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後袈裟・奥袈裟丸山 (郡界尾根登山口より往復)

後袈裟丸山・奥袈裟丸山( 関東)

パーティ: 1人 (O.Y. さん )

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行程・コース

天候

晴れのち曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 郡界尾根登山口前の駐車スペースに駐車しました。
車 5台程度は停められそうです。

郡界尾根登山口へと至る林道小中新地線は全面舗装されてはいますが、狭路でカーブも多く、ところどころ落石や道路が陥没している箇所がありました。
また、登山口の先の沼田市側(根利牧場方面)は通行止めのようです。車載のナビによっては沼田側からのルートで案内されるので気を付けましょう。

この登山記録の行程

05:33 [05:00] 郡界尾根登山口
06:05 [05:45] 八重樺原
06:50 [06:30] 十二様の祠 ※休憩 5分 [20分]
07:47 [08:20] 後袈裟丸山 ※休憩 28分 [20分]
10:04 [09:55] 奥袈裟丸山 (1961m峰) ※休憩 12分 [20分]
12:09 [11:30] 後袈裟丸山 ※休憩 78分 [60分]
14:11 [13:40] 十二様の祠 ※休憩 4分 [20分]
14:54 [14:35] 八重樺原
15:29 [15:10] 郡界尾根登山口

休憩時間 … 2.1時間 [2.3時間]
行動時間 … 7.8時間 [7.8時間] ※計画の100%
合計 … 9.9時間 [10.1時間]
※[ ]は計画タイム

★コース定数 … 31 (体重 58Kg / 荷物重量 13Kg)
※山と溪谷社公表の計算式より

コース

総距離
約12.7km
累積標高差
上り約1,443m
下り約1,441m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

【コース状況】
・郡界尾根登山口 → 後袈裟丸山山頂
綺麗に整備された道でとても歩きやすく、危険箇所もありませんでした。

・後袈裟丸山 → 袈裟丸山最高点 (1961m峰)
ガイドブックにも書いてありましたが、腰の高さほどの笹やシャクナゲの藪が深くて踏み跡が分かり難く且つ倒木も多くて歩きにくいです。ピンクのテープも付けられていますが、途中で疎らになる箇所もあり的確なルートファインディング能力が求められる経験者向きのルートでした。
また、各ピーク間の登り返しが微妙にあり、片道標準コースタイム 1時間15分とありましたが、実際はそれ以上に時間がかかる印象です。(僕で約1時間45分かかりました)
ピークハントが目的で無ければわざわざ目指す必要も無いかもしれません。


【周辺情報】
「国民宿舎 サンレイク草木」にて入浴しました。
JAF会員証があったので100円引きで大人一人 ¥400でした。

郡界尾根登山口から40分ほど (約20Km)

温泉では無いですが、脱衣所やお風呂も綺麗で良かったです。
¥1,100で「入浴付お食事ぷらん」も利用できるようです。


【感想】
2019年よりずっと計画はしていたものの、なかなか天気に恵まれなかった後袈裟丸山登山ですが、この度の梅雨の晴れ間(?)を利用し実行に移してきました!※まだ関東に梅雨入り宣言は出ていませんが、天候的には梅雨みたいなものなのですよね(笑)

山行翌日が出勤日だったのもあり、元々は長野との県境の鼻曲山で午前中に帰路につける軽ハイキングを計画していましたが、袈裟丸山に咲く花を見たい誘惑に負けてしまいました。

登り初めからヤマツツジ、途中でシロヤシオにトウゴクミツバツツジ、シャクナゲと色取り取りの花々を楽しむ事が出来ました。
後袈裟丸山山頂 ~ 奥袈裟丸山山頂 (1961m峰)はなかなかハードな難路で足を踏み入れた事を後悔しましたが、ピークを踏めた事と後袈裟丸山に無事"生還"した時の達成感を味わえたので結果オーライでした。

平日で僕しか居ないだろうと思っていた奥袈裟丸山への難路ですが、ライトハイクスタイルの男性1名とすれ違い少し驚きました。
藪漕ぎがあるという事もあり長袖・長ズボンで望みましたが、当日は風がそれなりに強く朝は肌寒かったので正解でした。

