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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 往路 札幌自宅4:12発➡富良野市内ローソンで用足し➡登山口6:12到着
復路 登山口15:03発➡富良野市内マルシェ買物➡札幌自宅17:30着

この登山記録の行程

【計画】
札幌自宅4:30発➡登山口着6:30
出発7:00⇒鶯谷9:50 10:00⇒半面山10:50 11:00⇒雲峰山11:30 11:40⇒芦別岳12:20 13:20⇒雲峰山13:40 13:50⇒半面山14:10 14:20⇒鶯谷14:50 15:00⇒登山口17:00
富良野市内宿泊

登り 5hr20min
下り 3hr40min

【実績】実績時間と写真の時間はカメラの時計がずれているため一致しない
登山口到着6:12 6:28発⇒呻吟坂序曲7:00通過⇒見晴台7:48着 7:50発⇒鶯谷8:32着 8:40発⇒半面山9:37着 9:42発⇒熊の沼9:50通過⇒雲峰山10:36着 10:42発⇒芦別岳頂上11:12着 11:35発⇒雲峰山12:18着 12:27発⇒半面山12:52着 12:57発⇒鶯谷13:26通過⇒見晴台13:48着 13:50発⇒登山口着14:48 15:03発

登り 4hr45min(計画比89.1%)
下り 3hr13min(計画比87.7%)

コース

総距離
約13.6km
累積標高差
上り約1,671m
下り約1,671m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は高校1年生の山岳部登山以来47年ぶりの山行。
登山口到着時、多くの登山者が入山準備中であった(ツアー客らしい)ため、早めのスタートをしようとあたふたと準備した。
入口のチェーンを解いていよいよスタート。47年前にはこのような柵はなかったが...。
ツアー一行に追いつかれまいと休憩をとらずに歩く。スマホにインストールしているマップルの山と高原地図で現在地を見ながら進むが、その地図では見晴台をとうの昔に過ぎているのだが、通過した覚えがなく、おかしいなあと思いながら歩く。
登りの傾斜はそれほどきつくないのだが、徐々に息が切れ始め歳を感じ、頂上まで行けるかどうか心配になる。
そういう中でしばらく登り、小休止していると、後続の中年男性に声をかけられる。「そろそろ分岐でしょうか?いやあ、ニッカーは懐かしいですね!」私の格好が昔懐かしいニッカーボッカーだというのだ。そうなんです。もう山道具の店にも売っていないし...と短い会話をしながら、後続のツアー客のことが頭を離れないため、会話もそこそこに出発。このあとも休憩らしい休憩をとらず登り、呻吟坂を文字通り喘ぎながら鶯谷をめざす。
確か47年前もこの坂には苦しめられた。当時は滝川から夜行列車で山部で下車し、ヘッドライトを点灯しながら登りはじめ、呻吟坂で休憩のころに朝日が昇り始め、富良野盆地に漂う霧が雲海のように見え、感激してカメラのシャッターを切った記憶がある。
鶯谷に到着。ここで後続の女性に追い抜かれる。これで三人目。皆早いなあと自分のペースが遅くなってくることが心配になる。(しかし、一般的なペースタイムよりは早いのだが...)
ここから半面山までこれまた息を切らせながらへとへとになりやっと到着。眼下に見下ろす山部の町と十勝連峰に疲れも緩和される。
ここから雲峰山、見上げるとジグザクをきる登山道がところどころ残雪に遮られながら見える。基準時間は40分だが...いけるかなあと不安がよぎる。まずは一歩、道はガレ道に変わり雪解け水がちょろちょろと流れる中を歩く。途中、花の写真を撮りながらなんとか雲峰山に到着。ここで自分の体力の95%を消費してしまったようだ。見上げると頂上までの山道が稲妻のようにブッシュの中を走っているのが見える。この風景はニペソツ山に似ているなあと思いながら進む。途中の残雪雪渓が結構な急斜面で登山道を遮り少し緊張しながらステップを切る。ちょうど下山する壮年男性と行き交う。彼はアイゼンを持ってくればよかったと悔やんでいた。確かに滑ったら止まらないような斜面。こんなに急な斜面だったかなあと思いながら、そこを超えて最後の岩場に到着。ここで最後のエネルギーを振り絞り、一息ごとに重い足を持ち上げて一歩という感じで、やっと頂上に到着。精も根も尽き果てての到着という感じであった。
頂上は狭く、4名の先行者が居た。北尾根方面の斜面は切り立った崖のようで旧道から登る人は大変だろうと思っていたら、旧道を歩いている人が見え、すごいなあと感じ入る。しかし、頂上から本谷方面の眺めは最高。体力があれば北尾根方面に降りて、違った姿を見せる芦別岳の写真でも撮るのだが、体がついてこない。それにツアー客がここを目指しているし...。
そうこうしているうちにツアー一行が最後の雪渓のところまで進出。皆さんここで待機し、引率者が雪渓のルート確認を行っている。ツアー一行は約10名程度だが、この人数が頂上に立つと狭い頂上は満杯状態。このため先行者の人たちはツアー到着前に下山開始した。私も、仕方なく頂上でのコーヒーと初めてのフリーズドライ昼食を摂るのをやめて下山することとした。ツアー一行は雪渓を登る前に安全のためにアイゼンの準備をしていた。引率者もツアー客に怪我でもされたらと気が気じゃないと思う。この雪渓で滑って滑落でもしたら怪我する可能性は高い。特に下山時は注意だ。そういう私も慎重におりる。
その後、まとまった休憩とらずひたすら登山口をめざす。車内に準備している冷たい飲み物を飲むときの爽快感を想いながら。

