行程・コース
この登山記録の行程
鳩待峠(05:35)・・・オヤマ沢田代(06:35)[休憩 10分]・・・小至仏山(07:05)[休憩 10分]・・・至仏山(07:45)[休憩 15分]・・・小至仏山(08:30)・・・オヤマ沢田代(08:45)・・・山頂分岐(09:40)[休憩 5分]・・・笠ヶ岳(09:55)[休憩 20分]・・・山頂分岐(10:25)・・・片藤沼(10:30)・・・山頂分岐(10:40)・・・オヤマ沢田代(11:40)[休憩 5分]・・・鳩待峠(12:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
ずっと前、尾瀬ヶ原を歩いた時のあまりの混雑ぶりに圧倒され、コロナの影響もあって人出が少ないであろうと思われるこの時期の平日を狙って至仏山に行ってきました。
真っ暗な夜道を慎重に走り、途中、シカ3頭に遭遇しつつ、マイカー規制解除後の深夜に鳩待峠駐車場に到着。夜明けまで車中仮眠しましたが、タオルケットにくるまっていても寒くて震えました。やっぱり山の中は冷えます。
身支度して5時半過ぎに鳩待峠をスタート。パラパラ見かけた登山者は皆、尾瀬ヶ原に下りて行ったらしく、至仏山方面へは私だけ。熊出没のニュースも聞いていたので念のため鈴を装着。
歩き始めは広くて整備された道。途中から木道・木段が現れます。失敗だったのはゲイターを持って来なかったこと。前日の雨が熊笹に残っていて、ズボンの裾と靴の中がぐっしょり濡れてしまいました。また、この時間帯は木道・木段も要注意。濡れてスリップしやすかったです。
そうこうするうちに原見岩に到着。霧に埋もれた尾瀬ヶ原は幻想的。そして、小至仏山が近くなるにつれ岩場ゾーンが増えてきます。ここで要注意なのは、磨り減って青黒くなった蛇紋岩。しかも、次の1歩を置きたい所こそ蠱惑的に青黒くなってますが、登山靴でもツルツル滑ります。まして、濡れていたりするとトゥルントゥルン。慎重に慎重に。
小至仏山山頂を独占した後、岩場ゾーンをヒイヒイ言いながら登り切ると至仏山山頂。この時点で尾瀬ヶ原の霧は消え、背後の燧ヶ岳とともに見事な眺め。清々しい風も吹いていて、さらには、この山頂もずっと独り占め。静寂の中で幸せに浸れました。
さて、来た道を逆走します。次の目的地は、尖った山の姿が遠目にも印象的な笠ヶ岳。至仏山からの下りも、滑りやすい蛇紋岩に注意しながら進みますが・・・、ヤマケイさん、小至仏山-至仏山間のコースタイムはちと厳しすぎるかと。到底、20分では無理です。
だんだん暑くなって、足取りも重くなりながらも、オヤマ沢田代(=悪沢岳分岐)、小笠を通過して笠ヶ岳山頂分岐に到着。ここまでの道、分かりやすいんですが、泥濘と倒木のオンパレードで歩きにくいです。おまけに裾はドロドロ。忘れたゲイターが悔やまれます。気を取り直して笠ヶ岳山頂アタック開始。岩場の急坂を10分ほどかけて登ると360度の大パノラマ。若干、雲がかかり始めていたものの、至仏山、武尊山、谷川岳、奈良俣ダム、片藤沼が一望。素晴らしい景色でした。しかも、ここも山頂を独り占め。笠ヶ岳下山後、片藤沼に寄ってみましたが、ただの池。これといった感動はなし。
笠ヶ岳からオヤマ沢田代までは緩やかなアップダウンの繰り返し。距離もそこそこあり、コロナと長梅雨でなまってしまった脚にはキツイ・・・。どうにか悪沢岳まで戻り、あとは鳩待峠まで一気に下るのみ・・・、ところが、原見岩あたりから雨がポツポツと。雲行きが怪しいなと思ってましたが予感は的中。幸い、原見岩から先は樹林帯なので、多少強く降ってもずぶ濡れにはならずに済みました。
まあ、いろいろありましたが、いつもなら人が溢れている至仏山のみならず、小至仏山と笠ヶ岳までも独り占めして絶景を堪能できたわけですから良しとしましょう!
フォトギャラリー:21枚
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 修理用具 |
医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール |
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