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紅葉の八海山八ッ峰と奇跡のブロッケン現象

八海山( 上信越)

パーティ: 3人 (a m さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

初日:曇り時々晴れ 2日目:晴れ後曇り

利用した登山口

山頂駅  

登山口へのアクセス

その他
その他: ガイド車

この登山記録の行程

【1日目】
山頂駅(10:50)・・・大倉口分岐(四合半)(11:09)[休憩 3分]・・・六合目女人堂(11:47)[休憩 13分]・・・薬師岳(12:41)・・・千本檜小屋(12:50)[休憩 20分]・・・八ッ峰分岐(14:00)[休憩 10分]・・・大日岳(14:30)[休憩 30分]・・・新開道分岐(15:05)[休憩 5分]・・・千本檜小屋(16:15)

【2日目】
千本檜小屋(06:57)・・・薬師岳(07:04)[休憩 3分]・・・六合目女人堂(07:41)[休憩 14分]・・・大倉口分岐(四合半)(08:30)[休憩 5分]・・・山頂駅(08:48)

コース

総距離
約7.3km
累積標高差
上り約931m
下り約931m
コースタイム
標準7時間25
自己5時間33
倍率0.75

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

5年振りの八海山、時期は前回より1週間ほど早い。その時は八海山はじめ、周囲の越後駒ケ岳など山々は錦秋が見事だったので再び期待して出かけた。また、前回はツアーのため八ッ峰は地蔵岳しか登れなかったので、5年間の経験を試しその先をぜひ踏破してみたいと思い、ガイドさんの企画に参加した。当初2日目に山行するはずだったが、天候を考慮しこの日のうちに八ッ峰を登ることになったが、思いのほか早いペースで小屋まで進んだため足の具合が良くなく、大腿筋が両足とも吊りそう。すぐ薬を飲んで出発したが、最初から足はパンパンで地蔵岳に登るだけで痛みはピークだった。しかし、ここで撤退しては2度目の八海山に来た意味がない。ガイドさんや同行者にゆっくり行ってくれるようお願いし次の不動岳に向かう。八ッ峰は不動岳までが初級者が登れる場所で、この先は中級者以上の経験やスキルのある登山者のみに許されると言われる。今回はガイドさんと一緒なので必要な場所でロープにより確保してもらう。確かに最初の驚きは不動岳から七曜岳に向かうため急な崖を下りるところから始まった。八ッ峰は一つ一つの岩峰間が短いため、急な崖を下りては急な崖を登る。岩峰間は狭く両側が切れ落ちた場所も多く、この繰り返しを足の痛みに耐えながら、何番目かの崖下りでは剱岳以来の長い鎖場を下りた。釈迦岳、摩利支岳と進み八海山の10合目と呼ばれる大日岳にやっとの思いで着く。ここが八ッ峰の最終岩峰なのでやっと周りの景色を楽しむ余裕が生まれた。今年の紅葉は暑さからか色付きが悪く近くで見ると焼けた感じだ。ただ、大日岳から入道岳の方向は見事な紅葉に埋まっている。後で地元の人に聞くと今年はこのまま枯れてしまうのではないかと言われた。確かに途中見ることができた越後駒ケ岳の色合いも今年はいまいちのよう。ここで後から来た人たちがブロッケン現象に気づく。私たちも交互に手を振って太陽を背にした自分の影が動いているのを目にした。今日は雲海がずっと残り、山に登ったのが午後なので太陽は西側に傾き始めたため、東側の雲海にブロッケン現象が出現しやすい状況らしい。最後の最も長い鎖場を下りてからもブロッケン現象が何度も出現した。本当に珍しいと地元の行者の人が言う。帰りの長い梯子やトラバース中心の迂回路も思いのほか気を使い、特に足が痛くて力を入れにくい私には小屋までがとても長く感じた。取り敢えず無事に八ッ峰を歩き通せて、霊峰八海山の神様にお礼を心に思いながら小屋へ帰着した。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 健康保険証 医療品
虫除け ロールペーパー 行動食 トレッキングポール

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登った山

八海山

八海山

1,778m

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