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男体山(中禅寺湖の先に浮かぶは富士山)2020

男体山( 関東)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

晴れ時々曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 二荒山神社に登山者専用の駐車場があります。10台ほど止められます。

この登山記録の行程

二荒山神社(7:34)・・・4号目(8:27)【休5分】・・・【休15分】・・・8号目(10:02)・・・山頂(10:56)【休45分】・・・奥の院・・・8号目(12:20)・・・【休10分】・・・4号目(13:36)・・・二荒山神社(14:08)

コース

総距離
約10.4km
累積標高差
上り約1,609m
下り約1,610m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

  昨夜宿泊した湯元温泉を6時過ぎに出て、戦場ヶ原を見たりしながら、7時前に中禅寺湖に着いた。今日は月曜日なので、駐車場は空いている。ここに車を止めて準備を始めた。出発しようとしたところ、登山者用の駐車場があると聞き、そこに車を移動した。湖畔の駐車場は二荒山神社の参拝者用ということだった。

 二荒山神社で入山料千円を払い、お守りをもらって出発である。今日は周回はせず、山頂往復のルートを選んだ。このコースは単純明快で、真っ直ぐ登って(もちろん道はつづら折りが大半である)次に緩やかな林道を歩き、そこからまたまっすぐ登って山頂という、言わば「直球」勝負の山歩きである。

 二荒山神社の御神体は男体山だそうで、その山頂に向かって行くのだから、まずは参道の階段を歩くことになる。杉の大木があって荘厳な雰囲気である。やがて階段は終わり、ミズナラやトドマツの大木の中をつづら折りに登る道に変わった。林床は笹で覆われている。

 登り切ると林道に出た。舗装道路である。ここを15分ほど歩くと4号目に着き、そこからまた登山道に入る。つづら折りの道の所々で眼下に中禅寺湖を望むことができる。今日は時折、涼しい風が吹き抜けていく。

 道は途中から岩場に変わる。岩場に変わっても急登が続くことに変わりはない。
 延々とした登りに嫌気が差してきた頃、振り返ると富士山が見えた。ここは8号目の手前である。中禅寺湖の向こうには、富士山、そして南アルプスや北アルプスの山々が峰を連ねている。。

 8号目からまた登り、ザレ場に出ると山頂が近くなる。
 ここからの眺めは素晴らしく、振り返ると眼下に中禅寺湖、その向こうにアルプスの山々が見えている、富士山は、残念ながら雲に隠れてしまった。

 山頂はかなり広く、どこが山頂なのかよく分からない。神社の建物、山頂碑、鐘などが、ほとんど無秩序のように置かれている。宝剣のある岩場が一番高そうなので、ここに登ってみた。

 山頂から先に進んで、左手が切り立った稜線を歩いた。9号目付近まで進んだが、ここからは尾瀬の燧ヶ岳や至仏山、谷川岳が見渡せる。ここまで足を伸ばして見る価値があった。
 山頂付近を歩き回り、奥の院まで足を運んだ後は、中禅寺湖を見ながら下山する。
男体山への登りは単調で、例えれば苦行のようだが、その苦行も「中禅寺湖」という見所を一つ加えることで、たちまち魅力の深いルートに変貌した。
 男体山に登る時には晴れて展望の利く日を選ぶ。これが鉄則のように思う。
 雨の日、それも展望の利かない日に登るのであれば、それは苦行に違いないが、晴れや高曇りの日に常に中禅寺湖を眼下に置き、遠くアルプスや富士山を眺めながら歩けば、それは至福の時と言っても良い。
 この日は、「てんくら」の予報も良い方に外れ、至福の時を味わうことができた。

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装備・携行品

登った山

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男体山

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