行程・コース
天候
初日:曇のち晴、2日目: 晴れのち曇
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
御池駐車場 (翌日は沼山峠に下山し、シャトルバス(600円)で御池駐車場まで戻って車を回収)
この登山記録の行程
【1日目】
御池(07:30)・・・広沢田代(08:10)・・・熊沢田代(08:50)[休憩 4分]・・・俎嵓(09:48)[休憩 10分]・・・柴安嵓(10:15)[休憩 26分]・・・燧ヶ岳分岐(12:38)[休憩 10分]・・・見晴(下田代十字路)(12:58)・・・竜宮十字路(13:27)・・・牛首分岐(尾瀬ヶ原三又)(14:07)[休憩 5分]・・・牛首(14:14)・・・山ノ鼻(14:48)
【2日目】
山ノ鼻(05:53)・・・至仏山(07:57)[休憩 21分]・・・小至仏山(08:47)[休憩 3分]・・・オヤマ沢田代(09:07)・・・鳩待峠(09:59)[休憩 21分]・・・横田代(11:07)[休憩 3分]・・・アヤメ平(11:40)[休憩 2分]・・・富士見小屋(11:57)[休憩 7分]・・・富士見峠(12:08)・・・白尾山(12:41)[休憩 2分]・・・皿伏山(13:52)[休憩 7分]・・・大清水平(14:32)[休憩 3分]・・・皿伏山分岐(14:46)・・・三平下(15:01)・・・尾瀬沼東岸(15:15)[休憩 5分]・・・大江湿原(15:29)[休憩 15分]・・・沼山峠(16:04)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
全長40km、テントでの1泊2日による尾瀬周回山行。まず初日は御池から燧ヶ岳を目指す。前日までの雨もあってか登山道は所々泥土が多く足を取られたが、広沢田代、熊沢田代と程よく小休止しながら進む中、尾瀬らしい高層湿原に気分が上がってくる。東のピーク・俎嵓からは尾瀬沼が、西のピーク・柴安嵓からは尾瀬ヶ原の全貌とその先に聳える至仏山の眺望を堪能。1日目のピークを過ぎれば、初日の残りの行程はゆっくりと尾瀬ヶ原の中を進み自然美を味わうこと。池塘越しに見る周囲の山々、ウメバチソウ、ヒツジグサなどの植物を観賞し、至仏山荘テント場へ。周囲の眺望はないテンバだが自炊場、トイレとも近く、使い勝手は良い(この時期の土曜日で25張ほど)。翌日、この日もいきなり朝から2日目のピーク・至仏山を目指すことになるが、前日同様に泥土を踏みながら、そして至仏山特有の蛇紋岩で足場が滑りやすい中での登りとなる。登攀中に振り返ると、尾瀬ヶ原に残る朝靄が綺麗であった。至仏山のピークでは周囲360度の大展望が味わえる。谷川連峰、越後三山、武尊山、その先の富士山と、見ていて飽きることのない景観を充分堪能したあとは、滑りやすい蛇紋岩に注意しながら小至仏山へ縦走を開始し、沼山峠(下山口)までのロングトレイルへ。この先の見所は鳩待峠を越えてからの横田代、アヤメ平から池塘越しに望む燧ヶ岳と至仏山。この辺りまでが、今回のルートで自然美が味わえるポイントとなり、あとは尾瀬沼までひたすら樹林帯のアップダウンを繰り返すことになる。足に疲労が出てくる中での皿伏山への急登は厳しかった。特に富士見峠から尾瀬沼までの区間、登山道には随所にピンクテープが設置され刈り払いもされており迷うことはないが、日曜日の12:00〜15:00に通過したにも関わらず一人の登山者とも出会わなかったことから、ほとんど人が歩いていないと思う。眺望がない中での樹林帯のトレイルとなるため、殆どの人は富士見峠から尾瀬ヶ原に降りているのではないだろうか(もしくは、鳩待峠⇄アヤメ平のピストン)。沼山峠では何とか17:00のシャトルバス最終の一本前(16:30)に間に合い、帰路についた。
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