• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

いろいろ担いで蓼科山 お山に呼んで貰えた日

蓼科山( 八ヶ岳)

パーティ: 1人 (鋸太郎 さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

曇のち晴れ。風はほぼなし。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 蓼科山登山口駐車場

この登山記録の行程

蓼科山登山口駐車場0420……0422蓼科山登山口0424……0531標高2110m地点0531……0547幸徳平0548……0636標高2450m地点0636……0652蓼科山山頂0653……0655蓼科神社奥社0655……0657方位盤0700……0701蓼科神社奥社0701……0703山頂0708……0709蓼科山頂ヒュッテ0716……0742将軍平(蓼科山荘)0750……0800赤谷分岐0800……0809佐久市最高地点0809……0853大河原峠登山口0905……0943天祥寺原(天祥寺平)0944……1102竜源橋1102……1112女の神展望台1114……1124蓼科山登山口1125……1126蓼科山登山口駐車場

コース

総距離
約12.9km
累積標高差
上り約1,053m
下り約1,053m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

蓼科山登山口から蓼科山を登り、反対側の大河原峠登山口に降りた後、滝ノ湯川沿いの道を歩いて戻ってきました。
先月の越後三山 中ノ岳以来の復帰戦ですが、週末の度に天気が悪かったり予定が入ったりと、なかなか足を運べませんでした。
本日も直前まで天気予報が良くなく、それでも9月中には復帰したく、強行した次第です。
  
駐車場には午前3時頃着きました。車は他に2台ありましたが、どちらも既に山荘に泊まられている方のものだった様です。
この時点の予報は曇。ただ実際は天頂から北方面が晴れてくれて、カシオペア・アンドロメダ母娘から冬の大三角まで綺麗に見えました。
  
4時半にヘッドライトを点けて出発。少し車道を降り、山道に入ります。
標識はそれ程多くはありませんが、道がしっかりしているので迷う心配は少ないと思います。
ただ自分はヘッデンを頼りに登っていましたので、一瞬間違いかけた場所がありました。
足元が微妙に柔らかくなったのですぐに復帰できましたが、油断はできませんね。
  
登山道は急斜と平坦な場所が交互に来ます。
雲が流れてはいましたがガスる事は全くなく、南アルプスの高峰の山頂付近は雲に覆われていましたが、概ね眺望はありました。
最後の岩ゴロゴロはさすが八ヶ岳でした。
  
山頂までは完全にソロでした。山頂付近では前泊された方々とご挨拶。
荒涼とした山頂付近を奥社・方位盤と散歩して、自分もヒュッテでお買物をしました。
ヒュッテの方にザックを「重そうだ」と見抜かれましたが、今回は距離も累積標高も低めに抑えた山行のため、荷物だけは重めにしました。
「縦走ですか?」とも尋ねられましたが、早くそこまでの体力を戻したいですね。
  
浅間山や荒船山にご挨拶をして、反対側の将軍平を目指します。
こちらもなかなかの急斜。時間的に蓼科山荘に泊まられたと思われる方々が、身軽な装備で山頂アタックをされていましたが、ひと声40分で済むほど楽な道ではありませんでした。
  
蓼科山荘でもお買い物をして、そのまま大河原峠登山口に降ります。
この時点で天気はもう完全な晴れ。暑いくらいでした。
トイレを借りて帰路に着きます。
滝ノ湯川沿いの山道を戻りましたが、こちらの道もホント歩いて良かったです。
道中お一方とすれ違いましたが、それ以外は完全なソロで、単独行を堪能させて貰いました。
  
約二ヶ月振りの山行となりましたが、無事歩き通せる事ができました。
一応、減量や基礎トレなど、やれることはやって当日を迎えたのですが、本当にひと安心です。
  
それと、やっぱり今回も「お山に呼んで貰えた」のが大きかったです。
自分独自の用語ですが、天候やコンディションがかなり良い状態であることを指します。
自分はまだまだ駆け出しだと思っていますので、お山に緩めるだけ緩めて貰わないと満足な山行ができないのです。
「また来たの。しょうがないなあ、できるだけ天気も良くするから、ほら、頑張って歩いていきなさい」
と言われる様なものです。
  
