行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
美濃戸口(11:20)・・・美濃戸(12:20)[休憩 35分]・・・堰堤広場(13:55)[休憩 40分]・・・赤岳鉱泉(15:15)[休憩 15分]・・・行者小屋(16:10)
【2日目】
行者小屋(05:15)・・・三叉峰(08:15)[休憩 10分]・・・横岳(08:35)[休憩 15分]・・・大ダルミ(09:30)[休憩 5分]・・・硫黄岳(10:20)[休憩 15分]・・・赤岩ノ頭(10:55)[休憩 5分]・・・赤岳鉱泉(11:55)[休憩 40分]・・・行者小屋(13:20)[休憩 85分]・・・美濃戸(16:40)[休憩 5分]・・・美濃戸口(17:25)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨年も同時期に赤岳に登りましたが、今年は横岳から硫黄岳を縦走。地蔵尾根で同じくソロで登ってきた大学生くんに出会い、同じコースを予定しているとのことなので、一緒に行くことになりました。途中、危険度の高い所が2か所。
①鉾岳から石尊峰の間、西側に巻く急斜面のトラバース。雪の下がアイスバーンになっている所、トレースの幅が極端に狭い所があります。下まで切れ落ちているので高度感もかなり恐い。写真に赤いトレース線を引いてみたので参考にしてください。
②奥ノ院から下って東側に巻いた所、通称「カニの横ばい」。写真でわかるように、雪の急斜面上の岸壁のトラバース。雪が崩れたら一巻の終わり。今回一番の難所でした。
天気予報どおり、2日目の昼は八ケ岳ブルーの好天。風もさほど強くなく絶好の登山日和となり、雪の南八ケ岳を満喫することができました。
フォトギャラリー:30枚
雪融けが進んでいるので、橋から落ちたりすると沢にドボン。慎重に。
横岳の下に、蒼白く凍結した大同心大滝が見えた。
赤岳鉱泉でテン泊の受付をしてから行者小屋へ。
行者小屋テン場でテント設営。やっぱり、雪の上は寒いわ!
テントの中から日ノ岳を仰ぎ見る。明日行くから待ってろよ!
早朝5時、出発。地蔵尾根を登る。
地蔵尾根上部のスノーリッジの横を慎重に超える。
地蔵の頭に到達。朝日に輝く日ノ岳に歓喜。
反対側には主峰赤岳2899mが圧倒的な迫力で聳え立つ。
日ノ岳への登り。去年12月に登った時は、新雪のラッセルで体力を消耗し、頂上直下で敗退。今回リベンジ。
鉾岳手前から西側に巻いていく。岩と雪とアイスバーンのミックスが続く危険個所。
急斜面はバックステップで前爪を叩き込んで慎重に。
赤い線がルート。高度感のある雪の急斜面のトラバースが長く続く。怖かった!
三叉峰分岐から杣添尾根を見下ろす。
三叉峰を越えると、奥ノ院頂上がもう間近に迫る。
そして、奥ノ院2829m頂上に立つ!
左が赤岳2899m、右が阿弥陀岳2805m。
眼下に諏訪湖。その奥には乗鞍岳。
これから向かう硫黄岳方面。
三叉峰の左に、富士山がうっすら浮かんでいる。
奥ノ院からの下りも緊張の連続。
今回一番の難所、「カニの横ばい」。雪が崩れたら真っ逆さまに滑落。対向者が恐る恐るこちらに向かっていた。
大ダルミまで下れば一安心。駒草神社で登山の安全を祈願。
硫黄岳頂上からの展望。横岳、赤岳、阿弥陀岳の揃い踏み。
左上の黒い三角のピークが奥ノ院。その右下に大同心の垂直の岸壁。
北八ヶ岳方面。西天狗と東天狗の双耳峰、その左奥にプリンのような蓼科山。
赤岩の頭。2m位の高さの標識が雪に埋まっている。
赤岩の頭から硫黄岳を振り返る。
無事に行者小屋テン場に帰還!
八ヶ岳よさらば、また来る日まで♪
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 修理用具 |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | テント | シュラフ | シュラフカバー |
テントマット | スリーピングマット | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |
クッカー | カトラリー | アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ | 雪山用登山靴 |
アイゼン | ピッケル | ゴーグル | ヘルメット |
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