行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
【往路】小田急本厚木駅から6:55発の宮ヶ瀬行き始発バス(5番乗り場)
【復路】寄バス停から新松田駅行き富士急バス。
この登山記録の行程
三叉路(08:00)・・・御殿森ノ頭(08:30)[休憩 5分]・・・高畑山(09:00)[休憩 10分]・・・本間ノ頭(東峰)(10:30)[休憩 10分]・・・丹沢山(11:50)[休憩 15分]・・・塔ノ岳(12:45)[休憩 10分]・・・金冷シ(13:05)・・・二俣分岐(13:20)・・・鍋割山(13:40)[休憩 15分]・・・後沢乗越(14:20)・・・栗ノ木洞(14:40)[休憩 10分]・・・櫟山(14:55)・・・林道・・・寄(15:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
宮ヶ瀬から丹沢三峰・丹沢山・塔ノ岳・鍋割山を経て寄バス停までのロングコース。ずっと前から温めていたルートです。長くてキツイのでまずは自分の脚の状態が良くないとダメですし、季節的にも「日が長い」「残雪がない」「ヒルがいない」「暑くない」の4条件をクリアできるのは4月しかないと思ってました。それが今回ようやく実現。
本厚木駅5番乗り場から宮ヶ瀬行きの始発バス(6:55発)に乗り、三叉路バス停手前の宮ヶ瀬小中学校前バス停で下車。そしてバス停前にある交番から少し逆戻りして宮ヶ瀬公衆トイレへ。シャワートイレですし、スタートから丹沢山までトイレはありませんからスタート前の準備には持って来いです。
で、いよいよスタート。山神社、御殿森ノ頭を過ぎて高畑山へ。山頂を巻く道もありますが、ここは高畑山に寄り道。眺望はイマイチですが空が広く開けた山頂でした。次の通過点は金冷し。鎖・梯子が連続する難所とのこと。が、全然大したことなし。むしろ、ここに至るまでの区間は急斜面にへばりつく道幅の狭い区間が多数あり、そっちの方がずっと要注意です。一歩踏み誤ると数十メートルは転落して大事故になりますので。
金冷しから先に進むといよいよ本間ノ頭への登りの始まり。これが長くてキツイ・・・。登っても登っても一向に終わりが見えてきません。1時間以上も格闘して登り切ると太ももが悲鳴を上げてました。先々まだ長いので、この区間で「登りの脚」を使い切らないようペース配分が大事です。その後は比較的軽めのアップダウンを繰り返して、無名ノ頭、円山木ノ頭、太礼ノ頭と進んでいきますが、どのピークも眺望は全然なし。でも、丹沢山が近づくと徐々に視界が開けてきて残雪で真っ白の蛭ヶ岳もよく見えました。
そんなこんなでヘトヘトになりながら丹沢山山頂に到着。ここに至るまでに出会った登山者は10名以下でしたが山頂には大勢の登山者。やっぱり人気があります。山頂には雪が中途半端に残っていて融水で登山道がドロドロの箇所も。イメージ的には標高1500m以上のエリアが泥濘。しかし、ここ以外は丹沢名物の泥んこ道に出会うことはなく本日は快適でした。
丹沢山で少し休憩した後、塔ノ岳を経由して鍋割山へ。午後になって冷たい風が強くなって来たので、再スタート後はウインドブレーカーを着用。登山者数は格段に増えたものの、登山道はよく整備されているので幅も広く、すれ違い・追い越しもスイスイ。ほどよいアップダウンと新芽状態の木々を楽しみながら鍋割山到着。ここの芝生ゾーンからの春霞の相模湾・平塚方面の景色が素晴らしかったですねー。
さて、ここから本格的に下山モード。一気に下っていくと後沢乗越に到着。大倉に下山したい人はここで左折です。看板を見落とさないように。私は寄方面なので真っ直ぐに進んで栗ノ木洞へ。ところが、取り付きからの標高差は100m程度ですが傾斜がキツく、ここまで散々酷使してきた脚にはかなり堪えました。這う這うの体で山頂に着くと、(おそらく)米国人の方が大倉方面から登ってきました。どうやらこの山頂に着いた後、大倉方面に進んだが、道は荒れてるし傾斜がきつすぎてとても下りられないので後沢乗越に引き返すとのこと。標識には「大倉方面 上秦野林道 約50分」とありましたがどうやら通行不能のようです。
バス停を目指して栗ノ木洞をスタート。ルート上には「寄バス停」という標識が要所要所にあるので安心です。櫟山(くぬぎやま)、林道交差点を過ぎ、鉄塔をくぐった先で目の前に茶畑の広がる休憩所に到着。が、ここに「寄バス停」の標識がない・・・。左に行くと土佐原集落、右の茶畑の方に行くと宇津茂集落との表示。道が明瞭な左に進んでみたんですがこれは遠回り。ここは右が正解でした。どっちに行ってもバス停に行けるからかもしれませんが、わざわざ遠回りする人はいないので「宇津茂集落・寄バス停」と書いておいてほしかったです。
というわけで、念願のルートをようやく踏破完了。行動時間7時間半というのは、いつもと同じ程度ですが、アップダウンのきつさで完全に脚に来てしまいました。ふくらはぎではなく、特に太ももがプルプル。体調が良い時でないとこのルートはキツイです。
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装備・携行品
シャツ | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター |
水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 修理用具 | 医療品 | ロールペーパー | 行動食 |
テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール |
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