行程・コース
天候
初日:晴れ時々曇り 2日目:曇り、小雨 3日目:晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
沢渡バスターミナル前の第三駐車場に駐車 1日700円
この登山記録の行程
【1日目】
河童橋(06:40)・・・明神(07:20)・・・徳沢(08:15)・・・横尾(09:20)[休憩 15分]・・・本谷橋(11:15)[休憩 10分]・・・涸沢(13:30)
【2日目】
涸沢(07:10)・・・ザイテングラート取付(08:40)・・・穂高岳山荘(09:30)[休憩 20分]・・・奥穂高岳(10:50)[休憩 20分]・・・穂高岳山荘(11:30)[休憩 10分]・・・ザイテングラート取付(12:05)[休憩 5分]・・・涸沢(13:50)[休憩 30分]・・・本谷橋(14:45)[休憩 10分]・・・横尾(16:20)
【3日目】
横尾(06:25)・・・徳沢(07:05)[休憩 5分]・・・明神(07:55)[休憩 5分]・・・河童橋(08:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
◆1日目 晴れ時々曇り 25度前後
沢渡バスターミナル前の第3駐車場に駐車して上高地へ。
上高地から横尾までは3時間ひたすら林道歩きです。長すぎてもうあの林道は歩きたくないというかたもいますが、綺麗な川とつり橋、徳沢園での休憩(私は素通り)など見るところはたくさんあるのと、きつい坂はないので飽きずに気持ちよく歩けました。雲取山のほうが修行だと思います。横尾まではほとんど日陰な為、長袖が嫌いなかたは半そで半ズボンでもいいと思います。
横尾から涸沢ヒュッテまでもきつい坂はありません。
〇涸沢ヒュッテ 4人の相部屋 18度前後
水 無料
充電 無料 コンセントいっぱいあり
トイレ 宿泊者は無料 ウォシュレット無し
乾燥室あり
夕食 1回目17時 2回目17時50分 消灯21時 朝食 1回目5時15分 2回目6時
写真を撮るなら涸沢小屋よりも涸沢ヒュッテのほうが構図としては良さそう感じはしました。
夕食も朝食もご飯はおいしかったです。朝食の弁当変更も可能です。
相部屋の場合はいびきがうるさい人が隣だと音に敏感なかたはきついですね。そんなかたは個室もあるようです。
奥穂高山荘でコロナ陽性者が出たとのことで前日から月末あたりまで閉鎖されたことにより涸沢ヒュッテの宿泊者は120人ぐらいだったようです。私が2日前に予約した時点では60人でした。
◆2日目 曇り、小雨 18度、山頂は15度ぐらい?と風が若干強め。
朝5時のモルゲンロートはまったく見れず・・・。残念。
すべての天気予報で前日夜から朝は晴れ予報で、みんなが見ているAとかCとかの予報もすべてAだったのに・・・ さらには朝から小雨がずっと降り続いてるし・・・
こんな時はさまざまな判断を的確にして危険を回避しながら楽しむことを考えましょう笑
もちろんですが念の為の防寒、雨対策は晴れ予報でもしっかり準備してあります。
朝食を食べて少し待ったのですが天気もあまり回復しそうになかったので、ゆっくりしてから下山しようかとも思いましたが一瞬雨が止まったように感じたのでせっかくなのでとりあえず行けるとこまで行ってみようと思い登ることにしましたが登り始めて30分後にはまた小雨が降りだしました。
ザイテングラートとその前後はすごい急なわけではありませんが岩場が多く、踏み外すと危ないかしょもあり、鎖に関しても素手だとグリップがきかなくすべって危険だなと思いました。
数段の梯子もありましたがここもちょっとすべりました。
とにかくしっかり3点確保しなかがらいけば問題はないかと思います。
朝食前も朝食後も涸沢ヒュッテから結構な人数の先行部隊が雨具を来てどんどん出発してるのを見ましたがあまりすれ違う人がいなくて不思議に思っていたのですがあとあと聞いたらほとんどがザイテングラートで引き返して下山したとのことでした。
穂高山荘で15人ぐらい休憩して雨の様子見をしてましたが(売店等はすべて閉鎖中)ほとんど山頂へアタックしている人はおらず、降りてきている人もあまりいませんでした。
