行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
【行き】河口湖駅より甲府行きバスで藤ノ木(とうのき)で下車
【帰り】三つ峠入口バス停より河口湖駅へ。
この登山記録の行程
藤ノ木(9:35)・・・峠文化の森入口標識(10:06)・・・行者平(10:35)・・・子持石(11:02)・・・旧御坂峠(11:12)・・・黒岳(12:10)・・・旧御坂峠(13:20)・・・三つ峠入口(14:07)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
この日は、御坂山塊の黒岳に登った。昨年も同じルートを登っている。
少し雲が多くなりそうだが、雨は降らなさそうなので、サクッと登って比較的短時間の登山だ。
登りはじめは、河口湖から甲府行きのバスで、藤ノ木のバス停から登る。
山と高原地図を見ると、御坂峠は、御坂山をはさんで2つ表示されている。
御坂茶屋跡があるのが、今日登る方だが、こちらのほうが、古くから使われてきた御坂峠で、古来から甲府盆地から静岡側に抜ける重要な交通路であった。
その後、天下茶屋付近に抜ける御坂トンネルができて、こちらが、主要交通路となり、その上の峠を御坂峠、御坂茶屋跡のほうを旧御坂峠と呼ぶようになったようである。
ところがその後、御坂茶屋跡側の峠の下に、新御坂トンネルが出来て、主要交通路はこちらに変わった。御坂トンネルはほとんど使われなくなった。
現在は、山と高原地図では、両方に御坂峠と表示されている。
ともあれ、甲府行きのバスは新御坂トンネルのほうを通って、甲府盆地に入る。トンネルを出てすぐのところにあるのが、藤ノ木バス停である。ここから御坂路に入って登って行く。
堰堤がいくつもできて、これを巻く道が少し細いのだが、これを過ぎると、旧御坂路の面影の残る比較的広い道になる。
御坂峠の両側には、御坂城跡がある。徳川氏と北条氏が争った黒駒合戦で北条側が本陣をおいたところ。北条氏の軍勢は1万人というから、こんな山の上では、水の補給も大変だったと思われる。
数か月の短期間で構築された野戦陣地のようなものだったようである。
黒岳周辺はブナとミズナラの森が広がる。残念ながら富士山は雲の中だった。
下りは河口湖側に降りる。道が良いので軽快に下れる。
三つ峠入口バス停から河口湖駅に戻って帰った。
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