行程・コース
天候
初日:晴れ、夜間強風雨、2日目:晴れ曇り、3日目:強風を伴う雪、みぞれ、雨、4日目:晴れ
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅を3時に出発、常磐道、北関東、長野道、中央道を経て沢渡大橋駐車場に至る。沢渡大橋駐車場は空きスペースが目立った。8時3分発、上高地行きのバスの乗客は自分を含めたったの5人程度であった。
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(09:00)・・・河童橋(09:05)・・・明神(09:50)・・・徳沢(10:40)・・・横尾(11:40)[休憩 30分]・・・一ノ俣(13:00)・・・槍沢ロッヂ(13:40)[休憩 10分]・・・ババ平(14:15)
【2日目】
ババ平(03:30)・・・水俣乗越分岐(04:30)・・・天狗原分岐(05:20)[休憩 10分]・・・グリーンバンド(06:30)[休憩 5分]・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ(07:30)[休憩 10分]・・・槍ヶ岳山荘(08:15)[休憩 5分]・・・槍ヶ岳(08:45)[休憩 5分]・・・槍ヶ岳山荘(09:05)[休憩 5分]・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ(09:15)・・・グリーンバンド(09:45)・・・天狗原分岐(10:15)・・・水俣乗越分岐(10:40)・・・ババ平(11:15)[休憩 40分]・・・槍沢ロッヂ(12:15)[休憩 5分]・・・一ノ俣(13:10)[休憩 10分]・・・横尾(13:55)[休憩 35分]・・・本谷橋(16:05)[休憩 10分]・・・涸沢(18:15)
【3日目】
涸沢(07:00)
【4日目】
涸沢(03:00)・・・南稜取付(04:00)[休憩 5分]・・・南稜テラス(05:15)[休憩 10分]・・・北穂高岳(07:20)[休憩 40分]・・・南稜テラス(08:20)・・・南稜取付(08:40)・・・涸沢(08:50)[休憩 70分]・・・本谷橋(10:50)[休憩 10分]・・・横尾(11:50)[休憩 20分]・・・徳沢(13:05)・・・明神(13:55)・・・河童橋(14:30)・・・上高地バスターミナル(14:35)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
総じて、この時期の槍・穂はコロナ禍の影響もあってか登山者が極めて少ないという印象を受けた。
実際、槍ヶ岳では2人の登山者のみで、北穂高岳ではたった1人としか合わなかった。
槍沢の大曲付近は融雪が進み雪渓の崩壊が著しいため夏道沿いにコースが付けられていた。コース上には目印の旗竿が設置されており安心して登ることができた。朝の気温が氷点下と低かったこともあり、雪面はクラストしていてアイゼンが良く利いた。下山時は気温が高くなり雪面は、シャーぺット状に一変し滑りやすい不安定な状態となった。
槍ヶ岳の頂上への登りは、所々に雪があるものの殆ど夏山同様に岩肌が露出した状態であった。但し早朝にアイゼン無しで登る際には、氷結した箇所も散見されるため乾いた岩を拾うように登ることが求められる。
一方、北穂沢の登りについては5月27日に朝から夜半まで約16時間ほど、雪、みぞれ、雨等が強風とともに降り続いたため、雪面は早朝(3:00)にもかかわらずシャーベット状でアイゼンを2~3回蹴り込まないと足場がどうにも安定しない登りを終始強いられた。反面、下降時は足を投げ出すようにして一気に下ることができた。松涛のコルから涸沢のテン場までは、1時間弱の所要時間であった。
率直な感想として、今回槍、北穂ともへッデン行動になった訳だが、服装への対応の難しさを実感した。勿論、天気次第ではあるが、日の出前の時間帯は冬山用の服装が必要であり、日中は夏山用でも十分であると極端な対応を迫られた点が印象的であった。
フォトギャラリー:15枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
| コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
| 修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 |
| 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | テント | シュラフ | スリーピングマット |
| ストーブ | 燃料 | ライター | クッカー | バラクラバ | オーバーグローブ |
| アイゼン | ピッケル | カラビナ | 安全環付きカラビナ | スリング | ヘルメット |



















