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弥山・八経ヶ岳・・涙・涙で写真がない!

八経ヶ岳( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (kazu さん )

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行程・コース

天候

1日目・・晴れ  2日目・・晴天

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 桜井駅前ホテルから車で約2時間
行者還トンネル西口登山口に到着
国道309号線は道幅が狭いと言われていますが、トンネル側の309号線は広く、離合もでき問題なし。
駐車場は朝早かったせいか、ガラガラでした!

この登山記録の行程

8.20 行者還トンネル西口登山口(6:45)⇒奥駆道の稜線(8:00)⇒弁天の森(8:35)⇒聖宝ノ宿跡(9:05)⇒弥山小屋(10:25)⇒八経ヶ岳(11:45)⇒明星ヶ岳(12:10)⇒八経ヶ岳(12:45)⇒弥山小屋(13:35)(泊)

8/21 弥山小屋()6:30⇒聖宝ノ宿跡(7:00)⇒弁天の森(7:40)⇒奥駆崖道の稜線(8:00)⇒行者還トンネル西口登山口(9:10)

コース

総距離
約9.3km
累積標高差
上り約1,004m
下り約1,012m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

2020年、9回目の山行は前日に引き続き奈良県の百名山、弥山・八経ヶ岳(1915m)です。
今回の山行も、この次に行った伊吹山でカメラを紛失した為、写真は全くありません。
天気もよく、山頂の弥山小屋で一泊して素晴らしい景色をいっぱい撮っていただけに残念でなりません。唯一、あるのはスマホで撮った山頂の標識写真のみ・・
・・ただただ、涙(Made in tears)・・

八経ヶ岳は近畿地方の最高峰です!
大峯奥駆道の大稜線のなかの主峰でもあります!
ここに登るとこの奥駆道の長~い道のりの一部を見渡すことができます。
その奇異な山並みも何か神聖なものに感じて魅了させられました!
北から南に大普賢岳、行者還岳、弥山、八経ヶ岳、釈迦ヶ岳くらいまでは見渡せました。
特に大普賢岳、釈迦ヶ岳は特異な山容で
・・何か人を寄せ付けない感・・がある孤高の山に見えました。
妙義山の奇異な岩峰群を彷彿させられます!

弥山の山頂での夕日、朝焼け、日の出も素晴らしかった!
今回の近畿遠征で一番素敵なシーンであったように思えます
・・ゆえに、ただただ涙・・

登山口は行者還トンネル西口駐車場
昨日の大台ケ原同様、桜井駅前のホテルからここまでのドライブも長かった。
約2時間です。
途中まで大台ケ原と同じ道を進み、国道169号から国道309号に入っていきます。事前に調べた際、この道が狭くて車の離合も大変とのことだったのですが、実際に走ってみて何の問題もありませんでした!舗装道で道幅も問題なく快適な運転でした!
心配することはなかったですねー!
トンネルを抜けると登山口の駐車場です。
駐車場の管理人に聞いたところ、この309号線はここからみたらい渓谷側の道が狭くて大変なんだそうです。
トンネル側からのアプローチがお薦めですねー!

さあ、登山口から出発!
木の橋を渡ってから本格的な登りが始まります。
ここから奥駆道の稜線の分岐までの登りが今回の山行で一番のキツイところでしょう・・
ここを超えれば、あとは気持ちイイ稜線歩き(奥駆道歩き)が続きます。

弁天の森、聖宝ノ宿跡と比較的平坦な道を進みます!
周りは新緑・・気持ちイイ!
花が終わったコバイケイソウが周りにいっぱい・・・花の最盛期には辺り一面真っ白できっと素晴らしかったんでしょうね!

あともう少しで弥山の山頂、急坂を超えると弥山小屋が見えて来ました!
本日の宿泊小屋です。
宿泊者は私ひとりとのこと・・コロナの影響ですかねー!
ちなみに小屋からはコロナのために布団等の寝具の提供はありません・・シュラフ・マット持参になります。
小屋の周りには鹿の親子が黙々と草を食べています。
慣れているのか全く人間を怖がりません
・・それどころかじっと見つめられて・・ウフッ・・

ここからサブザックで八経ヶ岳、明星ヶ岳をピストンします!
山頂付近はオオヤマレンゲの自生地になっていますが最近は鹿にやられて減少しているとのこと・・柵を設置して保護されていました!

