登山記録詳細

無雪期登山
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2019夏_鷲羽・水晶・笠ヶ岳 笠ヶ岳(北アルプス・御嶽山)
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記録したユーザー

ムラチャン さん
  • 日程

    2019年8月9日(金)~2019年8月12日(月)

  • 利用した登山口

    新穂高温泉駅  

  • 登山口へのアクセス

    マイカー
    その他:8/8、仕事を終えてから車で移動。17:05出発、午前0時前後に到着。最寄りの無料駐車場はいっぱいだったので仕方なく鍋平駐車場へ。

  • 天候

    初日:晴れ(20時頃雷雨)、2日目:晴れ、3日目:晴れのち曇り、4日目:晴れ
    [2019年08月09日(金)の雨雲の位置を確認する]

この登山記録の行程

【1日目】
新穂高温泉駅(05:21)・・・笠新道登山口(06:13)・・・わさび平小屋(06:24)[休憩 10分]・・・小池新道登山口(06:56)・・・秩父沢出合(07:29)[休憩 5分]・・・シシウドが原(08:30)[休憩 5分]・・・鏡平山荘(09:19)[休憩 10分]・・・弓折乗越(10:21)[休憩 5分]・・・双六小屋(11:25)[休憩 30分]・・・三俣蓮華岳(13:41)[休憩 10分]・・・三俣山荘(14:30)

【2日目】
三俣山荘(05:13)・・・鷲羽岳(06:01)[休憩 5分]・・・ワリモ北分岐(06:47)・・・水晶小屋(07:15)[休憩 5分]・・・水晶岳(黒岳)(07:54)[休憩 83分]・・・ワリモ北分岐(10:07)・・・岩苔乗越(10:14)[休憩 5分]・・・徒渉点(10:55)・・・三俣山荘(11:30)[休憩 120分]・・・巻道合流点(14:20)・・・三俣蓮華岳(14:49)[休憩 5分]・・・三俣山荘(15:33)

【3日目】
三俣山荘(05:11)・・・双六小屋(07:13)[休憩 5分]・・・弓折乗越(08:13)・・・大ノマ乗越(08:38)[休憩 10分]・・・秩父平(09:58)[休憩 5分]・・・笠新道分岐(11:07)[休憩 5分]・・・笠ヶ岳山荘(12:10)[休憩 130分]・・・笠ヶ岳(14:39)[休憩 20分]・・・笠ヶ岳山荘(15:15)

【4日目】
笠ヶ岳山荘(06:33)・・・笠新道分岐(07:31)[休憩 5分]・・・杓子平(08:25)・・・2000mの草付(09:35)[休憩 10分]・・・笠新道登山口(10:54)[休憩 5分]・・・新穂高温泉駅(11:46)

総距離 約52.9km 累積標高差 上り:約5,242m
下り:約5,242m
コースタイム 標準:32時間52分
自己:26時間33分
コースタイム倍率 0.81
3泊4日のテント泊山行。初日の夜(三俣山荘)の雷雨は少し怖かったが、4日間通じて、日中は極めて好天に恵まれた。従って非常に暑くてしんどい山行となった。

■1日目:まず、鍋平駐車場から登山口に降りる山道に驚いた。ただ駐車場から登山口への移動だけなのに本格的な登山道である。帰りが思いやられる。5時過ぎに新穂高出発。わさび平で休憩中に同じくソロの〇田さんと出会う。お互い双六かできれば三俣まで行きたいという共通の思いだった。この後、抜きつ抜かれつで何度か会話。シシウドヶ原あたりですでにヘロヘロだったが、鏡平の絶景に勇気をもらい、最低限のペースは守って双六に到着できた。〇田さんと昼食(お互いインスタントラーメン)を食べながら、ともに三俣を目指すことに。コースは中道を選択。コースは鷲羽、水晶の絶景を見ながら歩ける気持ちの良い登山道。三俣蓮華への登りはきつかったが、頂上からの絶景を堪能することができた。山頂からの激坂を下りほぼ予定通り三俣山荘に到着。私はテント、〇田さんは小屋泊。冒頭にも書いたが、夜20時過ぎから約30分ほど雷と雨。それほどひどくはなかったが、すぐ近くの双六小屋には落雷があったそうだ。テントに落ちた話も時々聞く。危険を感じたら迷わず小屋に逃げこもうと改めて誓う。

