登山記録詳細
岩茸石山から棒ノ嶺へ
岩茸石山,棒ノ嶺(関東)
-
日程
2020年11月1日(日)
-
利用した登山口
軍畑駅
さわらびの湯バス停
-
登山口へのアクセス
電車
その他:J軍畑駅から車道を道標に従って歩く
-
天候
晴れ
この登山記録の行程
軍畑駅(06:50)・・・高源寺・・・常福院・・・高水山・・・岩茸石山(09:00)・・・名坂峠・・・黒山(10:50)・・・権次入峠(11:15)・・・棒ノ嶺(棒ノ折山)(11:25)[休憩 35分]・・・権次入峠・・・岩茸石・・・白地平(12:45)・・・さわらびの湯バス停(13:30)
今日は棒ノ嶺に行ってきました。今回は初めてのルートで、青梅から高水山→岩茸石山ときて北西へと稜線をたどる、いつもよりも長めなコースにしてみました。
私の乗った電車が、軍畑駅に6:46に着いたので、諸々準備して早速出発しました。他に同じ駅で降りたのは数名程度でした。伝え聞いたお話ではホリデー快速が混雑とのことでしたが、私の乗った普通の便は普通の週末レベルだったので、それはラッキーだったかなと思いましたw
今回も読図練習しながらの山行です。けれども今日は時間も長めな行程なので、確実に詰められるところまでは速攻で移動しました。さんざ飽きるほど歩いた高水三山なので、分岐となる岩茸石山まではサクサク移動します。
ですが、高水山の手前ですれ違ったおじさんに話掛けられました。聞けばふもとにお住まいとのこと。毎週高水三山を歩いているとのことで、こうやってひとつのお山に親しみ続けるのって素敵で魅力を感じます☆
9:00丁度に岩茸石山に着きました☆こっから新しいルートに入ります。いつもは惣岳山へ流れて行っちゃいますが、その時でもこっちのルートは急斜面だろうなと思っていました。岩茸石山からその尾根を眺めていても、手前側でさえめっちゃ下の方に見えていたので、こりゃあルートに入ってすぐに急降下だろうなと容易に想像できました。
で、実際その通りとなりましたw
ちなみに、私が直前に靴紐を直している間に、高水の方から男性がひとり速足気味にやってきて同じルートに入っていきました。私はあの斜面はおっかなびっくり降りていきましたが、その人はすぐに姿が見えなくなりまして、凄い人がいるものだなと思いましたw
とりあえずすぐ先のタワ部についてから一息つき、ここで事前準備してきた地図を取り出しました。
今日のメインイベントです。前回の大マテイ山での大失敗を徹底的に反省し、今回の準備につなげましたw
(^O^;
まず地図は縮小版と拡大版の2種類を用意しました。全体の把握と、都度ごとの地形観察とで使い分ける算段です。縮小版がA3で2枚、拡大版もA3で4枚でした。
荷物がかさばりましたが、とにかく四の五のいわずそうするんだ!という固い決意で持ってきましたw そうして、普段通り、丁寧に作業を重ねていくと、不思議と大外しせず、ちゃんと細かい修正もしっかりできて、今日の地図読みは一定程度満足できる出来でした☆
ところでこの尾根の序盤、地図読みでこれまで見過ごしていた細かい点に気づけたことが大きな収穫でした。序盤も序盤、添付の地図の赤丸地点、なんの変哲もないポイントですが、ここを迎える前の自身の認識は
「左の傾斜に沿って歩き、西向きの尾根が見えたら北へ向きを直す」
という感じでした。
が、実際の道はもっと手前で尾根の右側に落ち込み、北へと流れていきました。
これを見た時、最初の西向き尾根が目視確認できないので、他の特徴を拾うことにしました。といっても大したことではなく、
「右手の谷の輪郭に沿って、北へと流れていく」
という風に切り替えました。
内容としては至極単純なことです。
とはいえポイントひとつとっても、切り口次第で認識の仕方はいくつも生まれるので、今回のように予定してたような展開じゃなかった場合、状況に合わせて着眼点を適切に切り替えられるように、複数の見方を仕込んでおくことが、今後の精度向上に大きく貢献してくれそうな気がしてます☆
さて、順調に読みを進め、失敗らしい失敗もなく歩いていけました。
後半戦に入ると親切な看板がありました。その先、これまで樹林帯の中ばかりでしたが、少し見晴らしのいい場所が☆
あとその先でまた「?」な看板がw
これは何だろう...