で。
呼んで貰えたということは、もう少しお山歩きを続けても良いんでしょうね。
頑張ります。
  
ちなみに天気予報の変遷はこんな感じでした。
  
  (1)終日曇、午前11時から14時まで雨
  (2)終日曇 ←この時点で山行を決定しました。
  (3)終日曇、午前6時から7時まで雨 ←降るなら降れ!状態
  
猫の目ですね……。
  
【謝辞】
近似コースを行かれた方の記録を参考にさせて貰いました。
ありがとうございました。

続きを読む

フォトギャラリー:95枚

蓼科山登山口駐車場にある案内図です。

駐車場にあるトイレには、登山届の用紙と投函口がありました。
自分はいつもコンパスです。

少し車道を降って登山口。

それじゃ頑張って登りましょう。

最初は笹ヤブを警戒しましたが

基本踏み固められた道が続きます。

山頂こっち。

ヘッデンの灯りを頼りに登っていきます。

当日茅野市の日の出時刻は6:50でしたが、5:30には明るくなりました。

ひと息つきましょう。

あと400m。
あ、標高です。

アスレチックぽいですが、

手を使うことはありませんでした。

終日曇(雨さえ降る)と言われてたのに、お日さまの予感。

蓼科山も姿を現しました。
言ってみれば、ここまでは本峰へのアプローチでしたね。

北八ヶ岳らしく、コケコケしてきました。

いきなりくつろげるところが現れるから油断できません。

蓼科山、ただのプリンじゃありませんね。

各種地図には余り表記されていませんが、幸徳平。
良い場所です。

展望も開けました。
体力回復。

地図にも出てくるガレ場です。
近付いちゃいけません。

2100m付近から紅葉が始まっていました。
ただ、もう少しかかると思います。

さ、また岩ゴロゴロを登っていきます。
この辺りから先は、もう登りっぱなしです。

森林限界は一瞬でした。

すぐに岩場になるからです。

ペンキが来ると毎度緊張しますね。

来た道を振り返ってみます。

あと少し!

雲と光が織り成す景色です。

荒船山も神々しかったです。

山頂は平坦なので、逆に標識が必要なのでしょうね。

着いたー!

ザックもお休み。
基本日帰りでも55Lに詰め込んで持ち運ぶ自分。

一頭三角点「蓼科山」です。

それでは山頂巡りをしましょう。

凄い風景です。
火口跡は分かりません。

蓼科神社奥社です。
ガスったら辿り着けませんでしょうね。

更に奥にある方位盤です。

ただ、文字は既に判読不能でした。

女神湖方面です。

アップ!

白樺湖方面です。

アップ!

それではヒュッテに向かいます。

案内図がありました。

ヒュッテには結構泊まられた方がいたみたいでした。

バッジとてぬぐいをおみやげに買いました。

それでは将軍平を目指します。

独立峰ならではの景観です。

向かう先の蓼科山荘が見えました。

すぐそこに見えましたが

ゴロゴロの岩がなかなか強烈でした。

蓼科山荘、到着です。

こちらではTシャツを買いました。
基本食べない飲まない泊まらないですので、これ位しかお金を落とせないのです。
まあTシャツは好きで集めてますが。

四辻ですが、大河原峠を目指します。

また公園の様な道が。
何と言いますか、細かなサービスっぷりに、ほんと百名山は伊達じゃないと思いました。

青空と雲のせめぎ合い。

縞枯れの現場です。

佐久市最高地点も通過。
こういうのは、もっと設置してくれてもいいなと思います。

青空優勢。
完全に晴れました。

どんどん降りて行きます。

大河原峠直前の標識。
文字が読めませんが、左は天祥寺原方面です。

JAXA臼田宇宙空間観測所が見えました。
直径64mが、今日は真上を向いてますね。

大河原峠登山口、到着です。
蓼科山を横に突っ切りました。

大河原ヒュッテは開店前でしょうか。

中は綺麗でした。

それでは滝ノ湯川沿いのコースを使って

女神茶屋方面に戻ります。

歩いて来た前掛山です。

やがて滝ノ湯川に至りましたが、水流は全くありませんでした。

天祥寺原に着きました。

これまた庭園でした。
穴場ですね。

寝っ転がっても良かったかも。
ただ今回は体力測定を兼ねていたので、基本写真撮影程度しか休止を取りませんでした。

ここからしか観られない蓼科山の姿です。

さあ竜源橋を目指しましょう。

思わず歩きたくなる河原ですが、さすがに危険です。

途中からは結構な下山道になりました。

何といいますか、お日さま大勝利。

砂防と言いますか、治山ですか。

山頂にあれだけ岩があれば、転がっても来ますよね。

やっと抜けたー!

無事蓼科山の麓を横断しました。

後は車道を駐車場に戻るだけなのですが、

途中にあった女の神展望台に立ち寄りました。

北横岳。冬に登りました。

八ヶ岳主峰方面です。

南アルプス。右の一段奥は中央アルプスです。

地味に竜源橋からの車道がキツかったです。

それでも頑張って登山口を通過ー。

無事駐車場まで戻って山行終了です。
歩けた、歩ききれたー!
楽しかったー!

因みに少し先のスズラン峠は看板のみの場所でした。
駐車場も何もありませんでした。

帰りに「女の神氷水」という水場に寄りました。

車道脇なのですぐ寄れるのですが

最高に冷たくておいしい水でした。
もうおみやげ確定でした。

そのお水と、あとお饅頭買って来たよ!
お茶を淹れるからみんなで食べよう。

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー
ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン トレッキングポール
燃料 ライター カップ クッカー
【その他】 ロープ(8mm×30m)、カラビナ、クイックドロー、プーリー、ATCガイド、タイブロック、カム、ナッツ、スリング、プルージックコード、デイジーチェーン、シットハーネス、モバイルバッテリー、予備ヘッドライト、アマチュア無線機、2バンドラジオ、風力計

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

蓼科山

蓼科山

2,531m

関連する山岳最新情報

よく似たコース

蓼科山 長野県

蓼科山七合目から山頂往復

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
3時間30分
難易度
★★
コース定数
14
蓼科山 長野県

御泉水自然園駅から蓼科山を縦走する1泊2日

最適日数
1泊2日
コースタイプ
縦走
歩行時間
4時間30分
難易度
★★
コース定数
17
蓼科山 長野県

竜源橋から蓼科山、双子山へを周回する1泊2日

最適日数
1泊2日
コースタイプ
周回
歩行時間
8時間20分
難易度
★★★
コース定数
33
登山計画を立てる