行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
奥利根湯けむり街道(県道63号)から湯の小屋温泉に向かい、案内板に従って奈良俣ダムの資料館
この登山記録の行程
奈良俣ダム(07:00)・・・笠ヶ岳登山口(07:23)・・・ワラビ平(08:12)・・・咲倉沢ノ頭避難小屋(08:52)・・・笠ヶ岳(10:21)・・・小笠(10:50)・・・オヤマ沢田代(11:23)・・・小至仏山(11:41)・・・至仏山(12:09)・・・小至仏山(12:46)・・・オヤマ沢田代(12:55)・・・小笠(13:24)・・・笠ヶ岳分岐(13:44)・・・咲倉沢ノ頭避難小屋(14:40)・・・ワラビ平(15:03)・・・笠ヶ岳登山口(15:49)・・・奈良俣ダム(16:22)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
前週に行こうと思っていたけれど、天候不良のため延期していた本来の計画を消化しに行ってきました。お盆休み前なので別に行かなくても良かったんですが、一昨年、昨年と悪天のため盆休み中の計画をことごとく中止にさせられているし、この先台風来襲のニュースも飛び込んできているので、晴れている内に消化しておきたい計画は実行すべしと思ってスケジュールを押し込みました。
尾瀬周辺の山々に登っておきたい山が幾つかあるのですが、尾瀬のあの混み様を思ってしまうとどうしても行く気がしないものです。しかしほったらかしのままになっている現状を打破しようと手始めに笠ヶ岳に行くことにしました。笠ヶ岳なら尾瀬の山々の中でもうまいことやれば、静かな山行ができると踏んでいたからです。そのために目を付けていたのが湯の小屋温泉から続く笠ヶ岳までの登山道。片道10㎞位あると思われる道の途中には損壊している避難小屋があるだけで、他に寝泊りできる施設がないというのがミソ。しかも避難小屋の損壊しているという情報はもう10年近くからあり、人通りが少なく維持補修が困難な状況であることが如実に分かるからです。実際行ってみるとその読み通りで非常に静かな山旅となりました。笠ヶ岳に着くまでに誰一人と会うことがないというね、至仏山周辺はあんなにも人が凄いのにね。
湯の小屋温泉から続く登山道は良く整備された道だと思いますが、ワラビ平までは小ピークが多く地味に体力を削ってくれます。林道と出合う箇所がありますが、もう林道とは言い難い位に廃れた道です。ワラビ平から咲倉沢ノ頭避難小屋まではエライ急登道。咲倉沢ノ頭避難小屋からは道が緩やかになりますが、倒木が多く歩きやすいようでそうでは無い道が続きます。途中沢が幾つかありますので、水が足りないときはここで補給しましょう。水を汲むときゴミが入ってしまうので、茶こしのようなフィルタを持って行くと便利です。蛍池あたりまで来るとようやく長かった樹林帯の道から解放され周りの景色を楽しむことが出来るようになります。湿原地を抜けるといよいよ笠ヶ岳に到着です。というように登山道としては大変地味な道なので玄人好みです。人混みを避け、静かに歩きたいという方以外は、鳩待峠から笠ヶ岳を目指される方がよいとは思います。
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奈良俣ダムからスタート
オートキャンプ場の分岐をゲートがある方に歩いて行きます
ヒヨドリバナが咲いています
ノリウツギと思うのですがどうでしょうか
トリアシショウマなのかな
ゲートから路面をえっちらおっちらと行くと再びゲートがあります
ゲートを越えたこの十字路に笠ヶ岳登山口があります
良く整備された歩きやすい道
アスナロが大量に生えていました
地味~な登り下りが多い尾根です
