行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
松尾峠の駐車場利用。国道152号線から林道日影入線。林道入口に諏訪方面通行止めあるが箕輪方面へは通告可。松尾峠までは問題なし。
この登山記録の行程
松尾峠駐車場(08:00)・・・1480m無名峰(08:40)・・・守屋山(09:15)[休憩 35分]・・・守屋山東峰(10:10)[休憩 40分]・・・守屋山(11:05)[休憩 30分]・・・1480m無名峰(11:50)・・・松尾峠駐車場(12:25)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
ぐるり360度の展望が楽しめる守屋山。杖突峠から登るのが一般的だが、台風明けの今回は山頂への最短距離である南側の松尾峠から往復した。残念なことに北アルプス方面には雲がかかってしまったが、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳などの雄大な展望をたっぷりと楽しんだ。
松尾峠の駐車場から少し戻ったところが登山道入り口、小さな案内板があり、木の階段がつけられている。尾根筋に出ればあとは一本道。登山道はよく整備されているので歩きやすい。山頂を示す古い案内板に交じって、真新しい看板もつけられており、道の途中には何カ所も木のベンチが設けられているのもうれしい。40分ほどでコースのほぼ中間点、1480mの無名峰に着くが、道は山頂を巻いているので気が付かないで過ぎてしまうだろう。
登山道周辺の一帯は地元の人たちの茸山、数人のキノコ取りの人に行き会ったが、一帯は地元の人以外採集禁止との看板がたくさん立てられていた。
途中、男坂と女坂に分かれたところがあるがどちらを通っても大差はない。山頂の手前には七曲坂と名付けられた登りがあるが、拍子抜けするくらいであった。
樹林帯を抜け、カヤトの原を過ぎると守屋山山頂(西峰)である。眼下に諏訪湖を望む広い山頂にはたくさんのベンチが設けられている。山頂から富士山は手前の山にさえぎられているものの、日本百名山のうち、33座が望めるとのことである。この日北アルプスは雲に隠れてしまったが、御嶽山、木曽駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳、八ヶ岳、蓼科山などが確認でき、霧ケ峰の車山ドームや美ヶ原・王ヶ頭のアンテナ群も見えた。また八ヶ岳の右手には金峰山の五丈岩が顔をのぞかせていた。
到着したとき先行者は二人だけだったが、次々と登山者が登ってきた。きれいに手入れされているラビット小屋の横を通ってもう一つのピーク東峰に向かう。守屋神社奥宮が祀られている東峰は岩場となっているがこちらも好展望地。山頂には山座同定版があるのもうれしい。
西峰に戻りゆっくり昼食。たくさんのベンチは登山者でほぼ満席。愛犬を連れたグループもあり、コロナ緊急事態宣言明けの一日を楽しんでいた。山頂付近には早くも紅葉した木々も。ススキの穂も揺れ、カラマツの葉も色づき始めていた。空気が澄むこれから、守屋山はベストシーズンを迎える。
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