行程・コース
天候
1日目:風雨強し、2日目:曇り夜雨、3日目:曇り夜雨、4日目:曇り、5日目:曇り
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
東京駅八重洲口バスターミナル5番22:40発さわやか信州3列シート
東京駅までは三田線。地下行幸どおりはコロナのため通行止め。
上から行く。
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(06:07)・・・河童橋(06:12)[休憩 5分]・・・明神(07:06)[休憩 5分]・・・徳沢(08:16)[休憩 10分]・・・2000mの平(10:08)[休憩 10分]・・・長塀山(12:56)[休憩 10分]・・・妖精ノ池(13:41)[休憩 10分]・・・蝶ヶ岳(14:16)[休憩 660分]
【2日目】
蝶ヶ岳(06:47)・・・妖精ノ池(07:20)・・・長塀山(08:00)[休憩 10分]・・・2000mの平(10:48)[休憩 10分]・・・徳沢(12:26)
【3日目】
徳沢(07:00)
【4日目】
徳沢(09:47)・・・明神(10:57)[休憩 10分]・・・河童橋(11:56)
【5日目】
河童橋(12:00)・・・上高地バスターミナル(12:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回の目的は、蝶、常念、大天井、槍のテント縦走と美しい星野写真の撮影という二兎を追ってしまった。カメラ系の持ち物として、デジカメ、α7Ⅱ、レンズ広角とズーム各一本、Anker大容量バッテリー、α7Ⅱ用バッテリ―4個、CASE PLAY(α7Ⅱ用外部電源供給機構)、レリーズ、レンズ結露防止電熱線。通信、GPS機材として、スマホ、ガラケー、OREGON、Foreathlete945。娯楽用にipod nano、 ブルートゥースイヤホン。それらの電源コード。
結論は重量オーバー。水なし、靴抜きで21㎏。結局蝶が岳のテント場で1泊したものの、見事に敗退して、長塀山コースピストンとあいなってしまった。
バスターミナルで、登るための準備中に雨。結構強かったので全部着込むが、すぐに小降りになったため、ザックカバーとスパッツとモンベルの傘で対応することとした。
荷物の重さのせいで全ての方に抜かれる。それは考慮済み。明神、徳澤と進みいよいよ登りに。心拍も爆上がり…のはずがForeathlete945君は何を勘違いしたか、半分ほどの脈拍ぶり。
それよりも50分も歩けない。休み休みとなる。昼飯は行動食としてバナナチップスとレーズンナッツミックス。これはこれで良かったが、量が足りなかった。かなりの発汗で水が飲みたくなる。徳沢まで500ccのお茶で対応し、徳澤で1リットルと500mlの水を補給したが、蝶につくまでにほぼから状態。蝶の直下のくぼ地で雷鳥親子目撃。前のパーティがボディランゲージで教えてくれた。写真休憩。その後直下でザックを置くが、持ちあげる時にもるでカメが裏返しになったようにもがく。上は風が強い。疲労もあり、メスナーテントが一人で建てられなかった。荷物をテント内に納めれてからスタートすべきだったし、四隅を仮止めしてからスタートすべきだった。ペグダウンはできなかったので石で確実に飛ばされないようにすべきだった。よその人が手伝ってくれたおかげで何とか設置完了。テントを立てるときに雨がやんでいたのは幸いだった。夜に飛ばされるとやばいので、石を集めるだけ集めて、張綱をすべて固定。張綱をすべて新調したのが幸いだった。
夜は風と雨が交互に襲った。睡眠不足と過度な運動で、妙なところがつった。指やわき腹など。これで撤退を決めた。ミラーレスは出番なし。
翌朝、雨はあがったが風は強い。ただ、時折槍や穂高が見える。せっかくなので稜線に出てタイムラプスを仕掛ける。スタンダードで1秒間隔の撮影で240枚。約4分の撮影時間で10秒程度の映像に仕上がる。ブロッケンも出る。その後二度と槍も穂高も顔を出さなかった。
登山で登りと下りはどっちがきついか・・・・。結構難しい問題だが、今は素直に下りと答えられる。夜と朝の食糧しか軽くなっていないし、水は2リットル補給し、なおかつテントを始めフライやグランドシートも水分を含んでおり、1日目同様の重さだろう。しかも疲労が加わっている。常念までのアップダウンは徳沢でのダウンより楽かもしれない。しかし岩稜でのバランス維持が可能か・・。下る前はやはり下りは楽だと勘違いしていた節がある。コースタイムの状況をご覧いただきたい。明らかに下りの方が時間がかかっている。長塀尾根の道の特徴かもしれないがそれなりに急こう配で、特に下る場合は慎重にくだらないと、つまずきスリップなどの原因になる。事故は明らかに危険個所と言うよりは普通の道に潜んでいる。名言である。木の根や草の葉などに隠れている石など目に入りにくい危険物が満載である。
ザックの背負い方も勉強になった。自分はどうしても方で背負う癖があるようだ。長く歩いて早くきつくなるのは、疲労よりも方の痛みである。腰にもっと分散させればよいのだが、その具体的方法がよくわからない。試行錯誤の上、ハーネスを少し緩め、後ろ重心にしたところ、腰に力が分散される気がした。但し、背中に密着していない分、左右に振られる感もある。ストック派ではないがあえてストックを使う。ザックのあげおろしが嫌なので立って休む。1800mくらいからようやく蝉の声がし始めるのがまだまだ降りる。さらに高度を下げていくがなかなか徳沢の小屋が見えない。1500m近く降りてようやく小屋が見えて。結果的に今回のピストンが終了した。
今回は大いに反省すべき点がいくつもある。まずは登山形態というか目的の明確化。そして重量の軽量化。大いに反省して次の山行に生かしたい。
フォトギャラリー:3枚
雷鳥の家族。蝶が岳の長塀山側直下のくぼみ。
ブロッケン現象
2日目の朝一瞬の晴れ間に撮った槍・穂高連峰
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
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