ようやく林道と出合いました
綺麗なヤマアジサイが咲いていました
林道は廃れています。一応登山道は左の斜面の方です。林道も進めますが、藪がやや煩い感じです。山道はアップダウンが地味に多いです
ワラビ平からの登山道
ずーっときつい登りが続きます
ちらりと遠方が見えましたが、笠ヶ岳の姿はガスの中
咲倉沢ノ頭避難小屋到着。噂通りの損壊っぷり
避難小屋から先は多少緩めの坂になります
またもや笠ヶ岳はガスの中
快適に歩ける道と思いきや倒木が多く、いちいち迂回したり乗り越えたりで時間を食います。7~8箇所くらいはあったのではないでしょうか
小さな沢が4~5箇所ありました。山と高原地図に記載されている水場はこれらのことのようです。暑くて水不足となっていたので助かりました
地味~な登りが続きます
開けてきたと思い歩を進めると、蛍池に到着です。いきなり楽園に来た気分
ようやく木陰から笠ヶ岳を視認できました
タテヤマリンドウが咲いていました
よく見るとその傍にモウセンゴケが…。植物の多くが搾取される側なのに搾取する側という食物連鎖の常識を覆してくれる強者です
キンコウカと思しき花
イワイチョウでしょうか
ゴゼンタチバナでっす。ブレちゃった(ノД`)シクシク
片藤沼到着。でーんとした笠ヶ岳が。この辺は湿地に道がついているのですが、木道等はなく歩き回ると道を荒らしそうで躊躇します。人通りが少ないことがまだ救いですね
片藤沼は美しい池塘でした
多分イワオトギリ
ミヤマウイキョウみたい
イブキジャコウソウのような気がするんだけど、もうわかんない(´・д・`)ゞ
笠ヶ岳の麓まで来ました
キンロバイだと思うのだけれども
これいっぱい生えていましたね、タカネナデシコいうらしいです
ここで至仏山方面と分かれます
笠ヶ岳の登りの途中で振り返って
クルマユリです
ホソバヒメウスユキソウですね
ミヤマコウゾリナかな
笠ヶ岳到着
至仏山へ通ずる稜線。残念ながら至仏山はガスの中。ということで時間もあるので向こうに行きましょう
ノアザミに
ニッコウキスゲの群生
オオバギボウシ
イワシモツケでしょう
気持ちのよいトラバース道
チングルマのお馴染みのフワフワの毛
ニッコウキスゲをドアップ
コバイケイソウも
ジョウシュウアズマギク?
ホソバツメクサなんすかね
朽ちかけているハクサンチドリ
振り返って笠ヶ岳、ご立派(`・д・´)キリッ
トキソウっぽいけど、分かりませーん
小笠を過ぎると暫し樹林帯を歩きます
樹林帯を抜けると明るい道
ロープの掛かった岩場があります
振り返って笠ヶ岳と小笠
シラビソの果実、なんかヵヮ。゚+.(・∀・)゚+.゚ィィ!!
悪沢岳到着
アカモノちょびり
終わりかけのハクサンシャクナゲ
鳩待峠・至仏山の分岐に到着
至仏山目指してレッツラゴー
木道で歩きやすーい
尾瀬ヶ原方面。ガスってて燧ヶ岳が見えないのが残念
鳩待峠方面
まだ咲いているじゃないですか。もう羽毛化して花は見れないと思っていました
ミヤマキンポウゲと思います。まだシナノキンバイとの区別が付けられないです、勉強不足です
コメツツジさん、こんちわ
木道をえっちらおっちら
小至仏山到着
何となく至仏山が視認できる位にはガスが引いてきたようです
ヒメシャジンさん
もう少しで至仏山
んで至仏山到着
お昼休憩中にガスが少し晴れ、尾瀬ヶ原と薄っすら燧ヶ岳の姿が見えました
ダムに戻ったところで振り返ると笠ヶ岳と小笠が見えました。ということで帰ります
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | トレランシューズ |
| バックパック | ヘッドランプ | 地図 | コンパス | 腕時計 | カメラ |
| ツエルト | 健康保険証 | 医療品 | ロールペーパー | 行動食 | GPS機器 |