■2日目:〇田さんと水晶まで同行。お互い2連泊のため空荷。羽が生えたように軽い(〇田さんはそうでもなかったが..)。まず鷲羽を直登。きつい登りだが朝一でまだ元気が良い時間故、コースタイムより大幅に短い時間で登頂。黒部五郎、薬師、笠、富士、乗鞍、水晶、雲ノ平、槍穂、表銀座、鹿島槍、白馬等々、名だたる山を一望。その後ワリモ経由で水晶岳を目指す。水晶小屋で念願の水晶Tシャツをゲット。水晶岳登頂後、小屋に戻って野口五郎へ行く予定だったが、読売新道を通って赤牛を目指すことにした(ここで一旦〇田さんと別れる)。水晶から先は激下り。その後も赤牛のイメージ(ゆったりした山道)と違い険しい登山道が続く。ここで水が少ないことに気付く。おまけに赤牛に小屋はなく途中に水場もない。この状態で赤牛往復は無理と判断し、温泉沢ノ頭あたりでUターン。水晶から岩苔乗越経由で黒部源流を下った(途中の水場で水分補給)。木々が覆い茂り奥深い登山道だ。昼前には小屋に戻る。ビールと昼飯を食べゆったりしていたが、時間があるため黒部五郎方面から三俣蓮華を回って2時間ほど山行を楽しんだ。夕方、夕焼けに染まる鷲羽、槍穂を堪能した。

■3日目:テントを畳み5時に出発。まずは双六小屋を目指す。分岐から私は巻道、〇田さんは稜線ルートへ行くためここで別れる。巻道ルート途中にある水場の水がおいしい。2時間強で双六小屋到着し、休憩そこそこで出発。弓折乗越から笠ヶ岳方面に分ける。この先は初めてだが大きく想定と違った。基本的には稜線であり大きなアップダウンはないと思っていたが大きな間違い。大ノマ乗越への下り、大ノマ岳への登りなど、秩父平を過ぎ抜戸岳の稜線に出るまでは激下り、激登りの連続で険しい道が続く(笠ヶ岳は見えない)。おまけに頼りにしていた秩父平の水場が枯れていた。夏場は枯れるようなので期待しない方がよい。手持ちの水は500mlほどで既に喉はカラカラ。昨日の失敗を繰り返してしまった。引き返すわけにもいかず、少しずつ飲んで小屋までもたすしかない。なんとか抜戸岳の稜線に出ることができ、憧れの笠ヶ岳に伸びる壮大な稜線に出会うことができた。でも水分が気になってそれどころではない。と、山岳警備隊とすれ違う際にお声掛けいただき、事情を話して水を分けてもらうことができた。感謝感謝である。と同時に大いに反省しなければならない。その後抜戸岩を通ってようやくテン場に到着。その頃にはもらった水も底をついていた。ここのテン場は気持ちがよい。ゆったり区分けされており眺めも最高。最大の欠点は小屋が遠いこと。受付からトイレ、買い物、水に至るまで数分掛けて登らないといけない。昼食後、笠ヶ岳頂上を制覇。残念ながらガスっていて視界はゼロ。明日に期待しよう。

■4日目:今日はダイヤモンド槍が見れるチャンス(8月12頃しかないそう)。4時過ぎに起きると綺麗に晴れており期待できそうだ。テン場から見ようと思っていたが少しでも高いところからと思い小屋から先の中腹に移動。神々しいダイヤモンド槍を堪能することができた。テントを畳んで6時半に下山開始。と、笠新道手前の登山道すぐ横の岩稜帯に小熊を発見。やはりいるんだな、近くに親熊がいるかもしれないし注意しないと...。笠新道分岐から激坂で有名な笠新道に入る。いきなりの激下りが続く。噂通りだ。杓子平の手前しばらくは平たんな道があるが、杓子平を過ぎると再び激下り。下り、下り、下り、下り、どこまで行っても激下り。一歩一歩に自身の体重と15Kgのザックの重みが足腰にかかる。それほど危険な箇所はないと思う。慎重にいけば問題ない登山道だ。ただ、徐々に足がよたよたしてきて、危険でない道が徐々に危険になる。バランスを崩すと何が起こるかわからない。必然的に休憩頻度を上げざるを得ない。危ないな、と感じたらザックを下ろして行動食を食べ水を飲んで足を休める。杓子平以降、5~6回これを繰り返しながら徐々に標高を下げていく。やっとの思いで笠新道分岐まで降り、分岐にある水場で冷たい水を浴びた。その後、林道を歩いて新穂高に戻る。最後に、今回の山行スタート時に苦労した鍋平からのくだり、これの登り返しの兎に角しんどかったこと。上にピークがあれば頑張れるけど駐車場に帰るだけなので精神的にもきつい。新穂高から鍋平までロープウェイで移動する手も情報で聞いていたが、4日間の山行を風呂無しで終えた状態で公共の機関に乗る勇気が持てなかった(絶対に臭い!)。鍋平駐車場へのアクセスは何とかしてほしい。

