登山記録詳細

無雪期登山
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唐松岳 201909 唐松岳(北アルプス・御嶽山)
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記録したユーザー

kim410 さん
  • 日程

    2019年9月7日(土)~2019年9月8日(日)

  • 利用した登山口

    八方池山荘   アルプス平駅  

  • パーティ

    7人 (kim410 さん 、ほか6名 )

  • 登山口へのアクセス

    電車
    その他:北陸新幹線・アルピコ特急バス

  • 天候

    両日とも快晴、無風、高気温、紫外線強

この登山記録の行程

【1日目】
八方池山荘(11:20)・・・第三ケルン(12:10)[休憩 10分]・・・丸山(12:50)[休憩 30分]・・・唐松岳頂上山荘(14:50)[休憩 40分]・・・唐松岳(15:50)[休憩 45分]・・・唐松岳頂上山荘(16:55)

【2日目】
唐松岳頂上山荘(05:30)・・・最低鞍部(06:50)[休憩 20分]・・・五竜山荘(08:00)[休憩 60分]・・・大遠見山(10:40)[休憩 20分]・・・小遠見山(11:30)[休憩 20分]・・・地蔵ノ頭(12:20)・・・アルプス平駅(12:30)

総距離 約14.7km 累積標高差 上り:約1,495m
下り:約1,811m
コースタイム 標準:10時間25分
自己:8時間30分
コースタイム倍率 0.82
2019年9月7日 台風15号が近づいている中、家族と仲間総勢7名で白馬八方へ。
予報では土日とも午前中はまずまずのお天気だが、少々風が強め。午後からは曇となっていたし、台風もあったので、あまりお天気は期待していなかった。でも、蓋を開けてみれば快晴。そして予想を遥かに上回る暑さ。唐松岳頂上山荘のご主人も、お盆以降でこんなに良いお天気になる事は珍しいと仰っていたぐらいのお天気となった。

新幹線、特急バスと乗り継いで、東京から3時間程度で八方に到着。交通費はかさむが、こんなに楽にアクセスできる北アルプスはこの辺だけじゃないかな??混雑もする訳だ。八方からはゴンドラ、リフトと乗り継ぎ、あっと言う間に八方池山荘。因みに、リフト券。往復チケットだとモンベル会員割引があるが、片道はなし。涙

一気に標高が上がったので、身体慣らしも兼ねて八方池山荘で早めのランチ。食堂には、ありとあらゆるマンガが…「ここに泊まりたい~~」とおそばを待つ間早速読みふける息子。頼んだお蕎麦は美味しかったけど、私でも足りないなぁ~と感じる量。追加する余裕もないので、準備とトイレ(チップ制)を済ませて出発。休まず先発した友人達に遅れる事40分。

いつもは早朝から歩き出す事が多いが、お昼出発と言う事で兎に角暑い。しかし、8月に登った立山でひどい日焼けをしたばかりなので、絶対に半そでにはなるまい。お盆に登った友人から行列の登山道写真を見せられていたが、週末とは言え、夏休み直後しかも台風直前とあってか、それほどの混雑はなさそうだ。一安心。

登山開始早々から暑くてバテバテだが、素晴らしい眺望と青空に癒される。高山植物もまだまだ色鮮やかで、登山道も華やかだ。40分ほどで八方池。お昼休憩していた友人らとも無事合流。因みに、八方池に下りてしまうと、第3ケルンは巻く事になってしまうのを後から気づく。果たして、どちらから眺めた方が良かったのか…。夫は、八方池を過ぎてからまたケルンまで登り返していたが、私はパス。

丸山ケルンまで上がって来た所で事件発生。休憩中に石で遊んでいた息子が自分の指を石で叩いて爪が割れ流血騒ぎ。あぁ~~~。急いで水で洗い、止血。キズパワーパッドで巻いて、テーピングで補強した。かなり痛がっていたので、最悪このまま引き返す事も過ったが、幸い骨には異常なさそうだし、少し休んで本人も落ち着いたので、登山続行。これを薬に石遊びを止めてくれればいいんだけど・・・。

丸山を越えると案の定、すれ違う登山客も減る。整備された木道もなくなり、山荘手前の登りで岩場も出てくる。念のため手袋を付けたが、登ってみるとそれほど傾斜もなく、スムーズに登れた。岩場を越えると、山荘はすぐそこ。初日の登りだし、4~5時間は覚悟していたが、休み休み登っても3時間半だった。所々雲はあるものの、剱岳、白馬、五竜と360℃の絶景。先月登った剱岳の稜線が美しい。

小屋では、不帰キレットから来たもう一つ別の仲間とも無事合流。受付けを済ませて、荷物を部屋に置いたら、水分と貴重品だけ持って唐松岳までピストン。お天気は相変わらずの快晴で、急な雨の心配もなさそう。身軽な事もあり、小屋から山頂まで軽快に歩く。

山頂はこれまた良い景色。ここで朝日&夕日を眺められたら最高だろうなぁ。お天気も良く、風もなく、景色も抜群で、いつもなら早々に下山パターンが多いが、今回ばかりは40分ほど山頂でのんびり過ごした。残念な事は、誰一人おやつを持って上がらなかった事。皆小腹が空いてくる頃だし、絶好のおやつポイントだったのに・・・。小屋に戻ったらすぐに夕食の時間だし、あー、今でも悔やまれる。

名残惜しいが4時半ぐらいになると多少風も出てひんやりし出し、小屋に戻る。途中、ホシガラスをシャッターに捉えようとしていたら、ちょうどズームした所に雷鳥発見!やったぁ~。仲間は皆下山した後だったので、行きあったご夫婦と暫し雷鳥観察。ヒナは大分成長したようで、遠くからだとどっちが親だか分からない。もうすぐ巣立ちの頃なのだろうか…。無事に育ってくれて良かった。良かった。

