浸りながら、長く続く真狩コースを黙々と下山!
こちらのコースも8合目辺りから下は修行のような時間となった。
倒木や低木と言った障害物に、滑りやすい土の斜面も多数…
あげく雲の中に突入すると、周囲の木々が霧で濡れていたり、そのうち小雨まで降ってくる始末。^^;
そして登山道を覆う籔も、比羅夫コースより真狩コースの方が濃い…
予想してなかった藪こぎに思った以上に体力を消耗。
概ね予定通りのタイムで下山できたが、なかなかハードな下山だったと思う。

山行中は二日間とも羊蹄山の全体像を見る事が出来なかったが、下山後バスで倶知安駅に向かうと、駅に到着するころに雲が晴れてきて、その姿を拝む事が出来た。
倶知安駅の近くにある「ホテルようてい」にて、日帰り温泉を楽しんだが、その露天風呂から眺める羊蹄山がとても雄大できれいだった。

この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、防水スタッフバック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、傘、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、カメラ、登山計画書(控え)、ツエルト、健康保険証、ファーストエイド・医療品、虫除け・防虫薬品類、熊鈴・熊除けスプレー、ロールペーパー、非常食、行動食、テーピングテープ、軽アイゼン、トレッキングポール、シュラフ、マット(個人用)、ストーブ、ライター、コッヘル
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  • GSmountain さん
    山小屋の様子がわかり参考になりました。

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