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名郷から鳩ノ巣へ縦走 アカヤシオは咲いていましたが・・・

有馬山、川苔山( 関東)

パーティ: 1人 (take3 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

利用した登山口

名郷バス停   鳩ノ巣駅  

登山口へのアクセス

バス

この登山記録の行程

名郷バス停(07:58)・・・大場戸橋(08:09)・・・鳥首峠登山口(08:27)[休憩 2分]・・・鳥首峠(09:17)[休憩 10分]・・・滝入ノ頭(09:56)・・・橋小屋ノ頭(10:28)[休憩 7分]・・・有間山(タタラの頭)(10:58)・・・有間峠(11:28)[休憩 4分]・・・日向沢ノ峰(12:27)[休憩 13分]・・・踊平(12:50)・・・横ヶ谷平・・・曲ヶ谷北峰・・・東の肩・・・川苔山(13:42)[休憩 8分]・・・東の肩・・・舟井戸・・・分岐・・・大根ノ山ノ神・・・鳩ノ巣駅(15:45)

コース

総距離
約19.5km
累積標高差
上り約1,977m
下り約1,989m
コースタイム
標準9時間5
自己7時間3
倍率0.78

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

鳥首峠から有馬山稜を越えて川苔山まで地味な稜線を繋げてみました。
地味に登下降が多く、運動不足の脚には負担でした。
山と高原地図で滝ノ入頭とヤシンタイノ頭の間に「ツツジ多い」の記述があるので、蕨山に続いてツツジのお花見山歩きを期待していたのですが、この辺りの稜線の西側斜面は皆伐地で跡地には杉が植林されていました。かつてどうだったかは知る由もありませんが、今となってはツツジは殆ど見られません。辛うじてミツバツツジが咲いていたのを10本程確認できたでしょうか。何とも残念なことです。またこの辺り大平山から長沢背稜の眺望が抜群なのですが、それが楽しめるのも杉の成長までの間ということになりそうです。
タタラノ頭から有馬峠までの道は踏み跡も柔らかで、落ち葉が積もっていると道を見失いがちになりますが、適度な間隔で赤テープがあるので迷いません。
有馬峠は封鎖されていました。
仁田山と日向沢ノ峰の間の送電鉄塔付近にアカヤシオがまとまって咲いているのを見つけた時には長々と歩いてきたのが報われた気がしました。
アカヤシオはこの後川苔山北側縦走路に所々咲いていましたが、見ごろは過ぎていた感じです。

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フォトギャラリー:36枚

鳥首峠からすぐそばの送電鉄塔下にカタクリが一輪

有馬山へ続く稜線の西側は皆伐跡地です

生き残ったミツバツツジが花を咲かせていました

滝入ノ頭。前回はこの標柱を見落としていた

三ツドッケから大平山。この眺望も杉が成長すると見られなくなるのかも

しょうじくぼの頭。三十三尋の滝からのルートがここで合流します

ヤシンタイの頭

ミツバツツジ

橋小屋ノ頭

タタラノ頭

ツコウの頭

閉鎖中の有馬峠に下りてきました

名栗湖方面がよく見えます

棒の嶺、槇ノ尾山、長尾丸山と続く稜線。魅力的です

送電鉄塔下の開けたとこではアセビが満開

送電鉄塔を過ぎた辺りにアカヤジオが群生

登山道の近くにあったのでマクロで

オハヤシの頭で長沢背稜に合流。一気に道がよくなります

日向沢ノ峰は見晴らしがよいので小休止

雲取山から蕎麦粒山

御前山と三頭山その奥にうっすらと富士山

川苔山北側縦走路にもアカヤシオが所々に咲いていました。

今日歩いてきた稜線を振り返ります。有馬山稜の左奥に大持山小持山が見えます。縦走はこの瞬間が好き。

大持山小持山(拡大)

有馬山稜(拡大)

川苔山。2001年に逆川を遡行した時はウスバ林道から本仁田山に出たので頂上に立ったのは何年振り??

蕎麦粒山、三ツドッケから長沢背稜

山頂の新緑はまだまだです

秩父側では皆伐跡地を見てがっかりしたのですが、川苔山から鳩ノ巣に下る間の植林地では森林再生間伐事業が広く実施されていました。きつめに間伐して広葉樹林が育ちやすくするように見えます。間伐材も薪ストーブの材料にせず、放置して土に返すようですし、地球環境にも優しい施業に見えますし、今後に期待がもてます。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • take3さん、こんにちは

    詳細な続報、どうもありがとうございます。アカヤシオとの思わぬ出会い。私も日向沢ノ峰から棒ノ嶺に向かう急斜面で、全く予期せず出会い、大いに慰められたことをありありと思い出しました。

    営林活動にも、皆伐のほか、強めの間伐などいろいろあるのですね。「自然のまま」などと言いますが、一度人の手が入ったところは、人間が関与を続けなければバランスが大きく崩れてしまいかねないと感じる場面が多々あります。よく考えたら、人間もまた自然の一部でその関わりあいの中で、今の環境ができているのだなとも思います。

  • すてぱんさん、コメントありがとうございます。

    日向沢ノ峰から棒の嶺への稜線も中々魅力的でした。アップダウンがありそうですし、なにせ奥地なのでどこから繋げたものか思案中です。

    針葉樹林の単一林は生物を寄せ付けない死んだ森に見えて好きになれません。経済的にも下草狩り、枝打ち、間伐等々の手入れをしない限り銭が取れるような木は育たないはずなのですが、そんなこと秩父のあんなとこでどうやって管理するというのでしょう?植えただけで放置された杉林は不健康で単なる花粉製造工場となってしまいます。

    すてぱんさんのおっしゃる通り自然と人間がバランスよく関与し続けていける仕組ができればいいですね(行政分野に限らず)、昔の里山のように・・。
    今は山村も人口減少で自然界と人間界の境界線が変わりつつあるようですが、それはそれで仕方のないことなのかもしれません。

    あ、山と高原地図は滝入ノ頭の「ツツジ多い」を削除して、蕨山の「雑木林多い」を「ツツジ多い」に変換すればOKですね。

  • Take3さん、こんにちは。

    今回は長めのトレイルでしたね。
    有間山の稜線は長丁場になるので、何時、何処から歩こうか?、と悩んでばかりで未だに行けていませんので、今回のレコはとても参考になりました。

    ↑営林と言えば、最近、檜原村の(株)東京チェインソーズのビデオを見たのですが、今は杉一本の相場が1~1.5万円だそうで、これでは全く事業にならないので、様々な付加価値化に取り組んでいるとの事でした。

    山の保水力を保つために「強めの間伐」で、杉植林帯に下草の多様性を持たせる活動も行っているようですので、こういう皆さんの活躍に期待したいものですね。

  • ガバオさん、こんにちは。

    遅レス申し訳ありません。

    今回は私にしてはロングトレイルでした(笑)
    今は杉の植林地になっているところも放置しておけば、不健康な木は枯死するなどしていつの間にか本来あるべき植生に代わるのかもしれませんが、それには数百年?単位の時間が必要ですから、それを早めるためには多少人間の手を入れるというのもあるんでしょうね。

登った山

川苔山

川苔山

1,363m

有間山

有間山

1,213m

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