行程・コース
天候
小雨のち雪と風とガスのち晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
スタートのJR土合駅までは鈍行です。帰りはバスで水上駅に立ち寄り、夕食と温泉で疲れを癒しました。帰りもJRの鈍行ですが、グリーン車利用でゆったり過ごすことができました。
この登山記録の行程
00:01 土合駅
01:55 松ノ木沢ノ頭
02:35 白毛門
03:25 笠ヶ岳
03:30 笠ヶ岳避難小屋/04:05
05:20 朝日岳
05:40 ジャンクションピーク
07:00 白崩避難小屋(清水峠)
07:50 大源太山分岐
07:55 七ッ小屋山
08:30 蓬ヒュッテ
08:40 白樺尾根分岐
09:25 武能岳
10:55 茂倉岳
11:25 一ノ倉岳
12:30 谷川岳(オキノ耳)/13:15
14:40 田尻尾根分岐
15:45 谷川岳RW土合口駅
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
深夜の土合にポツリポツリ降っていた雨は白毛門山頂の手前で雪になり、笠ヶ岳に着く頃には西風も強くなってきました。笠ヶ岳の手前では、この未明についたと思われる熊の足跡がありました。笠ヶ岳避難小屋では30分程休憩を取り、この日持参したフル装備にして行動再開、あまりに吹雪くようであれば引き返すことも頭をよぎりました。積雪は3cmから多いところで5cmほどの乾雪。朝日岳を過ぎ、ジャンクションピークに差し掛かるころには風は弱まり、落ち着いてきました。稜線周りにはガスが立ち込めていて、残念ながらずっと景色は真っ白。蓬ヒュッテでは谷川岳から前日に縦走されて来られた方々に情報を頂き、とりあえず茂倉岳までは歩を進めることにしました。茂倉岳の手前から、ガスが明るくなり始め、山頂到着頃にはうっすら青さが透けるようになりました。積雪も変わらないので、そのまま谷川方面へ進みました。
一ノ倉岳の山頂に至ると、ガスの切れ間から雲海が見え始め、空が近くに感じられて気持ちの良い稜線でした。一ノ倉岳からの急な下りは東側が切れ落ちているので、ここから用心して軽アイゼンを装着、トマノ耳まで使用しました。オキノ耳までの鞍部には、滑りやすい蛇紋岩の鎖場が2つあり、区間は短いですがここは滑り止めが有効でした。オキノ耳からはガスの切れ間からトマノ耳をはじめ南側の景色が良好でした。万太郎谷には新潟側から雲海が溢れ、滝雲となって俎嵓山稜にぶつかっていました。
下りは田尻尾根を利用。滑りやすい土で夏は湿っぽい雰囲気ですが、今では木々は葉をすっかり落として道は明るく、下の方は紅葉の最終晩で気持ちの良いトレイルでした。
反省点は、ここまで雪が降るとは想定していなかったことです。取り回しが良い軽登山靴を履いてきたこと、サングラスを忘れたこと。基本の「き」ですが、軽登山靴では防寒性がなく足が寒かったのと、軽アイゼンをきつく締めすぎると足の血流が悪くなります。サングラスは、晴れてきたのが雪道の終盤だったので、太陽に目をやられずに済みました。前日は快晴で最高の天気だったそうですが、今日は今日で貴重な経験となりました。
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