そして八経ヶ岳山頂
近畿最高峰(1915m)!
唯一のスマホの写真です。
山頂には誰もいません・・ひとりぼっち・・
大普賢岳から釈迦が岳まで大展望です。
大峯奥駆道の稜線がズート続いています!

その先の明星ヶ岳まで行ってみました。
明星ヶ岳から折り返して八経ヶ岳に戻ってみると・・
なんとまあ、人がいっぱい!
その中心にいたのが74歳になったというおっちゃんでした!
話を聞くとこのおっちゃん、只者ではありません!
日本百名山を既に2回踏破しており、現在番号順に3巡目に挑戦中とのことです。
百名山は60歳から登り初めて491回登頂しているそうです!
恐るべき体力、気力、執念・・・
ある意味、田中陽気さんより凄いかも・・
山頂にいた方々と記念写真を撮っていて私もツーショット写真とかいっぱい撮りました。
今となっては一枚もありませんが・・覆水盆に返らず・・

暫く百名山の話をしていました・・
あの山、この山・・話が尽きることはありませんねー!
兵庫県の方で名刺まで頂いて・・
・・親切に鳥取の百名山「大山」に登るなら車で案内してくれるとも言われ・・・
名前も顔も公表してもいいと言われましたので、敢えて公表します・・
“久留宮康之”さん・・いつまでも元気で登り続けてください!
顔写真は残念ながらありませんが・・

弥山小屋まで戻って来ました!
ほとんどの登山者は日帰りで帰りますが私は夕日、朝日を期待して宿泊です!
時間はあるのでのんびりします・・

小屋泊は私だけですが、テント泊の方が4組ほど・・

一組は小学校1年生の女の子と父親の2人・・
6歳でよく登って来ましたね・・お父さんは山が嫌いにならないかと心配していましたがとても楽しそうだったので大丈夫でしょう!
大阪から地元の天川村に移住して来られたそうで、この地の自然が大好きで、とてもいい処だそうです!
お父さんはトレランとかされていて、この地域の山はほとんど行っているそうです!
本格的な登山者のようにも拝察されます。

ソロの方が二人
一人はやはり地元の方のようで、この弥山には地図にない道(バリエーションルート)で登って来られたそうで・・
・・熊が結構いるので心配だったそうです・・こわいですねー!
かなりの経験者のようです。周辺の山名、奥崖道の稜線とかいろいろ教えて頂きました。
ヤマップの話で盛り上がりました・・また連絡ください・・

もう一人もかなりの経験者
一緒に見た朝焼けがとても素敵でしたね!
後ろ姿と朝焼け・・絵になるショットだったんだけど・・写真、なくなって残念です!
一期一会の出逢いは写真ではなく心の中に留めておきましょう!

ここ大峰山系では朝・晩晴天で綺麗な夕日、日の出が見られることは滅多にないそうですが今回も朝・晩ともにガスがかかって靄っとしていました。
そんななかでも、空がうっすらと赤く染まっていきとてもイイ感じ、雰囲気でした!
一瞬の日の出、太陽も見られました!
あー、・・♫あの素晴らしい空・ショットをもう一度・・(北山修、加藤和彦)

翌日、さあ、それでは下山します!
本日は下山後、滋賀県の伊吹山に向かいます。
ナイトハイクの予定なので早くホテルについて寝ておかないと(ナイト)
ここから滋賀県までのドライブルートは高速を避けて一般道をトコトコと・・
八日市インターで名神に乗って北陸自動車道の長浜インターで降りて行きました。
ホテルで18;00には就寝・・ナイトハイクに備えます・・
ここまでは実に順調・・
伊吹山であの悲劇が起きるまでは・・・

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ ストーブ
燃料 ライター カップ クッカー カトラリー

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登った山

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1,915m

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