穂高山荘からの登り初めの15分ぐらいの斜度がきつく、落ちたら大怪我確実ですねという感じなのですが、私の荷物がカメラを含め10キロぐらいあり、それを背負ったまま登ろうとしたら開始2分ぐらいかなりすべって落ちる可能性もあるなと思ったので(雨じゃなかったらそのまま登ってます)あきらめて穂高山荘に戻りちょっと休んで帰ろうかと思っていたら60歳すぎの女性2人組がこのまま待ってても天気も回復しないので登る!ということだったので私も荷物を置いて一緒に登ることにしました。10キロの荷物を置いたら体の軽さが全然違い、斜度がきつところもまったく問題なく登れました。
気温は15度ぐらいだったと思いますが小雨と風が強く体感は10度ぐらいだったかもしれません。雨具がないと確実に低体温症になると思います。装備があまく、風が強くて寒さに耐えられないので山頂目前で引き返したというかたもいました。
私は結局60歳代の女性3人を引き連れて計4人パーティで無事山頂まで行けました。穂高山荘までもゆっくり降りて無事到着できましたが一人だと確実に山頂には行ってませんので「行く」と言ってくれた女性のかたがたに感謝です。穂高山荘到着後は逆に感謝してもらいお礼におかしを頂きました。ありがとうございました。途中数組としかすれ違いませんでしたので穂高山荘で休憩していた半分は山頂まで行かないで下山したのかと思います。
下山はザイテングラート付近が注意して歩かないと遭難及び滑落の危険があるなと思いました。しっかりとまる印、ばつ印が書いてありますので常に気を付けて歩きましょう。
晴れだと初心者でも問題ないかと思いますが雨だと中級レベルぐらいにはなるのかというのを再認識しました。
2日目も涸沢ヒュッテ泊でモルゲンロートを見たかったのですが天気が微妙な感じだったので横尾山荘に宿泊することにしました。
〇横尾山荘 4人相部屋 23度前後
水 無料
充電 無料 部屋に1か所 ロビーに5個
トイレ ウォシュレットあり 消灯後も電源は切れず24時間ウォシュレット使えます。
乾燥室あり
夕食 1回目17時30分 消灯21時 朝食5時30分 弁当変更可能※パン等の詰め合わせ
風呂 16時~20時まで シャンプー等は使用不可
コーヒー デロンギのマシンで豆から引いてます。
ここの山荘はとにかく綺麗なことと風呂に入れるのが最高で疲れた体にはかなり効きました。水も冷たいので周りに迷惑がかからなければ温冷交代浴も可能です。冷はシャワーのみですが。夕食もおいしかったです。
◆3日目 晴れ時々曇り
朝食を食べた後、上高地まで3時間。途中猿がいました。
沢渡バスターミナル下車後はすぐ近くの梓湖畔の湯(さわんど大橋の隣)に行きました。10時のあさいちでしたが貸し切り状態でした。スタッフに聞いたら「今日は本当にたまたまで、いつもはかなり混んでて入るのを待ってもらってる時もある」とのことでした。午前中は下山のお客様、夕方はキャンプ帰りのお客様で混むそうです。
温泉の質はまずまず、眺望は最高でした。
◆総評
晴れ予報が雨になりかなり予定外でしたが逆にそれを楽しんだことでかなりの達成感がありました。北岳で雨でかなり痛い目にあった経験からその後は雨対策だけは絶対に怠らないようにしていたのが功を奏したのかもしれません。靴も防水スプレーをしっかりすることにより極力中まで浸透するのを抑えることができました。バックは雨カバーの下まで若干濡れていましたが中まで浸透はしてきていませんでしたのでそのままにしましたがそれ以上の場合はでかいビニール袋に服を入れてそれをバックの中に入れるというのをすればまったく濡れません。
ザイテングラートで引き返したかたもそのまま登ったかたも問題なく下山しているのであれば判断は間違ってないかと思います。私もいい経験になりました。
みなさんも楽しんで登って下さいませ。
フォトギャラリー:7枚
涸沢ヒュッテ
朝の上高地 河童橋
途中の風景 綺麗な川
穂高山荘から奥穂 梯子 画像右上の若干赤いのが穂高山荘
涸沢ヒュッテ 朝5時 モルゲンロートはまったく見れず。
涸沢ヒュッテ 夕食
横尾山荘 夕食
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
カメラ | 登山計画書(控え) | 修理用具 | 医療品 | ロールペーパー | 行動食 |
トレッキングポール | ライター |
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