行程・コース
天候
初日晴れ、山頂付近にガスが発生するも、小屋到着時には快晴。深夜は強風だったが、2日目は朝から快晴。
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
6時に多摩地区を出発、国立ICより中央道を経由、勝沼ICから一般道をへ経て西沢渓谷駐車場へ8時半に到着。
平日という事もあり、駐車場はガラガラでした。
この登山記録の行程
【1日目】
西沢渓谷入口(08:59)・・・近丸新道入口(09:21)・・・徳ちゃん新道入口(09:26)・・・合流点(11:27)[休憩 5分]・・・木賊山(14:13)[休憩 10分]・・・甲武信小屋(14:31)
【2日目】
甲武信小屋(05:40)・・・甲武信岳(05:56)[休憩 16分]・・・甲武信小屋(06:25)[休憩 90分]・・・巻き道分岐(08:17)・・・合流点(10:04)[休憩 5分]・・・徳ちゃん新道入口(11:31)・・・近丸新道入口・・・西沢渓谷入口(11:56)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
アクセスの良い西沢渓谷入口を朝9時に出発、色付いた景色の中25分程進み、徳ちゃん新道入口へ。
ネットでの事前の情報によりかなりの急登だと分かってはいたが・・・。
先日登った赤城山も乗っけから段差の大きい登りだった。こちらは最初は大きな段差こそ無いものの、途中心が折れそうな位の急坂が延々に続く。
跨ぐには高く潜るには低い倒木があちらこちらに在り、さらに木の株の下が浚われ、大きな段差が行く手を阻む場所も多くあった。
徳ちゃん新道入口より2時間程掛け、ようやく合流点へ。ここまでもこの先も路が狭く、ゆっくり腰を降ろしての休憩が拒まれた。
結果、木賊山への登りまででハンガーノック状態に陥ってしまった。広瀬湖を見下ろせる岩場のところで少し長い休憩をとり、ジェルやエナジーバーを。
やっと元気を取り戻し、木賊山を越え宿泊地である甲武信小屋へ14時半に到着。
テント設営後、甲武信ヶ岳を目指す予定であったがすっかりその気も萎え、この日はゆっくりテントで過ごすことに。
甲武信小屋はアットホームでアバウト。
売店にはビールにサワー、ウィスキー等々品数は豊富。お会計はと言うと商品と並んだ箱の中へお金を入れ、自分でその中からお釣りをもらうシステム。どれだけ登山者を信頼しているのだ。
外の水も同様、1リットル50円。蛇口脇の籠へお金を・・・。
ここで注意、この水はポンプでくみ上げているそうで、深夜はポンプを止めるため水が出なくなるとの事。
この後ビールを頂きながら夕食を取り、早めの就寝についた。
夜は天気予報の通り風が強くなった。ガイロープを張っていなかったので心配したがテントが持っていかれるほどの風までとはならなかった。
翌朝は4時に起床、プラティバスの水は凍ってしまい使用不可。しかし、寝袋の中の湯たんぽ代わりのボトルの水は凍らずにすんだ。
難無くお湯を沸かし、温かい朝食をとり、御来光を拝みに甲武信ヶ岳頂上を目指し5時40分に出発。
15分程で山頂に付くも、日が昇る東の空は開けていないので、見晴らしの良い場所まで少し下りご来光を待つ。
じつは山登りを始めてから初の御来光であり、天気も良く最高の日の出を拝むことが出来た。
その後は頂上からの眺望を堪能、赤く染まる八ヶ岳や大弛峠からの金峰山等しっかり目に焼き付け下山の徒に。
テント場に戻り、テントを撤収し8時前に下山開始。
多くの方が雁坂峠を目指す中、自分は体力に自信を失った為、来た道徳ちゃん新道で下山。
登りできつかった路、勿論下りでもきつかった。
それでも途中苔むす中写真を撮ったり、常に前方に富士山を拝みながらの最高の登山だった。
後半ペースを上げ、11時半には徳ちゃん新道入口、11時50分に駐車場へ付き1泊2日のテント泊登山を締めくくった。
フォトギャラリー:22枚
木賊山から見る甲武信ヶ岳。
広瀬湖からの眺め。
西沢渓谷入り口付近は紅葉の最盛期。
徳ちゃん新道入り口、ここから過酷な急登が始まる。
登山道は狭く、ザックのテントマットが引っ掛かって歩きづらい。
徳ちゃん新道と近丸新道の合流点。
近丸新道から登ってくる強者カップルもいた。
木賊山までの道は狭く、一休みする場所を選ぶのも一苦労。
やっと見つけた広瀬湖を見下ろせる場所。
途中苔むした場所も。
木賊山山頂、標高2,469m 甲武信とほとんど変わらない。
しかし眺望はゼロ。しばらく下れば甲武信を望める。
やっとのことで辿り着いた甲武信小屋。
メニューは豊富。
空き缶のお持ち帰りに協力を。
缶ビールに缶酎ハイ等、値段は良心的だよね。
会計は上段に有る箱の中へ。お釣りも含めてセルフです。
小屋外の水場。
ポンプで汲み上げているそうで、深夜は凍結防止で止めていると。
ここも料金はセルフです。
テン泊者も利用可能なトイレ。
とても綺麗で快適。
本日のテントの様子。
チェアーにテーブルも。
翌朝甲武信ヶ岳登頂、小屋から20分程度なので朝食前に。
頂上から少し下ったところでご来光を。
朝日に焼ける八ヶ岳連峰。
山頂に雪を被った中央アルプス。
そして存在感有る富士山。
朝食後ゆっくり下山開始。
帰りは木賊山を通らずまきみち経由で。