下記リンクは今回の登山のログデータです。
https://connect.garmin.com/modern/activity/6838203250

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フォトギャラリー:54枚

本日の朝飯。
孤独のグルメ in 佐野SA 下り。
「佐野ラーメン チャーハンセット」¥1,150

※下り側施設のリニューアル工事中で、仮設の建物でフードコートと売店のみの営業となっていました。

本日の山行のスタート&ゴール地点である郡界尾根登山口の駐車スペース。本日も一番乗りでした。

千葉の自宅出発 1:40 → 5:00頃到着。

袈裟丸山の案内図。

登山届ポスト有り。

後袈裟丸山を目指して出発です。

登山口のヤマツツジ。

朝日差し込む新緑の森を歩く。
1300m迄は綺麗に整備された木製の階段を登っていきます。

広い笹原に出ました。この先の八重樺原から暫くは開放的な尾根歩きです。

八重樺原より前・後袈裟丸山を望む。

桐生市方面を望む。

山の谷間に雲 (霧?)が湧いていました。

前・後袈裟丸山が大きく見えてきました。

シロヤシオが綺麗に咲いていました。

朝日が当たって綺麗です。

トウゴクミツバツツジも咲いていました。

日が当たって紫の花が映えます。

ツツジ咲くなだらかな尾根歩き。天気も良くて最高でした。

シロヤシオの白にトウゴクミツバツツジの紫、新緑の緑と色取り取りです。

ついついカメラを向けてしまいます。

歩いていて気持ち良い道です。

十二様の祠に到着。(写真は復路にて撮影)

祠を過ぎた辺りからシャクナゲが咲いていました。
(写真は復路にて撮影)

後袈裟丸山が近くなると笹が多くなり傾斜も増してきます。

木々の間から前袈裟丸山を望む。

遠くに富士山が顔を覗かせていました。

後袈裟丸山山頂い到着。
少し小休憩を取って、奥袈裟丸山を目指しました。
後袈裟丸山を過ぎると、今までの綺麗な道が嘘のような笹とシャクナゲの藪漕ぎでした・・・

木々の間から男体山を望む。

腰の高さほどの笹薮をピンクのテープを頼りに進む。
(写真は復路にて撮影)

中袈裟丸山に到着。

少し広い尾根に出ました。
テープも疎らになって踏み跡も乏しく本当に歩いている場所が正しいのか不安になりました・・・
また倒木も多く、かなり歩きにくいです。

奥袈裟丸山手前からシャクナゲ攻撃が激しくなってきました・・・ゴールは近いか!?
(写真は復路にて撮影)

奥袈裟丸山に到着。

三角点のある静かな山頂でした。袈裟丸山最高点である1961m峰を目指してさらに進みます。

最高点に到着!と思いきや、標識をみると1957.9mでした。
ここは最高点では無いようです。

奥袈裟丸山 ~ 袈裟丸山最高点の間の藪が一番キツかったです・・・
(写真は復路にて撮影)

ようやく袈裟丸山最高点である1961m峰に着きました。

シャクナゲに囲まれたこぢんまりとした山頂でした。

最高点より奥 ~ 前袈裟丸山を望む。
後袈裟丸山を目指し再び藪に突っ込みます!

途中の展望地より赤城山が目の前に見えました。

雲が湧く奥日光方面。
目の前に見えるのは太郎山です。
ちょうど2年前の同じ時期に登っていました。

後袈裟丸山山頂に"生還"しました!
後袈裟丸山 ~ 1961m峰までは標準コースタイム 1時間15分とありましたが、藪漕ぎや途中の登り返しがそれなりにあるので実際はそれ以上に時間がかかりました。(約 1時間45分)

藪漕ぎ中はあんなに鬱陶しかったシャクナゲですが、ここまで戻ってくると不思議と気持ちも穏やかに (笑)

昼休憩としました。
前回の大菩薩嶺ではまさかのガス欠でコーヒータイムはお預けとなってしまいましたが、今回は満喫できました!

後袈裟丸山山頂は木々に囲まれて展望は良くありませんが、木々の間から残雪の上州武尊山が見えました。

こちらは残雪の谷川連峰の山々。
左より武能岳、笠ヶ岳、朝日岳。

シャクナゲに囲まれた静かな山頂でした。

ツツジのトンネルを歩く。

八重樺原の白樺の大木。

八重樺原より前・後袈裟丸山を振り返る。

ヤマツツジも綺麗です。

郡界尾根登山口に無事到着。お疲れ様でした。

「国民宿舎 サンレイク草木」にてサッパリしました。

本日の晩飯。
孤独のグルメ in 佐野SA 上り。
「和牛メンチと鶏からの定食」¥950

※元々は北関東道の太田強戸PAにて休憩予定でしたが、新型コロナウイルス感染症対策の為19時迄の時短営業中で間に合わず。下調べ不足でした・・・

食後のデザート「レモン牛乳ソフト」 ¥400。
佐野SAと言えばこれですね。

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装備・携行品

アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴 バックパック
スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) ナイフ ツエルト 健康保険証 ホイッスル
医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 トレッキングポール
GPS機器 ストーブ 燃料 ライター カップ

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登った山

袈裟丸山

袈裟丸山

1,961m

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