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尾瀬ケ原に泊まる

燧ヶ岳、至仏山( 関東)

パーティ: 1人 (アッコちゃん さん )

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行程・コース

天候

晴れ・曇り

利用した登山口

御池   鳩待峠  

登山口へのアクセス

電車
その他: 行き:尾瀬夜行 北千住00:10-会津高原尾瀬口3:18
   バス 会津高原尾瀬口4:20-御池5:50
帰り:鳩待峠-戸倉 乗り合いタクシー
   高速バス尾瀬号 戸倉13:30-川越16:20

この登山記録の行程

【1日目】
御池(06:05)・・・広沢田代(06:50)・・・熊沢田代(07:34)・・・爼ぐら(08:45)[休憩 10分]・・・柴安ぐら(09:20)・・・燧ヶ岳分岐(11:30)・・・見晴(下田代十字路)(11:44)[休憩 50分]・・・竜宮十字路(13:00)

【2日目】
竜宮十字路(05:10)・・・牛首分岐(尾瀬ヶ原三又)(05:46)[休憩 20分]・・・牛首(06:14)・・・山ノ鼻(06:40)[休憩 15分]・・・至仏山(09:23)[休憩 15分]・・・小至仏山(10:17)・・・オヤマ沢田代(10:41)[休憩 5分]・・・鳩待峠(11:40)

コース

総距離
約21.8km
累積標高差
上り約1,870m
下り約1,783m
コースタイム
標準11時間55
自己11時間30
倍率0.97

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 尾瀬夜行を利用して、燧ケ岳・尾瀬ケ原・至仏山と尾瀬を横断する計画。
 今年もコロナ影響で尾瀬夜行は空いていて快適。3時20分ごろ会津高原尾瀬口に到着し、しばらく仮眠。バスは4時20分に発車。途中の会津駒ケ岳登山口で何人か降り、次の御池で降りたのは私一人。バスは沼山峠まで行きます。
 御池ではマイカーで来た人が結構いて、みんな朝ごはんを食べたりして準備しています。こちらもパンを食べ、熊鈴をつけて出発。前後の人は見えないが、熊鈴の音が合唱みたいになる近さで、抜かれたり抜いたりしながら歩きます。
燧ヶ岳の途中、気持ちがいい田代を通り、会津駒ケ岳もはっきり見えました。秋の尾瀬は初めてですが、草紅葉が始まっていて、植物は実のものが多く、トリカブトやリンドウ、イワショウブの実など写真を撮りながら歩きます。
 爼嵓・柴安嵓に登り、いよいよ初めて歩く見晴新道を下ります。噂にたがわぬぬかるみっぷり・・・ぬかるみでも普通気をつけて歩けばすべらないと思っていました。でもここのは泥クリームで、誰かの足跡をそーっと踏むと、そのままふわっとすべるのです。一度横倒しに滑り、太ももを強く打ち、非常に痛かったですが骨折してないことを確認して再び歩き始めました。閉口した見晴新道をやっとこ下り、見晴・ひげくま食堂でランチ。弥四郎清水でペットボトルにお水を補給。ここから今日泊まる竜宮までは30分ほどです。
 竜宮小屋はお風呂があって、今年は衛生のため、なんとシャンプー・ボディソープOK!気持ちよく汗を流すことができました。夕飯も手作りでとてもおいしく、品数が多すぎるほどです。ここは昼間はカップラーメンやパンのみの販売ですが、軽食もやってほしいなあ・・・絶対おいしいに違いないと思うのです。
18時ごろ、小屋主さんの「夕焼け出てるぞ~」の声に、スタッフさんも外に飛び出していきます。ここ数日お天気が悪かったので久しぶりだとのこと。至仏山側に刻々とかわる夕焼けの景色を堪能しました。来てよかったです。
 小屋のそばにある大きな岩について、ご主人に伺うと、皮籠岩と言って、尾瀬大納言が鎧武具を隠したといういわれがある岩とのこと。後から調べたら、景鶴山の溶岩だそうです。9月12日は山の鼻で「十二様山神祭り」が行われているそうです。何年か前までは皮籠岩でも9月12日に神事を行っていたそうです。
 翌日の朝はお弁当を作っていただき、5時ごろ出発。誰も歩いていない尾瀬ケ原を進みます。何度も振り返って、燧ケ岳に三条の滝方向から雲が上り、あっというまに尾瀬沼方面へ抜けるのを見ていました。
山の鼻で「十二山神様」にお参りし、至仏に登り始めます。昨日の見晴新道の下りの疲労で、足が上がりません。2000メートルを超してからがとても長く感じました。「ふーふーふーやっと登った至仏山」覚えてました。2228m。
 山頂は風が強く寒かったですが眺望は最高で、富士山も見えました。至仏山から小至仏山までのヤマケイのコースタイムは20分、さらにオヤマ沢田代まで20分になっているのですが、これはトレランでもしてる人じゃないと無理だと思います。私は前回通って危うかったので、この区間、余裕を持って計画していましたが、このままだと鳩待のバスの時間に間に合わなくなる人が出ると思うので修正を希望します。(2021.9.14)
 鳩待峠で花豆ソフトを食べ、ゆっくりしていると、「尾瀬ぷらり館が週末のみ営業。今日は
やってない」と誰かが話すのが聞こえました。お風呂を楽しみにしてましたが予定変更し、戸倉から1本早い高速バスで川越まで帰りました。高速バスもすいていましたのでフルフラットで爆睡でした。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター ヘッドランプ
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証 医療品
熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 トレッキングポール

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登った山

燧ヶ岳

燧ヶ岳

2,356m

至仏山

至仏山

2,228m

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