行程・コース
天候
曇り時々薄日
登山口へのアクセス
バス
その他:
立川発奥多摩行き、御嶽着7時13分。滝本行バス7時30分発。滝本発ケーブルカー7時55分。帰りは奥多摩発電車
この登山記録の行程
ケーブル御嶽山駅(08:10)・・・裏参道分岐(08:20)・・・神代欅(08:25)・・・御岳山神社(08:30) [休憩 5分]・・・長尾平(08:45)・・・綾広ノ滝分岐(09:05)・・・芥場峠(09:25)・・・旧大岳山荘(09:55) [休憩 15分]・・・大岳山(10:25) [休憩 35分]・・・鋸山(12:15) [休憩 10分]・・・愛宕山(14:10) [休憩 10分]・・・奥多摩駅(14:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
大岳山の山頂付近ではすでに葉を落とした木々が多くなっていたが、中腹や鋸山に至る尾根道の紅葉は今が盛り。曇り空で展望こそもう一つだったが、登山者は少なく、カサカサと落ち葉を踏んでいく秋の山歩きを堪能した。
天気が良ければ関東平野が一望できるケーブル御嶽山駅前の広場で準備をして、「天空のもみじまつり」ののぼり旗が立つ参道を歩きだす。沿道のモミジが赤く色づいている。宿坊の間を通り、天然記念物の「神代ケヤキ」を過ぎ、土産物店の間を過ぎると御岳神社の随身門に着く。登山道は随身門から直接長尾平に向かっているが、階段を登って御岳神社にお参りする。
神社から長尾平に下る近道を通って登山道に合流、先を急ぐ。紅葉の木々が増えてくるがあいにくの曇り空。太陽が出て青空になれば言うことなしなのだが、それでも赤や黄色の紅葉を楽しみながら歩く。奥の院分岐の天狗の腰掛杉を過ぎ、綾広ノ滝分岐からつづら折りの道を登ると高岩山方面への道を分ける芥場峠。峠から先、小さな鎖場がある場所には、転落事故があったとのことで新しく鉄製の柵が設けられていた。
今は営業していない大岳山荘の前のテラスからは富士山がきれいに見えたのだが今は立ち入り禁止になっている。一休みの後、大岳神社の横を通って山頂を目指す。小さな岩場もある急登を登りきると大岳山の山頂に着く。
山頂からは、曇り空だったが7合目あたりから白くなった富士山を望むことができた。丹沢や道志の山々、西側には三頭山や御前山、大菩薩嶺や小金沢連嶺、雁ヶ腹摺山や滝子山なども確認できた。山頂で休んでいたのは5人ほど。土曜や休日は大賑わいなのだが、平日はゆっくりできる。
下山は奥多摩方面へ。急坂を下りきると、この日のハイライト、紅葉の尾根道である。赤や黄色の紅葉がときどき射す薄日に輝き、楽しませてくれた。カサカサとなる落ち葉を踏んでゆく尾根道は最高であった。
大ダワへの分岐を過ぎて一登りで鋸山。山頂は針葉樹に囲まれ展望なし。途中の天地山三角点は道標もなく知らないうちに過ぎてしまう。一度針葉樹林の中を下るが、やがてやせ尾根が現れ、鋸尾根の岩場となる。鉄製の階段や鎖場があり、大きなクサリ場には巻道がつけられている。石仏や祠のあるところからは眼下の集落の向こうに六ツ石山や鷹ノ巣山を見ることができた。
送電線の下をくぐると車道が登ってきている登計峠、駐車場を真っ直ぐに進むと愛宕山で愛宕神社が鎮座している。愛宕神社からは長い急な階段を下り、登計園地を抜けると車道に出て、多摩川を渡ると奥多摩駅である。
本コースは初冬もおすすめである。晴れていれば山頂からの展望は最高。東京湾や江の島までも見える。木々の葉が落ちた明るい尾根道歩きもまた楽しいだろう。
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ケーブルカーには10人ほど
御嶽山駅前の広場から日ノ出山
のぼり旗の立つ参道を行く
随身門から石段を登る
石段の途中のベンチ
御嶽神社
長尾平
正面の山は奥の院
紅葉の登山道
小さな岩場には新しい鉄製の柵
赤がきれい
大岳山荘。営業していない
テラスは立ち入り禁止
旧大岳山荘前のテラス横から
大岳神社
大岳山山頂
山頂からの富士
三頭山と御前山。中央が大菩薩嶺
紅葉の尾根道
カサカサと落ち葉を踏んで
気持ちのいい道が続く
赤、黄の中に緑も
小さくても一人前
鋸山。展望なし
階段や鎖場がある鋸尾根
祠や石仏
六ツ石山
車道が登ってきている登計峠
愛宕神社
愛宕神社の急階段。188段
多摩川の紅葉。昭和橋から




