行程・コース
この登山記録の行程
毛木平(05:45)・・・滑滝(07:20)・・・水源地標(08:35)[休憩 10分]・・・甲武信岳(09:30)[休憩 15分]・・・三宝山(10:25)[休憩 5分]・・・甲武信岳(11:15)[休憩 45分]・・・水源地標(12:30)・・・滑滝(13:35)・・・毛木平(14:50)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
5:45に毛木平駐車場登山口を出発。昨日のような強風は無かったがかなり冷えている。多分氷点下まで下がっているようだ。10分ほど歩きやっと体が温まってくる。十文字峠と千曲川源流の分岐を過ぎ左手に沢音を聞きながらゆっくり登る。慰霊碑を通り過ぎたあたりから一度沢を高巻きして再び沢音が聞こえ始めるとひょっこりと滑滝が現れる。まだあまり雪解け水が多くないのか水量は少なめに見えた。滑滝からは西沢を左に見ながらの登りが続く。日差しはあるものの気温はあまり上がらず雪も残っている。水源に近くなってからは水音も無くなり水源地では沢は全く枯れていた。水源地からは甲武信ケ岳への本格的な登りが待っている。稜線までの急登は北斜面ということもあり、残雪というよりはアイスバーン化し、登山道に同化した滑りやすい氷と石のミックスが続く。登りは何とかそのまま登れたが下りはチェーンスパイクが必須と思われた。水源地から25分ほど登ると稜線と国士・金峰山方面と甲武信ケ岳方面の分岐標識に出る。ここからしばらく樹林帯を歩き、山頂直下の登りに入ると富士山や南アルプスが望めるようになる。最後のガレ場を登りきると甲武信ケ岳山頂。山頂からは富士山、国師ヶ岳・金峰山の間に白峰三山が真っ白な山並みを見せ、金峰山の右には仙丈と甲斐駒、その向こうには中央アルプス、御嶽が白い山並みを見せる。さらに右に目を向けると八ヶ岳・北八と蓼科山、八ヶ岳と北八の間には槍穂高とその間の大キレットもくっきりと見分けられる。蓼科山の右手には北アルプスの白い屏風がさらに見ることが出来るなど、まさに本州中央部の全ての山が見渡せるようだ。ひとしきり写真を撮った後、埼玉県最高峰の三宝山に向け出発する。甲武信ケ岳からの下りは最初からアイスバーンの急斜面、チェーンスパイクを付けて慎重に下る。そのまま三宝山-甲武信ケ岳は、スパイクはつけたまま歩く。三宝山には三角点があるが樹木が視界を遮り、あまり眺望は望めない。三宝山頂近くから甲武信ケ岳を望むと、富士山山頂が甲武信ケ岳山頂と重なる場所があり、樹林越しではあるが面白い重ね富士を写真に収めることが出来た。三宝山ピストンを済ませ、11:15には甲武信ケ岳山頂に戻り、ここで昼食。無風快晴で大パノラマの眺望付きのカップ麺は、極上の味だった。朝食を済ませ12:00に下山開始、来た道を戻る。稜線分岐から水源地まではチェーンスパイクを付けて慎重に下る。水源地で小休憩を入れ、その間に最初の一滴の場所を探す。コップがあるのですぐに分る場所だが、残念ながら水源地の最初の一滴はまだ見られなかった。滑滝を通り14:50に毛木平駐車場に戻る。
フォトギャラリー:17枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
| コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
| 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
| 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | ストーブ |
| 燃料 | ライター | カップ | クッカー |





















