行程・コース
天候
曇り時々雨 (まれに晴れ間も)
登山口へのアクセス
バス
その他:
JR無妻五日市から都民の森行き急行
この登山記録の行程
都民の森(09:21)・・・森林館(09:35)・・・鞘口峠(09:51)・・・三頭山西峰(11:22)[休憩 29分]・・・三頭山避難小屋(11:56)・・・大滝休憩小屋(12:35)・・・森林館(12:48)・・・都民の森(12:53)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
やっと開けた緊急事態宣言。宣言の間は全く山に行かなかったので、すっかり衰えた足。
ヤマケイの強度評価で15程度と比較的初心者向けなので、一度行ってみたかった三頭山を選んだ。
当日の予報は曇りだったため、武蔵五日市の駅から都民の森までの急行バスには登山客が4人だけだった。1時間ほど揺られて都民の森に到着、すでにカスミがかかっていた。
入り口には売店もあり、地図も配布されていた。出発するとよく整備された赤い舗装の道のわきにイラクサ科(アカソ?)の花がたくさん咲いていた。写真よりも青くきれいな花だった。シラヤマギクやハナウドが咲いていた。トンネルを抜けて森林館のわきまで行くと係の人が一部通行止めで鞘口峠への行き方を教えてくれた。そこからは山道に入る。が、公園として管理されているため、道は狭いけど木々には名前などの看板がよくかけてあった。鞘口峠には休憩場所もあり、三頭山への道しるべもあった。ここらで晴れ間が出てきたので、幸先がよいと思った。
木々の名前の看板以外にも標高の書かれた看板がその道の名前とともに書かれていて、登る目安になる。いつもは地図で確認していたが、それはそれで便利だった。
見つけた木々の看板(ヒノキ、ダケカンバ、ブナ、リヨウブ、ミズナラ、ハリギリ、ヒトツバカエデ、ミズキ、ケヤマハンノキ、サワシバ、カヤ、ナツツバキ)
ブナの林としては有名だそうで、特に下草に笹が少ないのが特徴と書かれていた。ブナいがいにはヒノキなどの針葉樹もあるし、ガマズミが赤い実をつけていたり、たぶんムシカリ(オオカメノキ)の大きめの葉が少し色づいていた。モミジの紅葉はほとんどなかった。
下を向いていると地面がごそっと動いた。体調が12-3㎝あるヒキガエルが慌てて逃げようとしたらしい。完全は保護色である。
緩急あるものの登りの連続で結構くたびれたが、途中の見晴小屋からかすんでいて景気はないが、ちょっと休めた。見晴らし小屋のあたりは多くの人が休むためか周りに道がたくさんできていて、出はじめどちらに行くべきかわかりにくかった。途中で三頭山へいたる道が2本になっていて、一方は登山道と書かれていた。ただし、そちらは険しいので別のルート(ブナの路)をお勧めすると書かれていた。それではと安易なほうへ向かったが、軽い巻き道になっているようだった。さらに上では三頭山東峰の展望台行く道と、三頭山に分かれていた。東峰に行くとすぐ近くで中央峰があり、そこから少し下って上りなおすと西峰につく。高さは東峰が1528、中央峰が1531、西峰が1525だった。
ここまでに時折雨が降っていて、すれ違う登山客もボンチョを被った人がいたぐらいだった。山道は木々にあたる雨音が強い割にはさほど濡れなかったが、山頂に近づくにしたがってさすがに無理そうなのでリュックカバーをつけ、雨具の上を着込んだ。気温はさほど高くなく、風は冷たいぐらいだったが、雨具のためか熱がこもる。
中央峰では古びた机とベンチがあったが、雨のため休めず立ったまましばし休憩した。中央峰の頂はさほど広くないが、そこだけ紅葉が強く、きれいだった。途中ではほとんど見なかったハゼノキが色づいていた(写真は少し黄色くとれてしまったが結構赤くきれいだった)ムシカリと思われる木も登山途中は黄色くなっていたが山頂のものだけ赤くきれいに色づいていた。モミジもここだけ赤かった。かすんだ中での写真であるが、かえって幻想的といえる。下っていくとモミジも少し散っていた。西峰は少し広くなっていて数人の一団がいた。壊れかけたベンチに敷物をして座り、小さいヌードルを食べて、ほっと一息。休むと少し寒いぐらいなので温かい食物はありがたい。西峰からの下りの路もちょっとわかりにくかったが、道しるべを確認して出発。ムシカリ峠を経て下りていく。ムシカリ峠から避難小屋には寄らずに三頭大滝にむかう。おり始める最初は階段が続いている。途中からは大きな石が多い道になり、歩きにくい。写真でよく見かける沢を右へ左へと渡る道があり、ちょっと楽しい。前日も夜に雨が降ったようだが水量はさほど多くなかった。何度かわたっていると苔むした岩に小さいカエルがいた。小さいアカガエルのようだった。三頭大滝に行く直前から急に道が良くなり、ウッドチップが敷いてあった。瀧見橋から滝を眺めて、あとは帰路へ。都民の森からのバスが13時過ぎの後14時半までないので、ちょっと急いで下りて行ったがウッドチップの路で段差がほとんどなく、森林館まで。階段を少し下りるとバス停まではすぐだった。帰りは都民の森から数馬まではシャトルのように無料で、路線バスで駅まで。雨もすっかり止んいた。


























