[日鉄住金物産ロード]
[巻き道ではないです]
この個所を過ぎたあたりから、段々景色がいいところが増えてきたように思います。特に黒山の周辺は緑が素敵でした☆
(´∀`*)
初めてこの区間に足を延ばしましたが、いっぺんに好きになりました。また冬とかも綺麗だろうなぁなんて想像しちゃいます♪
10:50の到着でした
さっそく権次入峠へ移動します。こちらは11:15分到着です。ここまでくれば棒ノ嶺山頂まではもうすぐですね。ただ、権次入峠についてみると、有間ダム方面からやってきたひとの往来が賑やかになり、山頂直下では団体さんによる?登りの渋滞が発生w
近づいてみると、言うほどのどん詰まりではなく、先行者が休み休み歩いている様子でした。傍を追い抜きさせてもらい、山頂へ到着です。11:25でした。
そして...ここまで山頂の賑わっている棒ノ嶺は初めてでしたw
丁度お昼時なのでクッカーでうどんを作って食べて、そのあとはすぐ下山に向けて行動再開しました。12時ちょうどです。
下山は権次入峠まで戻り、有間ダム方面へ。岩茸石の裏側に回り、滝ノ平尾根を下山しました。白谷沢のゴルジュは下りにはちょっと憚られたので、尾根を下りました。
尾根は初めてでしたが、まさかあそこまで杉の根地獄だとはw足の裏がグリグリいじめられましたwwwなんとかめげずに頑張って下りましたw
途中、交差している林道をタイヤのついた乗り物で降りれたらどんだけ楽だろうと思わなくもなかったです13:30、無事に下山が完了しました☆
今回は距離ありましたが、のんびり歩けて体力も不足ナシという感じでした。気温故か、山行中の水分補給は昼食時のうどん汁以外ナシで済みました。
読図も、精度向上の兆しが見えた一日だったので、次の山行からまたさっそく試したいなと思います。
- この山行での装備
-
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、ナイフ、ツエルト、健康保険証、ファーストエイド・医療品、虫除け・防虫薬品類、ロールペーパー、非常食、行動食、テーピングテープ |
- この山行で使った山道具
-
2
※この登山記録が、あなたの登山計画の参考になった場合
感謝の気持ちを込めて、右のボタンを押してください
- Noob Scouterさんの登山記録についてコメントする
-
岩茸石山から棒ノ嶺へにコメントしたい場合は、ログインする必要があります。
関連する現地最新情報
登った山
類似するモデルコース
-
- 棒ノ折山 日帰り
-
体力度: ★★
危険度: ★★
3時間50分 日帰り
-
上日向(08:00)・・・清東橋(08:25)・・・奥茶屋(08:30)・・・棒ノ折山(棒ノ嶺)(1...
-
- 上成木から高見山へ 日帰り
-
体力度: ★★
危険度: ★★
3時間55分 日帰り
-
上成木(08:00)・・・なちゃぎり林道出合(08:50)・・・常福院(09:20)・・・高水山(0...
-
- 高水三山(高水山・岩茸石山・惣岳山) 日帰り
-
体力度: ★★
危険度: ★★
4時間 日帰り
-
軍畑駅(08:00)・・・高源寺(08:30)・・・常福院(09:25)・・・高水山(09:30)・...
-
- 木漏れ日の中の山道と頂上からの展望が魅力
-
体力度: ★
危険度: ★
4時間15分 日帰り
-
上日向バス停・・・奥茶屋・・・棒ノ折山・・・ゴンジリ峠・・・黒山・・・小沢峠・・・上成木バス停
-
- 奥多摩入門のミニ縦走コース
-
体力度: ★
危険度: ★
4時間35分 日帰り
-
軍畑駅・・・高源寺・・・高水山・・・岩茸石山・・・惣岳山・・・御獄駅
-
- 沢気分と展望の山頂。歴史を刻んだ峠へ下る
-
体力度: ★★
危険度: ★★
5時間10分 日帰り
-
さわらびの湯バス停・・・登山口・・・白孔雀ノ滝・・・岩茸石・・・権次入峠・・・棒ノ折山・・・権次入峠...
関連する登山記録
Noob Scouter さんの他の登山記録
2
※この山行記録が、あなたの登山計画の参考になった場合
感謝の気持ちを込めて、右のボタンを押してください
[このページのトップに戻る]