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猿倉→白馬岳→雪倉岳→朝日岳→蓮華温泉

白馬岳、雪倉岳、朝日岳、蓮華温泉( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (tok009 さん )

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行程・コース

天候

初日:ガス→小雨→晴れ、夜間強風、2日目:強風、ガス→小雨→曇り、3日目:晴れ、小雨→晴れ

利用した登山口

猿倉   蓮華温泉  

登山口へのアクセス

バス
その他: 白馬八方BC→猿倉 バス ¥950
蓮華温泉→平岩駅 バス 運賃¥1210+荷物¥310

この登山記録の行程

【1日目】
猿倉(06:47)・・・白馬尻(08:05)[休憩 32分]・・・葱平(11:42)[休憩 22分]・・・村営頂上宿舎(16:26) 幕営

【2日目】
村営頂上宿舎(06:00)・・・白馬山荘(06:34)・・・白馬岳(07:03)[休憩 8分]・・・三国境(07:41)[休憩 13分]・・・鉱山道分岐(08:28)・・・雪倉岳避難小屋(09:35)[休憩 15分]・・・雪倉岳(10:59)[休憩 15分]・・・水平道分岐(14:55)・・・朝日小屋(17:21)  幕営

【3日目】
朝日小屋(04:27)・・・朝日岳(06:00)[休憩 22分]・・・千代ノ吹上(06:54)[休憩 2分]・・・白高地(07:11)・・・花園三角点(09:40)・・・白高地沢出合(11:24)・・・瀬戸川出合(12:56)・・・兵馬ノ平(14:22)・・・蓮華温泉(15:50) 幕営

【4日目】
蓮華温泉(07:00/8:10)

コース

総距離
約29.7km
累積標高差
上り約3,413m
下り約3,169m
コースタイム
標準19時間25
自己30時間14
倍率1.56

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

全行程、通行に支障なし。朝日岳は途方もなく遠かった。

初日:猿倉→白馬頂上宿舎
白馬尻小屋は解体された状態。水は汲めない。トイレは使用できる。
葱平近辺で大雪渓から夏道に上がるが、暫くは道が荒れていて進路が判りづらい。杓子尾根下では落石の音が絶えず聞こえていた。小雪渓は派手に壊れていて通行不可。大轟音を立てて水が滝のように流れていた。頂上宿舎のテント場は以前よりも岩屑が増えて適地が少なくなった気がする。
長野県山岳警察が明るいうちの到着が心配な登山者を見守りながら上がってきていたが、私も心配されていたようだ。
長野県山岳警察様、見守っていただき、ありがとうございました。アミノ酸は良く効きました。

2日目:白馬頂上宿舎→白馬岳→三国境→雪倉岳→朝日平(朝日小屋テント場)
台風8号の動向が気になり、下山するか、続行するか、迷っていた。
台風8号が東寄りに進むと6時前にスマホで知り、続行を決めるが、この時点で計画より2時間遅れ。

携帯の電波があるのは白馬岳まで。白馬岳から先は携帯の電波はない。何かあっても電話で救助要請はできないし、エスケープもない。全て自力で下山できないものは、この先に入域すべきではない。

天候は、晴れ、弱風だったが、三国境を過ぎるとガスが濃くなり、強風が吹き続けた。
雪倉岳避難小屋の手前で小雨が降り始め、避難小屋で上下雨合羽を着る。その後、雨は時折パラパラ降る程度だったが、強風(平均5~6m/秒)に絶えず吹かれ続ける。

雪倉岳避難小屋からは登りで朝日平まで、とにかく遠く感じた。
水平道に近づくにつれて天候は回復した。

水平道は、実際には300mくらいの登り。基本的に樹林のトラバースだが、妙高山のように笹を刈った斜面の道もあり、歩きづらい。
朝日平のテント場は広い。水は豊富。トレイは和式ポットン。紙は備え付けられていない。
途中、山岳パトロールを兼ねる小屋スタッフの往復パトロール中に声をかけられた。
小屋に到着し、テント場の受付をしてもらいながら、遅い出発と到着にしっかりと注意を受けた。
ご心配をおかけしたようで申し訳なく思う。

3日目:朝日平(朝日小屋テント場)→朝日岳→蓮華温泉
朝日岳と五輪山に沿った道は湧水が豊富で道は大部分がぬかるんでいるが、多くの部分が木道で整備されている。雪倉岳や朝日岳周辺から蓮華温泉まで、とにかく花の種類が多く、癒される。
ただ、朝日岳から蓮華温泉までも、とにかく遠く感じられた。
蓮華温泉到着後、温泉の内湯で汗を流す。いつか外湯にも浸かってみたい。

4日目:朝一番のバスで平岩駅に下山

Garmin eTrex20の記録
            DAY1  DAY2   DAY3  DAY4  計
沿面距離  (m)    7,550  13,756   14,579  862  39,488
累積標高↑(m)     2,115  1,381   1,660   72   5,228
累積標高↓(m)      702  1,955   2,246   64   5,067
時間           9'38"  11'21" 11'28"  0'21" 32'51"

写真:https://www.flickr.com/photos/tok2009/albums/72177720301795005

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フォトギャラリー:44枚

タカネナデシコ

様々な花が咲いている

奥に鹿島槍

三国境への下り。朝日岳(奥中央)は遠い。三国境から左に雪倉岳、朝日岳への縦走路が、右に小蓮華山から乗鞍岳への縦走路が続く。

三国境への下り。朝日岳(最奥左)は遠い。三国境から左に雪倉岳(奥中央)、朝日岳への縦走路が、右に小蓮華山から乗鞍岳への縦走路が続く。

中央に小蓮華山、乗鞍岳

穂になったチングルマ。場所によってはまだ花のものもあった。

お花畑

小桜

シャジン

シャジン。先ほどのものと葉の形が少し違う

悪天候時のお約束。雷鳥のファミリー。3羽いて1羽がしばらく道案内してくれた。

朝日岳。まだまだ遠い

朝日岳、やはりまだまだ遠い

キヌガサソウ

左:白馬岳、中央やや左:白馬鎗ヶ岳

左:白馬岳、中央やや左奥:立山、剱、中央最奥:白山

左:白馬岳、中央やや左奥:立山、剱、中央最奥:白山

遠くに剱と立山

右端に焼山と火打山

中央やや左に焼山、火打山、妙高山、中央奥に乙妻山、高妻山、右やや手前、左から乗鞍岳、小蓮華山、大日岳、雪倉岳、白馬岳、白馬鎗が岳

中央やや左に焼山、火打山、妙高山、中央奥に乙妻山、高妻山、右やや手前、左から乗鞍岳、小蓮華山、大日岳、雪倉岳、白馬岳、白馬鎗が岳

中央奥に焼山、火打山、やや右に妙高山

左に小蓮華山、その手前に雪倉岳、中央に白馬岳、白馬鎗が岳

遠くに剱と立山

中央奥に焼山、火打山、やや右に妙高山

中央やや左に白馬岳

手前に穂になったチングルマ、中程にフウロ

チングルマとフウロのお花畑

赤い穂はカライトソウ

栂海新道との分岐、吹上

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア レインウェア 登山靴 バックパック 水筒・テルモス
ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
修理用具 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー
ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン トレッキングポール
GPS機器 ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー
カトラリー

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登った山

朝日岳

朝日岳

2,418m

雪倉岳

雪倉岳

2,611m

白馬岳

白馬岳

2,932m

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