行程・コース
この登山記録の行程
毛木平(05:42)・・・十文字小屋(07:30)[休憩 10分]・・・大山(08:30)[休憩 10分]・・・三宝山(10:55)[休憩 10分]・・・甲武信岳(11:41)[休憩 30分]・・・水源地標(12:44)[休憩 10分]・・・滑滝(13:48)[休憩 5分]・・・毛木平(15:22)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
前日までの天気予報は一時雨で風もありとのことで、小雨なら源流コースピストンの予定で決行。夜明け前3時ごろ雨がパラパラと、5時前に霧が下りる感じでしっとりしたが一時的だった。雨着は着たくないと思いつつ出発。今週は秋雨前線の影響でかなり雨が降ったと思っていたが、道はしっかりしていた。同行者の選択もあり十文字峠コースに挑戦。橋を渡るとつづら折りの登りが始まる。八丁坂は標高差200mの急登で八丁坂の頭まではきつかった。ふくらはぎと土踏まずが交互につっているが、それでも登らなければ・・八丁坂の頭から先は時々はなだらかなところもある。十文字小屋でトイレ休憩。木の香りがする新しくきれいなトイレだ(整備協力費200円)。利用時は靴を脱がなければならないのが難点。ここからはシャクナゲの道。花の時期はさぞきれいだろうと想像しながら尾根道を行く。両側が切れているところもあり気を抜いてはいけない。細かいアップダウンを繰り返す。鎖場は2か所。高度感はあるが、足場があるので楽しく登れる。大山は展望があったらしいが、なぜか記憶に残っていない・・・武信白岩山は崩落の危険のため登山道はクローズされていて右に巻く。見上げる大きな岩は圧巻だ。せっかく登ったのに尻岩まで100m超を一気に下る。埼玉県最高峰の三宝山までは、下りた分の倍以上の300mを登り返す。脚力がないうえにこれまでの長い登山道で大丈夫かと思っていたが、歩き始めの八丁坂より苦しくはなかった。ここで本日2組目の下山者に合う。あと少しですよの言葉が天の声のように感じる。三宝山頂上は展望がないが、逆に風よけとなりゆっくり休みが取れる。三宝岩からの眺めがよいとのことだが、気づかず下ってしまった。間もなく「甲武信まであと5分」の看板が。目の前に見える直登道はとても5分では無理、案の定10分はかかった。ようやくたどり着いた甲武信の頂上(30人ぐらいはいたか)。ここまで6時間、我ながら頑張った。雲に見え隠れする瑞牆、国師が岳、金峰の五丈岩が時折見えた。残念ながら八ヶ岳は厚い雲の中だった。頂上はクリアだったし、ここまで雨も降らず、雲間から時々日も差しちょうどよい天気に恵まれた。さすがに休むと寒くなって一枚はおる。
下山はわずかなガレ場を下って、すぐに源流の森の中へ。千曲川最初の一滴は想像以上に湧いていて、冷たくおいしかった。空いたペットボトルに持って帰って、コーヒーを楽しむ予定。さてここから下は、多くの支流と合流しながら大きくなっていく千曲川とともに下る。きれいな苔の森と水音で涼やかだが、ひたすらの下りで石に躓きすぎてつま先は痛いし、膝はかくかくで、思うように進まなかった。濡れた木の橋や岩で滑るし・・滑滝から下は、同行者のスピードについていけず情けなかったが、何とか駐車場に返ってきた。
天気予報が良くなかったので、全体的に人は少なかったと思うが、それにしても十文字峠コースの挑戦者は、私たちだけだったかも・・・頂上でお会いした地元(長野)のパーティ方からは、”そのコースは修行の道。何度来ても行ったことがない・行かない”と、レアコースの強者?にびっくりされていた。無知ゆえの強み=無謀ということか・・・・次はシャクナゲのころ小屋迫でゆっくり楽しみたい。
フォトギャラリー:20枚
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スパッツ・ゲイター | ヘッドランプ | 傘 | タオル | 帽子 |
グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
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