登山中の画像
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新穂高登山口出発
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笠新道分岐。3日後、ここに降りてくる予定だ。
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わさび平小屋。ここで小休憩。
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小池新道に入る
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秩父沢。水がおいしい!
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真夏の太陽が照り付ける。最高の天気だ。
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シシウドヶ原。小休憩。
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鏡平。何回来ても素晴らしい!自身3回目。
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弓折分岐
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遠くに双六小屋が見えた。なんとか三俣まで行け…
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双六小屋到着
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三俣山荘へのルートは3つあるが、今回は中道を…
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鷲羽、水晶がいい眺め
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三俣蓮華岳。前回はガスって何も見えなかったが…
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黒部源流方面
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三俣のテン場到着
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槍ヶ岳と北鎌。手前に硫黄尾根。
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2日目。気持ちの良い朝だ。まずは鷲羽直登。
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鷲羽池
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鷲羽登頂
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次は水晶岳
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ワリモ北分岐
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水晶小屋。念願の水晶Tシャツをゲット(XLし…
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黒部五郎岳と雲ノ平
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水晶岳登頂
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登頂の証拠
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この後、赤牛岳を目指したが、水が残り少なく、…
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水晶岳通過
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水晶小屋
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ワリモ北分岐
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岩苔乗越。ここから黒部源流へ。
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源流を見上げる
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黒部源流標
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いったんテン場に戻り休憩した後、黒部五郎方面へ
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雄大な薬師岳
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分岐を三俣蓮華岳方面へ
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この山行2度目の三俣蓮華岳
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テン場に戻る
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夕日に映える鷲羽岳
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夕日に映える槍ヶ岳
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3日目。朝日に映える三俣蓮華岳。
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槍を見ながら出発。今日は笠ヶ岳までの山行だ。
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三俣峠を巻道ルートへ分ける
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槍を見ながら歩く
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巻道分岐
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双六小屋
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槍がいい眺めだ。
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花にも映える
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弓折乗越。ここから初めて歩く笠へのルート。
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槍穂を真横に見ながら歩く。
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大ノマ乗越を過ぎ、遠くに双六小屋が見える
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秩父平。期待していた水場は枯れていた。思って…
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この後の急登を登りやっと稜線に出た
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笠ヶ岳へ続く稜線がきれい
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徐々に笠ヶ岳が近づく。同時に水も少なくなって…
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大キレットを真横に見ながら歩く
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抜戸岳分岐。ここは通過。
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笠新道分岐。帰りはここから笠新に入る。
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笠ヶ岳への稜線。これから歩くルートが一望でき…
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近づくにつれ、少しガスってきた
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テン場でテントを張った後、小屋で受け付け。こ…
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昼飯作る元気なく、この旅初めての小屋での食事
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休憩後、槍ヶ岳登頂。残念ながら視界はほぼゼロ。
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山頂付近の祠で山行の無事を祈った
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テン場に降りたころ、笠の山頂が見えた。ただこ…
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4日目。晴天だ。
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ご来光が近づく。今日は槍ヶ岳頂上から太陽が昇…
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神々しい景色。思わず手を合わせたくなる。
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ダイヤモンド槍①
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ダイヤモンド槍②
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反対方向を見ると見事な雲海
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テントを畳み、槍を見ながら下る
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ありがとう、笠ヶ岳!
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焼岳、乗鞍、御嶽
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ルートから少し外れた急な岩肌に小熊発見。近く…
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笠新道の下りが見える。よく見ると降りてる人影…
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笠新道分岐。
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この角度の槍ヶ岳も見納め
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これから下る笠新道。急な登りで有名な道だ。下…
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杓子平到着。まだ先は長い。
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さらば笠ヶ岳。
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杓子平から2時間半。噂通りの激坂だった。この…
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新穂高登山口に戻る
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鍋平駐車場からみた笠ヶ岳。新穂高登山口から駐…
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、トレイルランニング用シューズ、ザック、サブザック、防水スタッフバック、スパッツ、ゲイター、ヘッドライト(+予備電池)、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、サングラス、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、ナイフ、健康保険証、ホイッスル、ファーストエイド・医療品、虫除け・防虫薬品類、熊鈴・熊除けスプレー、非常食、行動食、テーピングテープ、トレッキングポール、GPS機器、テント、シュラフ、シュラフカバー、テントマット、マット(個人用)、ストーブ、燃料、カップ、コッヘル、ローソク・ランタン
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