次回にむけて... 
1.飲料水は1.5リットル2個必要(今朝の体重74.8、帰宅後の体重72.2、2.6減少で下山直後はフラフラ状態) 
2.昼食はおにぎり一個とおかず少々でよい(軽量化のためガスコンロはやめよう)
3.適度な休憩をとり後続に抜かれても気にすることなくゆっくり登る
4.頂上から旧道を降り、反対側からの芦別岳を写真に撮る
5.富良野市内に前泊し、スタート時間を前倒し(4:00頃スタート?)

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フォトギャラリー:52枚

5:52 富良野市内から芦別岳を望む

7:10 呻吟坂の始まり

7:26 ようやく見晴台

7:26 途中の花に見とれる

7:38 見晴台からの眺め

8:25 鶯谷看板と半面山

8:35 鶯谷、この道はユーフレ小屋へ通ずる覚太郎コース

8:40

8:49 半面山までこんなところもある

8:58

9:00

9:25

9:28 半面山到着

9:28 半面山から眺める富良野方面

9:32 半面山から望む雲峰山(手前)と芦別岳頂上

9:38 半面山から見る屏風岩

9:40 雲峰山途中の熊の沼

9:40 熊の沼から望む雲峰山

9:42 熊の沼の干上がったところに咲く水芭蕉

9:44 雲峰山までの道、雪解け水がちょろちょろと...

10:05 雲峰山途中の道が残雪に埋もれている

10:11

10:11

10:18

10:28 雲峰山から望む頂上

10:28 雲峰山から望む本谷方面

10:28 雲峰山から望む本谷方面

10:28 雲峰山から望む富良野方面、手前は屏風岩

10:38 雲峰山から望む頂上、頂上直下左側の雪渓を頂上へ右斜めに横断する

10:42 雲峰山を後に進み、頂上を仰ぐ

11:03 頂上直下の最後の雪渓

11:03 頂上直下、残雪に覆われる登山道

11:03 頂上直下の雪渓から雲峰山を望む。登山道が見える

11:15 頂上から雲峰山、半面山を望む

11:16 頂上芦別岳標柱

11:16 頂上から旧道方面望む

11:16 頂上直下の旧道

11:28 頂上から夕張岳を望む

11:28 頂上からの夕張岳(望遠)

11:29 頂上から望む旧道方面

11:43 頂上旧道側斜面のお花畑 チングルマ?の群落

11:43 頂上旧道側斜面のお花畑

11:46 頂上直下の雪渓を降りてきた私の足跡

11:46 雪渓で準備中のツアー客

11:47 頂上直下の雪渓を仰ぎ見る

11:54 雲峰山に下山中、頂上直下の雪渓を振り返る。ツアー客が雪渓を渡っているのが辛うじて見える

12:35

13:10

13:54

6月16日11:02 下見時の登山口

15:22 富良野市へ向かう途中の芦別岳

15:23 頂上や雲峰山を望遠で...

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア 靴下 レインウェア 登山靴 バックパック
スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ
修理用具 ホイッスル 医療品 非常食 行動食 ストーブ
燃料 ライター カップ

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登った山

芦別岳

芦別岳

1,726m

よく似たコース

芦別岳 北海道

北尾根から道内きっての岩峰へ

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
8時間40分
難易度
★★★
コース定数
38
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