小屋のお夕飯は、手作り感満載のハンバーグ。ビールは缶ビールを自販機で買って持ち込むシステム。ご主人のご挨拶もあって良かった。部屋は、別館のカイコ部屋。…までは問題ないのだが、一番奥のトイレの真横だったために、一晩中トイレの開け閉めが続き、結局眠れなかった。。。

翌朝4時起床。お腹が空いていたので、食堂で携帯食を食べる。お弁当を頼んだ人は、朝食時間に合わせられれば、お味噌汁とお茶を一緒に頂けるそう。そうこうしている内に、夜が明ける。日が沈む時も上がる時も、お日様は信じられないぐらい速足。

2日目は、八方に下る組と五竜稜線を歩いて遠見尾根を下る組に分かれ、五竜組は5時半に出発。朝日に照らされて歩く、山の稜線は本当に美しい。このコース一番の難所「牛首」は、山荘からすぐ。立山側が切れ落ちてるので、高所恐怖症の人は多少ドキドキするかもしれないが、しっかり鎖もあるので慎重に行けば問題なし。朝早いのですれ違いの人も殆どいなかった。

五竜まで結構アップダウンが続くよと聞いていたので、中々山荘が見えなくてもめげずに歩いた。早朝はかなり気温が下がる事を想定していのだが、夜中もそれほど下がらなかったようで、朝から早くも暑い。そして、朝の静かな稜線歩き…のはずが、前を行く女性グループの方の熊鈴が、かなりうるさくてちょっと残念。立山でも、熊鈴の使い方について注意書きがあったな。雷鳥もびっくりして寄り付かなくなってしまうらしい。そりゃ、こんな高所の稜線にクマさんは出ないよなぁ。。。

一山越え、また一山越えて・・・と五竜山荘に8時に到着。五竜岳に登る人下って来た人で、結構賑やか。おトイレは、最近では珍しい?昔ながらのタイプ。窓の位置が大分低いので、開放感があります(苦笑)。チャーハンが美味しいと評判だったので、食べてみたかったが、軽食販売は10時からだそう。残念。代わりに、コーヒー¥200とカップラーメン¥300を頂く。安い!

ずっと五竜岳を眺めながら歩いてきたけど、小屋から見える五竜岳はさらに格好いい。登ってみたい気持ちも湧いてくるが、遠見尾根も中々大変らしいし、明日は台風の月曜日。無理はせずにまたいつか…。友人達が、遅れる事30分で到着。皆、唐松で頂いたお弁当を食べるのに更に30分休憩の後、いよいよ遠見尾根へ下山開始。最初に何か所か鎖場があり、この辺りで滑落する人が結構いるようなのだが、普通に歩けば(疲労や気の緩みがなければ)問題なし。

ただでさえ暑いのに、標高が下がって更に蒸し暑くなる。五竜の稜線が素晴らしいので、何度も振り返ってその姿を目に焼き付けた。西遠見、大遠見、中、小とラクダのコブのようになった尾根を下る。辛い事は辛いが、7月に下った重太郎新道のようにひたすら下る下山路より個人的には好きかな。小遠見では、まるで鰯の群れのようにトンボが空を泳いでいた。小遠見の山頂は、巻いてしまう人が多いようだが、ここで五竜も見納めになるし、素晴らしい景色なので頑張って寄り道する価値あり。

ここまで来れば長かった遠見尾根もほぼ終了。アルプス平まであっという間です。最後は、歩いてしまった方が早いと言う事で、リフトには乗らず、ゴンドラまで石畳の庭園を歩いたのだが、なんと!この下りが一番きつかった。微妙な傾斜と、石なので衝撃が大きいせいか、リフトに乗らなかった事を多少後悔。

暑かったけど、お天気に恵まれ、体調が崩れる事もなく、最高の山歩きとなった今回。山々に感謝。後立、万歳\(^o^)/。北アルプスはまた来年までお別れかな。。。初心者でもアルプス絶景が堪能できる素晴らしいコースでした!


登山中の画像
  • 八方池山荘左手から登山開始
  • 八方池の水鏡
  • 殿様バッタ?
  • トリカブト??
  • 扇雪渓
  • 丸山ケルンより
  • 唐松岳頂上山荘手前の岩場
  • 唐松岳頂上山荘
  • 山荘前から唐松岳
  • 唐松岳山頂
  • 山頂より不帰
  • 五竜への稜線
  • ホシガラスを狙っていたら雷鳥発見!
  • ヒナもいた!もう親と同じぐらい
  • 山荘前から夕闇の剱岳
  • 朝日に照らされる唐松岳
  • 山荘裏からの朝日
  • 五竜に向かって
  • 牛首
  • 赤土の所が五竜稜線の最鞍部か?
  • 巨大ナメクジ発見
  • 振り返って大黒岳?
  • 五竜山荘
  • 山荘から遠見尾根
  • 遠見の鎖場
  • 気持ちの良い登山路 でも暑い!
  • 中遠見より五竜
  • 小遠見より五竜
  • 小遠見を過ぎて
  • 終点! 五竜テレキャビン
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、スニーカー・サンダル、ザック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、サングラス、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、ナイフ、健康保険証、ホイッスル、ファーストエイド・医療品、熊鈴・熊除けスプレー、ロールペーパー、非常食、行動食、テーピングテープ、ライター
【その他】 エマージェンシーシート
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