行程・コース
この登山記録の行程
アルプス平駅(09:30)・・・地蔵ノ頭(09:50)[休憩 10分]・・・小遠見山(10:55)[休憩 25分]・・・大遠見山(12:15)[休憩 75分]・・・小遠見山(14:15)[休憩 25分]・・・地蔵ノ頭(15:20)・・・アルプス平駅(15:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
1月7日からの緊急事態宣言が3月21日に解除され、好天が見込まれたことから、五竜、鹿島槍や白馬の展望を期待して遠見尾根を選定。遠見尾根は9年前の夏に五竜からの下山で使ったことがあり、雪の時期に再訪したいと思っていた。
ゴンドラ駅がある五竜とおみスキー場は長野ICから40キロ位あるが、長野五輪の際に整備されたバイパス道路が充実しており距離の割に時間はかからず、長野ICからは40分程で到着。朝食をとり、身支度をしてからテレキャビンの乗り場に向かう。チケットはリフト券売り場では購入できず、テレキャビンの乗り場で直接購入するので少しわかりずらい。ゴンドラはそこそこ賑わっていたが、乗車人数を間引いていて乗車まで少し待ち時間が必要だった。ゴンドラの終点から地蔵の頭の直下までリフトもあるが、リフト乗り場に下るのも面倒だったのでゴンドラの終点からアイゼンを装着して登った。途中スキー場のゲレンデを横切る形となるのでアウェーな感もあるが、ゴンドラ駅で聞いたら歩いてもかまわないとのこと。
天気は予報よりいい位で快晴無風の中登っていったが、暑くて地蔵の頭で早々にアウターを脱いだ。地蔵の頭には展望図もあり、五竜から白馬の稜線や飯縄、戸隠、妙高、火打、雨飾等が望める。浅間、四阿山や八ヶ岳も望めたが春ということもあり霞んでいた。地蔵の頭からは小遠見山に向けて稜線を登っていく。終始八方尾根を眺めながら歩くので、登山スタートからダイナミックな展望を望みながら歩くことができる。小遠見山への尾根沿いのコースは幅も広く危険な所はあまりない。小遠見山へは1時間位で到着。小遠見山からは爺ヶ岳、鹿島槍(北峰)から八峰キレット、五竜~唐松と八方尾根の奥には白馬も望める。爺ヶ岳の傍らには槍も望めたが、鹿島槍の最高点の南峰は望めない。自分の記憶では大遠見まで行けば鹿島槍の双耳峰も望めたように思ったので大遠見まで行こうと思っていたが、小遠見までの人が多いようだった。
小遠見で少し休んで大遠見へ向かう。日差しもたっぷりで風もなく暑いくらいで3月というのにGWの頃のような陽気だった。小遠見から先は一部尾根がやせている箇所もある。小遠見から中遠見へは15分位で到着。行動食として持ち込んだチョコバーはベトベトだった。大遠見へは中遠見から標高差100mほど登るが30分位で到着。
大遠見からは鹿島槍の最高点の南峰も望め、馴染みのある双耳峰の山容が望める。大遠見は尾根が広くなっており、テント泊の方もいた。五竜を目指すならここをベースにするのはいいように思った。明日の天気は微妙だが日没や日の出を狙ってのんびりテント泊もいいかもしれない。大遠見で昼食をとり、展望を楽しみ13時半頃下山を開始。小遠見には1時間弱で到着。少し風が出てきて寒くなってきたが、ゴンドラの下り最終は16時半なので小遠見で少しゆっくりしてからアルプス平のゴンドラ乗り場へ下山。
遠見尾根はGWの頃にやろうかと思っていたが、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、その頃には再度コロナの感染拡大が見込まれるとのことなので、今のうちにやることにしたが、天気はすでにGWの頃のような陽気だった。各地桜の開花が報じられ、東京ではほぼ満開になったとのことで、入学式の頃には葉桜になっているような勢いになっている。緊急事態宣言の解除、東京や大阪等の大都市での桜の満開、新年度の開始と少し間が悪いように感じるが、医療関係者へのワクチンの投与も始まったとのことで、早期にワクチンが行き渡ることを期待したい。
フォトギャラリー:60枚
地蔵の頭から雨飾、火打、妙高、戸隠
地蔵の頭から五竜、唐松
地蔵の頭から白馬
白馬三山
焼山、火打、妙高、高妻、戸隠と飯縄。火打は真っ白
雨飾、焼山、火打、妙高、高妻
五竜の武田菱がくっきり
唐松と八方尾根
小遠見から五竜、唐松
小遠見から八方尾根越しの白馬
小遠見から鹿島槍、八峰キレットと五竜
爺が岳の傍らに槍
白馬三山
中遠見から鹿島槍と五竜
中遠見から五竜
中遠見から五竜、唐松
中遠見から五竜に至る遠見尾根を望む
鹿島槍、五竜を眺めながらの散歩道
カクネ里雪渓(氷河)が印象的な鹿島槍北峰
大遠見への登り
火打、妙高、高妻
雨飾、焼山、火打山
大遠見から鹿島槍、五竜
大遠見から八方尾根
大遠見から五竜、唐松
大遠見から五竜
大遠見からの鹿島槍の双耳峰
大遠見からの火打、妙高、高妻
火打、妙高
雨飾、焼山、火打山
大遠見から鹿島槍、八峰キレットと五竜
見納めの双耳峰
中遠見から鹿島槍と五竜
中遠見からの下り。
遠くに浅間山と四阿山
小遠見からの槍
小遠見からの下山路
四阿、浅間
小遠見の稜線の雪庇。
八方尾根と白馬を眺めながらの下山。
頸城山塊も真正面にしての下山




