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屋久島縦走(淀川登山口~白谷雲水峡登山口)※ツアー

宮之浦岳( 九州・沖縄)

パーティ: 5人 (赤月夜 さん 、ほか4名)

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行程・コース

天候

1日目晴れのち雨 2日目雨

利用した登山口

白谷雲水峡登山口  

登山口へのアクセス

その他
その他: 前日鹿児島空港より屋久島空港入り(プロペラ機)
空港から宮之浦までバスにて移動後宿泊
当日はツアー参加のため迎え有り
ツアー会社の前からタクシーで淀川登山口(県道で1時間弱)

帰りは白谷雲水峡登山口よりツアー会社の車で宮之浦まで送ってもらう

この登山記録の行程

計画
【1日目】8h 9.7K
淀川登山口(06:00)・・・淀川小屋(06:50)[休憩 30分]・・・花之江河(09:10)[休憩 15分]・・・黒味分れ(09:45)・・・投石平(10:15)[休憩 30分]・・・宮之浦岳(12:35)[休憩 60分]・・・焼野三差路(14:00)・・・平石展望台(14:40)[休憩 30分]・・・第2展望台・・・新高塚小屋(16:45、泊)

【2日目】7h05min 11.1K
新高塚小屋(06:00)・・・高塚小屋(07:10)・・・縄文杉(07:20)[休憩 45分]・・・ウィルソン株(09:20)[休憩 30分]・・・大株歩道入口(10:15)[休憩 15分]・・・楠川分れ(11:40)[休憩 60分]・・・辻峠(13:40)・・・太鼓岩・・・辻峠(14:05)・・・白谷小屋(14:35)[休憩 30分]・・・白谷雲水峡登山口(16:05)

実際
【1日目】8h15min 11.45K
淀川登山口(05:44)・・・淀川小屋(06:36)[休憩 22分]・・・花之江河(08:41)[休憩 25分]・・・黒味分れ(09:25)・・・投石平(09:53)[休憩 18分]・・・宮之浦岳(12:18)[休憩 39分]・・・焼野三差路(13:26)・・・平石展望台(14:10)[休憩 10分]・・・第2展望台・・・新高塚小屋(15:53、泊)

【2日目】8h10min 14.05K
新高塚小屋(05:37)・・・高塚小屋(06:42)[休憩 5分]・・・縄文杉(06:57)[休憩 31分]・・・ウィルソン株(08:57)[休憩 25分]・・・大株歩道入口(09:59)[休憩 10分]・・・楠川分れ(11:32)[休憩 67分]・・・辻峠(13:40)・・・太鼓岩(13:56)[休憩 10分]・・・辻峠(14:18)・・・白谷小屋(15:10)[休憩 10分]・・・白谷雲水峡登山口(16:25)

コース

総距離
約20.9km
累積標高差
上り約1,815m
下り約2,566m
コースタイム
標準14時間40
自己16時間25
倍率1.12

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

淀川登山口~淀川小屋~花之江河~投石平
基本的には小さなアップダウンを繰り返す。ところどころ、岩の上を歩くが、整備されていて歩きやすい。むしろトレランで飛ばしたい。
淀川小屋の辺りは水がきれいで、最初水に反射した森木々に気付かず川底の石が見えるだけだと思った。
展望があるところもあるが基本的には樹林帯で、大きなヤクスギはそこまでない。

投石平~宮之浦岳
ここから安房岳、栗生岳を越えて宮之浦岳まで登っては下るを繰り返す。投石平よりは急坂が多い。この辺りから雲がかかり始めた。

宮之浦岳~新高塚小屋
基本的には下り基調。途中で雨が降ってきてどしゃぶり。途中で整備している人がいた。新高塚小屋は無人。食料と寝袋が必要。ねずみがいるので食料の取扱注意。

新高塚小屋~縄文杉~ウィルソン株~大株歩道入口
基本下り。木道が多い。縄文杉以降は登ってくる人が多くすれ違いに時間がかかる。森林鉄道に出るまでは木道の急坂。そして、雨で滑りやすい。大きなヤクスギが多いので見ていて圧倒される。

大株歩道~楠川分れ
森林軌道跡。現在でも搬出や救急に使われている。軌道跡なので急勾配はない。レール部分も真ん中に歩きやすいように板が敷き詰められている。樹林帯の中に完全に入ったので雨あしが多少緩む。途中でツアー会社の方がタープを張り、昼食。雨で冷えきった体にはありがたかった。

楠川分れ~辻峠~太鼓岩~辻峠
楠川分れから再び登山道。このあたりは夏場蛭が出るらしい。登山道の横の岩は大きいものが多く、一人で雨の中歩いていたら、幻想的ととるべきか怖いなぁと思うべきか。辻峠でデポして太鼓岩。太鼓岩までは急登。

辻峠~白谷小屋~白谷雲水峡登山口
辻峠からはほぼ下り。岩が多いので、滑る。苔むす森(もののけ姫で有名)を歩く。やはり、こちらの方は縄文杉ほどではないものの人が多い。川の徒渉等ある。登山口に進むほど、雨あしが強く、また傾斜がきつくなる。

★よかった点
・コースとしては全体的によく整備されており、登山口が標高1,300mなので、宮之浦岳まで標高差500mなので、楽。ただ、距離が長いのとトイレがあまりない。
・ユズリハやヤクスギ等本州では見ない植物。また、岳詣りをされていることからも信仰の山の痕跡が見受けられる。
・人と共存してきた森っていう感じ。水もきれいで透き通って川底が見えたりする。
・雨でも苔やヤクスギがいきいきするので、楽しめる

★うーんだった点、改善点
・半年前にツアーの予約しようとしたら、平日だったが既に希望日は埋まっていた。屋久島の予約をなめていた。。。
・今回はツアーだったので登山口の手配はツアー会社で行ってくれたが、平日朝のバスでも行列が長かった。また島のため、両登山口ともにアクセスは幹海辺の幹線道路より急激に坂道を登り、交通機関も少ないため余裕をもって行動したい。なお、早朝タクシーはツアーなどで埋まることが多く、個人手配の場合早めに事前予約をした方がよい。
・営業小屋はなく場所は早い者勝ち。多いと泊まれないこともあるらしい。自炊と寝袋持参。
・小屋にねずみがいるらしく、食料や水を吊り下げる。
・とにかく、新高塚小屋から下山までは階段が多く、雨だと滑りやすい。
・縄文杉以降は、縄文杉目当てのツアーが多いのですれ違いが大変。待ち時間が多かった。
・1日目午後以降はずっと雨だった。

★立ち寄り箇所
・ふれんど(宮之浦。素泊まり。部屋のとなりがパチンコ屋で遅くまで明るかった)
・鹿児島ホルモン宮之浦店(煙がすごい。メニューは屋久島っぽさがなかった)
・潮騒(首折れタチウオが食べたかった。唐揚げも尻尾がせんべいみたいでおいしいし、刺身も歯応えがあっておいしい。)
・PANORAMA(トビウオのすり身を薄くしてあげたトビカツがうまい)

★その他
・5月18日に豪雨で屋久島登山者が一晩下山できないことがあったが、ぎりぎりその前だったので登山できた。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品
虫除け ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ

登った山

宮之浦岳

宮之浦岳

1,936m

太鼓岩

太鼓岩

1,050m

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